幸運の彩雲に出逢う~GW最終日の奇跡 - 幸せカメラ.net - 2ページ

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幸運の彩雲に出逢う~GW最終日の奇跡

      2016/07/04

丘の上で見た彩雲

散策路を奥に進むと小高い丘の上に登ることが出来ます。

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僕はそこを目指して春の湿原を歩いて行きました。

なるべく音を立てないようにして。

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整備された木道は歩きやすく、夏の夜にはここでホタルを見たりもします。

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先へ進みたいけど、どうしても道草をしてしまいます(笑

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そして道はだんだん険しくなり、身体もどんどん暑くなってきました。

気温はたぶん13度前後だったと思います。

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そして急な上り坂を登っている時に、ふと「秋」のような斜面を撮影しました。

普段このような写真は撮らないのですが、なんで撮ったのか自分でもわかりませんでした。

でも、ちょっとこの風景を覚えておいて下さい。

あとでまた登場するので♪

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丘の上に登ると、急に太陽が顔を出して、不安定な空に「彩雲」を作ってくれました。

僕はいつも屋外ではサングラスをかけているので、意外と彩雲に気付くことがあります。

でも今日の彩雲はいつもとは違いました。

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「あまりにも鮮やか」

「そして美しい」

野鳥用にニコンD500と超望遠レンズのセットと、風景用にD750と標準ズームを持っていたので、広角と望遠で素速く空を切り取りました。

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「なんだろう・・・まるで鳥?」

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大きく、そして色鮮やかな雲は、まるで鳥が羽ばたくかのようなそんな形をしていました。

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そして雲は太陽を再び隠し、彩雲も消えていったのです。

それにしても、本当に綺麗でした。

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おむすびが坂を転がっていく

その後、強風で冷えた身体を暖めるように、来た道を引き返すことにしました。

動いていれば寒くはないですからね。

そして急斜面に差し掛かった時、コロンと、何かかが僕の足元に落ちました。

そして斜面をコロコロと転がっていきます。

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「あっ、レンズカバー!」

200-500mmの超望遠レンズのレンズカバーが外れてしまったのです。

そういえばちょっと緩いなぁとは感じていました。

そして反射的にそれを連写で撮るという、カメラマンならではのスキルがここで発動しました。

「待てー!僕のおむすび!」

と心の中で叫びながら(笑

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一旦加速し始めたおむすびは、その形状も手伝ってかどんどんスピードを上げていきました。

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そしてそれを必死に連写する持ち主。

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そして僕のおむすびは、えぐられたような斜面の向こう側へ消えていきました。

「これは見つからないかもしれない・・・」

そう思いました。

距離にして40m以上はカメラで追えましたが、その後見えなくなったので、もしかしたらずっと下まで落ちたのかもしれません。

枯れ葉もまだまだ多い時期でした。

そして何より下の方は湿原の谷地です。

水溜りに落ちてしまったらタブン見つからないでしょう。

「幸運の彩雲は一体何だったのか?」

そんな思いが頭をよぎりました。

でもこの急斜面は「つづら折り」のようになっていて、ジグザグに降りるので、もしかしたらどこかで止まっているかもしれないとも思いました。

そして「期待」しながら坂を下りました。

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「あった!」

約5分後、諦めかけていた頃にそれは見つかりました。

僕のおむすびは木の根っ子で止まっていたのです。

もしここで止まらなかったら、さらに急斜面を加速して、湿原の谷地に沈んでいたでしょう。

レンズキャップを落としてしまったことは間違いなく僕のミスで、そしてそれがこうして見つかったことは「幸運」だったのかもしれません。

「幸運の彩雲」

みんなにも分けてあげたいと思いました。

 KENのツイッター記事

そして奇跡が訪れる

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ホッと安心して、今度はレンズキャップを落とさないように、丁寧にカメラを扱いました。

散策路はだいぶ暗くなっていました。

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茂みから鳥の鳴き声が聞こえたので、カメラを構えると、そこには今まで見たことのない可愛らしい鳥がいました。

名前は・・・これから調べます♪

「今日は随分小鳥たちが近くにやってきてくれるな~」

なんて思っていると、突然自分のすぐ近くて小鳥の鳴き声が聞こえたのです。

「えっ?近い、近すぎる」

咄嗟のことに、どこにその鳥がいるのかわかりませんでした。

そして自分の肉眼のピントを手前に合わせていくと・・・

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「えっ?近すぎるでしょ、キミ」

僕の約2~3mのところにこの子は留まっていました。

200-500mmの超望遠レンズの最短撮影距離は「2.2m」ですから、ピントの合うギリギリのラインだったと思います。

そして普通ならここで飛び立つはずなのに、この子は動こうとしませんでした。

自然の中で、こうして野鳥がこんなに自分の近くに来たのは初めての経験でした。

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どれくらい近いかって?

この写真はノートリミングですが、拡大してみましょうか。

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「ドン!」

まだまだ行けますよ♪

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「ドーン!」

と、ちょっとピン甘ですが、こうして拡大しても問題ないくらい近くで撮影できたのです。

近くには兄弟か親がいるようで、しきりにこの子を呼んでいるようでした。

この子もたまにか弱い声で鳴くのですが、それでも動こうとしませんでした。

僕は少しずつ位置を変えて、様々な角度で沢山の写真を撮らせてもらえました♪

そしてしばらく経つと、シジュウカラの仲間たちがやってきて、賑やかにこの辺りで飛び回っていました。

今日はコレ以外にも、この後様々な野鳥が僕の前に現れてくれました。

今回は、記事が長くなったので割愛しますが、

・アカゲラ
・キバシリ
・コゲラ
・ゴジュウカラ
・ウグイス
・ハシブトガラ

などなど、夕暮れ前の湿原に沢山の小鳥たちが姿を見せてくれたのです。

シマエナガももう一度現れてくれました。

「なんて素晴らしい日なんだろう・・・」

まさに「幸運の彩雲」

朝寝坊して、何を撮って良いのかわからずに、テンションが低かった僕はもうそこにはいませんでした。

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そして日はどんどん傾き、湿原に夕暮れが訪れます。

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この後は水辺で夕焼けを撮影したのですが、今回は記事がすっかり長くなったので、次回にその模様を載せたいと思います。

まずはお疲れ様でした。

そして、最後まで見てくださってありがとうございました!

GW明けの通称「5月病」、軽くビビっていますが、週末の撮影で何とか乗り越えたいと思っています(笑

それでは♪

今回撮影に使用した機材
(リンク先はカメラのキタムラです)

D500は今回のGW期間でかなり使い込みましたが、今のところ「大満足」の評価です。
今まで撮れなかった瞬間を撮れるようになりました♪
ニコン D500 16-80VRレンズキット 《納期約1ヶ月》

メーカー純正の超望遠レンズは咄嗟の撮影にも活躍してくれました(笑
ニコン AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR

久々の登場でしたが、やはりフルサイズの「余裕」と「階調」は流石です♪
軽くて持ちやすいのも魅力です。
価格も相当こなれてきましたね♪
ニコン D750 ボディ

どんな場面でも解像感のあるクリアな写真を見せてくれます。
手ブレ補正とAFの速さも秀逸です。
ニコン AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR

 

 

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 - 釧路湿原, AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR, NIKON D500, 野生動物 , , ,