野鳥の撮影を考える~ブラインドテント改造編 - 幸せカメラ.net

幸せカメラ.net

素敵な一瞬を信頼できるカメラで

野鳥の撮影を考える~ブラインドテント改造編

      2016/06/22

ファイル_004

前回の「初の実戦投入」でテントそのものが目立っていたのでは?という事実を発見(笑)

こんばんは。

昔からホームセンターが大好きなKENです♪

今回は野鳥撮影に使いたい「ブラインド用テント」の改造について紹介したいと思います。

前回記事:野鳥の鳴き声を聞きながら~初めてのブラインド編 の中で僕が「ブラインド用の簡易テント」を導入したことをお伝えしましたが、実際に使ってみると、やや改良が必要だと感じました。

そこで天気の良い休日に、思うがままにサクサクと改造してみた模様を、今回はお届けしたいと思います。

これを読んでもらえたら、あなたの野鳥観察の新しい扉が開くかもしれませんよ♪

それでは参ります。

ブラインドテント用の椅子を入れ替える

NDS_2642

まずは椅子です(笑)

何故入れ替えたかと言うと、前回の2時間ちょっとの撮影で、「腰・背中・お尻」がとても痛くなったからです(汗)

→前回記事:野鳥の鳴き声を聞きながら~初めてのブラインド編

「これは長時間粘れないな・・・」

そう思い、行きつけのホームセンターで座り心地を確認しながら、勢いで決めたのがコチラです♪

NDS_2644

カラーはやはり自然に溶け込むグリーン系を。

ペットボトルと比べると結構大きいですね。

それでは立ててみましょう。

NDS_2645

はい、普通のキャンピングチェアですね♪

でも豪華な肘掛けがあって、メッシュのドリンクホルダーも左右にあります。

これは間違いなく快適でしょう!

■スペック価格共にこれと同等の商品です。

↓ ↓

NDS_2647

前回使った「携帯用イス」と比べると、大人と子供ですね。

これを見てもあの時の身体の痛さを思い出します(震え)

お尻がイスにすっぽりハマっていましたからね~あの時は。

花火大会の撮影の時はこれで1時間位なら耐えれたのですけどね。

それでは実際にテントの中に入れてみましょうか。

でもちょっと待ってクダサイ・・・デカくないですか?

イス・・・

NDS_2648

実は大きさ(高さ)はあまり気にしないで買ったので、(座りやすさ優先)テントの背丈をあまり考えていませんでした(笑)

これで座った時にテントの天井に頭が付くならちょっと笑えますよ、僕的には。

確認しますね。

NDS_2650

ギリギリセーフ!笑

身長178センチで座高が高めの僕ですが、座ってみるとテントの天井まではもう少し余裕がありました!

たしかテントの頂点で高さが「125cm」だったと思います。

ラッキーでした♪

でもかなり存在感を主張していますね、この椅子。

コレに座ったら気分は「監督」になれそうですね♪
(何の監督?)

テントの床面積が広めなので、そこはまぁ良しとしましょうか。

それでは次に「窓」を作っていきます。

観察用の窓を作る

NDS_2651

工具や材料が無造作に置かれています♪ ハサミやカッター・果物ネットやテープ類ですね。

「窓を開ける」という言葉は日常よく使いますが、「窓を作る」という言葉はなかなか使う機会がありません(笑)

僕自身42年の歴史の中で恐らく初めてではないでしょうか、使ったのは。

前回の実戦では「正面しか見えない」という寂しさを2時間体験しましたので、ここは思い切って「全方向」見えるようにしたいと思います。

でもやり過ぎは禁物です。

破壊」になってしまいますからね。

それでは「窓」を作る材料と工具を紹介します。

コレであなたも簡単に「窓」を作ることができますよ^^

まず工具ですが・・・

・カッターナイフ

・ハサミ

以上です(笑)

次に窓の材料ですが・・・

・養生テープ(粘着力の弱いテープで仮止めしたり、開けた窓を閉じたりするのに使います)

・防水ポリテープ緑色(接着性が強いもので、窓の切り口を強化します)

・両面テープ(網戸を固定します)

NDS_2657

左が「養生テープ」 右が「防水ポリテープ」です。

■マスキングテープは粘着力がとても弱いので、印をつけたりするのに役立ちます。

■養生テープも粘着力が弱いですが、材質はしっかりとしているので、貼ったり剥がしたりが何度も行えます。

その他には・・・

・果物ネット(網戸用に使いました)

・マスキングテープ(粘着力が弱く、窓のデザインをするのに使います)

・洗濯バサミ(仮固定に使いました)

材料と資材は以上です。

工具以外、全て揃えるのに1000円かかっていません。

ホームセンター通」ですからね、僕は♪

ホームセンターのテーマソングも歌えるぐらいですから♪

窓をデザインする

NDS_2653

言葉は格好いいですね、「窓をデザインする」とは。

これは椅子に座った状態で、レンズを突き出す高さで決めました。

大きさは適当です。

マスキングテープで窓の内枠を決めました。

そしてカッターで切断します。

NDS_2655

この時のポイントとしては、なるべく切れ味の良い刃を使いましょう、ということです。

僕のカッターの刃はやや問題がありましたが、それでも細かく滑らせることで、ややギザギザになりながら問題なく切ることが出来ました。

窓の向こう側の景色も撮ってみましたよ。

NDS_2654

綺麗ですね~新緑が♪

え?いらいない、この絵は。

はい、失礼しました。

続きまして、「網戸」を作ります。

NDS_2656

外から見るとこのような感じで「穴」が開いている状態ですから、「虫」が入ってないように、またブラインド効果も期待して網戸を貼ります。

NDS_2658

と、その前に、切ったテント生地のフチを「ポリテープ」で補強しています。

布テープでも問題ないと思います。

さらにこのテープを貼ったところに「両面テープ」で網戸を貼ります。
(両面テープはシッカリ貼らないで、四隅程度にします。レンズを突き出すことがあるので、その際に網戸を剥がすからです)

まずは果物ネットをチョキチョキとハサミで切ります。
(これが一番面倒でした)

NDS_2659

そして両面テープを数か所貼って、仮固定します。

この時に、網戸の隙間が気になるようであれば、粘着力の弱い「養生テープ」で塞いでもいいと思います。

テント生地は丸めて洗濯バサミで固定しています。

NDS_2660

内側からみるとやや雑ですが、外から見ると意外とスッキリしています。

洗濯バサミはデザイン性を考慮してこのあとすぐに外しました(笑)

■網戸用のメッシュはやはり専用のものが切りやすいし見やすいと思います。

同じように窓を作る

NDS_2663

鉄は熱いうちに打て」と云います。

イメージが湧いているうちにどんどん作業を進めました。
(やる気があるうちに、とも言えます)

最後の窓は、「下にメッシュの大きな開口があるからいらないかな?」と一瞬迷いましたが、「撮影」を考えるとやはり必要なので、すかさず切り込みを入れました。

NDS_2664

ハイ、勢いも手伝って「20分程度」で3つの窓が完成しました。

洗濯バサミは表から目立っていたので、粘着力の弱い「養生テープ」で丸めたテント生地を仮固定しています。

外からも見てみます。

NDS_2665

いいんじゃないですか、なかなか♪

この網戸が「迷彩柄」だったらもっと完成度が高くなりますね~。

「でも雨や風に弱いんじゃないですか?」

安心して下さい♪

雨風の強い時は使いませんので(笑)

それは冗談ですが、先ほどテント内側に丸めた部分を戻して、そとから防水ポリテープか養生テープで周囲を止めてあげれば、それほど気にならないと思います。

もし、本当に雨でこまるなら、前回記事に登場した「迷彩ポンチョ」を上からかけますので^^

→前回記事:野鳥の鳴き声を聞きながら~初めてのブラインド編

それでは実際にカメラをセットしてみたいと思います。

全方向撮影可能

NDS_2666

イイじゃない、これ!

実際に椅子に座ってカメラを構えてみて、僕はそう思いました。

三脚はマンフロットの「Befree」を使用しています。

→マンフロット三脚記事:僕がマンフロットの三脚「Befree」をおすすめする理由

カメラはニコンの「D500」で、レンズはニコン「200-500mm f/5.6」です。

テント内は狭いので、椅子の位置を変えなければなりませんが、全方位を撮影することが可能になりました。

コレで背後からの物音に怯える必要がなくなりました♪

表からも見てみます。

NDS_2667

目立たない・・・きっと

そう思いました。

実際はもう少しレンズをテント内に引っ込めたほうが良さそうですが。

そして、入り口を正面にしないことで、出入りの際も身を隠せるのではないかと想像しました。

まぁ、実際にフィールドではどこが前で後ろになるのかはわかりませんけどね。

でも水辺ならある程度は方向性が決まるので、「入り口は裏ですよ」というブラインドテントになりました♪

それと、これを作っている時に感じたのですが、それはテント内はとても「暑くなる」ということです。

熱中症に注意

ファイル_003

この窓を作っている時、直射日光が当たり陽射しもかなり強くて、テントの中がとても暑かったのです。

入り口は全開で、後ろのメッシュ窓も開いているのに、です。

「これは夏は厳しいかもな~」と思いながら窓を作っていくと、少しずつ涼しくなってきました。

そういった「熱中症対策」としても、この窓は有効だと思います。

これにプラスして、スマホ充電用のバッテリーで動く「USB小型扇風機」などを持ち込めば、意外と快適に過ごせるかもしれません。

あとは「木陰に設置する」というような工夫も必要ですね。

ただこのテントは、床面積が結構広いし、「床」自体があるので、設置場所が限られてしまうのが、やや問題です。

床がないほうが、自由に草むらでも設置できると思いますね。

もしかするとそのうち「床破壊」というレポートを紹介することになるかもしれません♪

でも床がないと今度は「虫」が気になりそうですが(汗)

まとめ

一年前の写真です

一年前の写真です

後は実戦でその効果や性能を検証しながら、改良を重ねていきたいと思います。

そういった中でこうして「ブラインド」を活用することにより、野鳥にストレスを与えずに「自然な姿」を撮れるのではないかと期待しています。

もっともこのテントを設置する場所が重要ですから、そういった撮影ポイントもこれから探していかなければなりません。

実はこのテントを改造したこの日は、あいにく撮影ポイントを見つけることができませんでした。

→この日の記事:北海道の観光~6月の新緑と生き物たち

その代わり、キタキツネやタンチョウと出会うことができて、とても満足できる一日ではありました。

ただし、先ほど書いたように、テントの設置場所を考えることは重要です。

例えば「野鳥を撮りたい」という僕自身の「エゴ」が強くなって、テント設営のために樹の枝を折ったり、草を刈り取ったりと、野生動物が暮らす自然環境を変えることは絶対にしたくありません。

あくまでも「自然に」「そのままで」をテーマに彼らの姿を見守ることができたら嬉しく思います。

それではこれからも「野鳥撮影」に大きな夢を持って、少しずつ取り組んでいきたいと思います。

 

長くなりましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました♪

■双眼鏡はコレを使っています。
3段階にズームすることが可能ですが、最大にすると手ブレが気になります。

 

■テントの中でも虫が気になるようなら、こういった物を使うのがオススメです。

■熊の気配がある地域でブラインドするなら持っておきたいグッズです。
イスの手すりのドリンクホルダーに常備したいですね♪
ただし、テント内で噴射すると、こちらが絶体絶命になります。
あくまでも外で、それも風上で使うことをオススメします。

関連記事

→:幸せ野鳥写真館をオープンします!

→:野鳥の鳴き声を聞きながら~初めてのブラインド編

→:野鳥を撮る時の距離感や間合いは?

→:野鳥撮影の機材~超望遠レンズ持ち運び編

 


 - 撮影技法, 野生動物 ,