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エゾライチョウ

エゾライチョウ

オジロワシ先生
今回は「エゾライチョウ」について紹介するぞ

 

シマちゃん
はーい先生!ところで「エゾライチョウ」ってライチョウの仲間なの?

 

オジロワシ先生
シマちゃんか、君は本当に勉強熱心だね。まずはそこから説明しようかな。

 

エゾライチョウとは

エゾライチョウ

エゾライチョウは漢字で書くと

蝦夷雷鳥

となります。

エゾライチョウはその名のとおり、「蝦夷=北海道」に棲む雷鳥の仲間です。

分類は「キジ目ライチョウ科」に属します。

英名は「Hazel Grouse」です。

本州に生息する国の特別天然記念物「ニホンライチョウ」(Rock Ptarmigan)とは異なり、羽の色は変化しません。

本家のライチョウは夏は茶色っぽくで、冬は真っ白でふっくらとしていますよね。

参考:ニホンライチョウ

参考:ニホンライチョウ

 

エゾライチョウは一年を通して羽の色は変化しないようです。

また、羽色が変化するライチョウを英語圏では「Ptarmigan」と呼び、変化しない種は「Grouse」と呼んで区別しているようです。

体長は?

体長はウズラよりも大きいくらいで、翼長が約17cmとなっています。

体重はオスとメスの差はなく、350~450g程度です。

 

分布は?

ユーラシア大陸

出典:google map

エゾライチョウは世界で見るとユーラシア大陸に広く分布しているようです。

日本ではその名のとおり「北海道」のみに生息しています。

北海道

出典:google map

北海道の全域に生息しています。

 

生態は?

僕が初めてこのエゾライチョウを見たのはもうかなり前のことです。

秋の低山を登山している最中に、15mほど離れた見通しの良い登山道を「チョコチョコ」と歩いている鳥に出会いました。

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その鳥は、一瞬止まってこちらの様子をうかがったりもしていたのですが、すぐに警戒したようでスタコラサッサと速足で登山道を登っていきました。

僕はかなり驚きました。

飛ばないのかい?」と。

そして、

登山道を歩く鳥なんていたんだ?」と。

そのころはコンパクトデジカメ(コンデジ)で風景のスナップ写真を撮っていたのですが、急いでポケットからカメラを取り出して、何とか撮るには撮れました。

そしてその後、野鳥に詳しい方にこの写真を見てもらい、その鳥が「エゾライチョウ」だとわかったのです。

※現在その頃に撮った写真を探しています。何処に行ったものか・・・

この時は、僕も鳥の後ろを付いていくように歩いていたので、エゾライチョウはそのうちに林の中に飛び去ってしまいました。

直線的にかなりのスピードで飛び去ったことを覚えています。

 

その後はすっかりこの鳥のことが気になるようになって、登山するたびに探すようになったのですが、しばらくして初冬の山で再開することができました。

摩周岳山頂付近から見る切り立った崖

摩周岳山頂付近から見る切り立った崖

ちなみにこの上の写真「摩周岳」の頂上付近で見ました。

その時は木の枝に留まっていて、やはりこちらを警戒していたようですが、しばらくの間その姿を見せてくれました。

持っていたコンデジのズームで拡大して写真を何枚か撮りましたね。

※この時の写真も現在探し中です。

今なら、超望遠ズームでもっと奇麗に撮ることができるのですが、野鳥との出会いは一期一会ですから、その一瞬が大切なんですよね。

その後も比較的標高の高い場所で彼らの姿を見ることができました。

その中でも一番印象に残っているのは、雌阿寒岳の登山口付近で「人を恐れない」エゾライチョウに出会ったことです。

おそらくつがいだったと思いますが、こちらを気にすることなく2羽で一所懸命に地面の餌をついばんでいました。

その時の僕は「スマホカメラ」しか持っていなかったのですが(トレイルランニングの目的)、近寄って動画を撮った思い出があります。

写りはかなり悪いかったですけどね(汗)
(たしかiPhone5だったような)

こちらはエゾライチョウの鳴き声の参考動画です(約42秒)


(出典:https://www.youtube.com/watch?v=NO-argxKzZs)

そう考えると、彼らの生息域は標高が比較的高い場所で、主に200~800mだと言われています。

たしかに低山を登山しているときに、そのスタート地点から中盤の山道で見かけることが多いです。

夏場は木の上をねぐらとして、冬になると雪に深い穴を掘って暮らしているようです。

 

エゾライチョウは狩猟鳥

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オジロワシ先生
シマちゃん、このエゾライチョウはね、狩猟鳥として指定されているんだよ。

 

シマちゃん
えっ?野鳥を狩猟することなんてできるの?

 

オジロワシ先生
そうなんだ。狩猟という文化が昔からあるんだけど、現在28種類の鳥がそれに該当するんだよ

 

シマちゃん
文化かぁ。鳥のはく製だったり、駆除や食用だったりと、人間の都合でそういったことがあるんだね

 

オジロワシ先生
そう、その中でも「ウズラ」については数が減ってしまったので狩猟鳥から除外されたんだよ。エゾライチョウも以前に比べるとかなり数が少なくなってきているから、除外される可能性はあると思う。

 

シマちゃん
そうだね、生息数が多いのなら問題ないのかもしれないけど、少なくなってきたことがわかったのなら、早めに除外して欲しいなと思います。

 

オジロワシ先生
ウム・・・。ワシらもこれから注意深く見守っていかなければならないようじゃな。

 

エゾライチョウについては現在、その数が減ってきていることが懸念されています。

環境省RDB(レッドデータブック)では、

「情報不足」という分類になっています。

一方、北海道RDBでは、

「希少種」に指定されています。

 

RDBとは?

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RDB「レッドデータブック」とは、

絶滅のおそれのある野生生物に関する保全状況や分布、生態、影響を与えている要因等の情報を記載した図書である。
Wikipedeiaより

つまりこのRDBに載ると、保護対象となります。

特別天然記念物のタンチョウなどは有名ですよね。

 

また北海道独自の北海道RDBでは「希少種」となっています。

北海道でも2001年に「北海道の希少野生生物 北海道レッドデータブック2001」というタイトルで発行されました。今、北海道のどんな生き物に絶滅のおそれがあるのか、そして守らなければならないのかをより多くの人々に知ってもらうよう作成されたのが、北海道版レッドデータブックです。

引用:北海道RDBより

エゾライチョウは希少種として保護対象となっているのに、未だに「狩猟鳥」にも指定されているのは矛盾しているとも感じます。

→参考サイト:北海道RDBカテゴリー

減少の主な理由として考えられるのは「キタキツネの増加」とも言われていますが、1950年代までは「乱獲」され食肉用に輸出されていた経緯もあるようです。

それでも僕は今までに、この「エゾライチョウ」には結構出会えているので、これからも彼らを見守っていきたいと思っています。

写真もこれまで色々と撮影してきましたが、整理が追いつかなくて現在探している最中です。

見つかり次第、投稿したいと思います。

エゾライチョウの写真

エゾライチョウ③ 2015年5月

エゾライチョウ③ 2015年5月

 

エゾライチョウ② 2015年5月

エゾライチョウ② 2015年5月

 

2015年5月

エゾライチョウ① 2015年5月

 

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公開日: