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スローシャッターで撮る春の川と撮影マナー

      2017/08/24

 

こんにちは。

アウトドア大好き人間なのに、極端に日焼けに弱いKENです(涙

先日撮影に行った際、春の柔らかい陽射しの中でも、油断すると肌や唇がビリビリと痛くなりました。

日焼け対策は大事ですよね。
(日焼け止めの塗り忘れでした)

さて、前回のスローシャッターの記事をきっかけに、春の川の流れを撮影してきたので、今回はその写真と気づいたことをまとめてみます。

 

やっぱり面白いスローシャッター

カメラ:NIKON D810 レンズ:SAMYANG 35mm F1.4 Aspherical(単焦点) 絞り:f/16 SS:6秒  ISO:100 焦点距離:35mm 三脚  RAW NDフィルター(400)+PLフィルター

カメラ:NIKON D810
レンズ:SAMYANG 35mm F1.4 Aspherical(単焦点)
絞り:f/16 SS:6秒  ISO:100
焦点距離:35mm 三脚  RAW
NDフィルター(400)+PLフィルター

 

こちら北海道道東の春はまだ緑がなく、見栄えのしない殺風景な景色が広がっています。

ただそんな中でも、小さな春を見つけたりすると嬉しくなります。

 

そして冬の間はあまり撮る機会のなかった、「春の川の流れ」はやはり素敵でした。

虫なども少なく、集中して撮影に臨めましたし。

雪融けの水で増水した冷たい水は勢い良く流れ、空気を含んで白く見える部分がスローシャッターで滑らかに写ります。

もちろん白くない部分もしっとりと写るので、川の流れはスローシャッター撮影でのオススメの被写体となります。

 

今回は、昼間の撮影でしたから、明るいということでNDフィルターを使用しております。

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NDフィルターで春の流れを撮る

春の空に太陽がしっかりと出ていたので、ND400をチョイスして、5秒以上のSS(シャッタースピード)を基本として撮影しました。

 

このシャッタースピードは好みの問題ですから、SS 1秒の世界が好きだったり、20秒が気に入っていたりと、表現方法は千差万別なので色々と試してみるのが楽しいです。

また、水面の反射やテカリを抑えるのに、PLフィルターも併用しました。

PLフィルターとは「偏光フィルター」のことで、水面の反射を抑えて水の中を見やすくしたり、空を撮影するときはコントラストを強めて「青」強調したりすることができます。

PLフィルターについては使い方やその効果が結構奥深いので、別記事でしっかりと取り上げたいと思います。

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まず撮影地に到着して目に入った、面白い木の間から春の流れを撮影してみました。

 

カメラ:NIKON D750 レンズ:AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8 ED VR 絞り:f/16 SS:1/2秒  ISO:100 焦点距離:70mm 三脚 RAW NDフィルター(16)+PLフィルター

カメラ:NIKON D750
レンズ:AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8 ED VR
絞り:f/16 SS:1/2秒  ISO:100
焦点距離:70mm 三脚 RAW
NDフィルター(16)+PLフィルター

 

ここではまず、ND16を使ってみました。

周りが結構明るかったので、適正露出がSS 1/2秒と、それほど遅くはなりませんでした。

そこで次にND400とND16の2枚重ねにしてみました。

 

カメラ:NIKON D750 レンズ:AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8 ED VR 絞り:f/9 SS:30秒  ISO:160 焦点距離:70mm 三脚 RAW NDフィルター(400)+PLフィルター

カメラ:NIKON D750
レンズ:AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8 ED VR
絞り:f/9 SS:30秒  ISO:160
焦点距離:70mm 三脚 RAW
NDフィルター(16+400)

 

うーん、重厚感が出ましたね。

でも、ちょっと繊細さがないというか、質感が損なわれた感じもします。

そこで・・・

 

カメラ:NIKON D810 レンズ:SAMYANG 35mm F1.4 Aspherical(単焦点) 絞り:f/16 SS:6秒  ISO:100 焦点距離:35mm 三脚  RAW NDフィルター(400)+PLフィルター

カメラ:NIKON D810
レンズ:SAMYANG 35mm F1.4 Aspherical(単焦点)
絞り:f/16 SS:6秒  ISO:100
焦点距離:35mm 三脚  RAW
NDフィルター(400)+PLフィルター

 

次にカメラを換えて、明るい単焦点レンズで撮影してみました。

ピントは「面白い木」に合わせてみました。

「流れ」を脇役にした構図です。

この明るい単焦点レンズは、星空の撮影のために導入したのですが、フィルター径が77mmなので、僕のよく使う他のニコンのレンズと同じで、NDやPLフィルターを兼用して使っています。

(SAMYANG 35mm F1.4 Aspherical)

 

撮影準備に手を抜かない

 

現地で被写体を前にすると一刻も早く撮影に入りたくなりますが、スローシャッターや長時間露出で撮影する時は、しっかりとセッティングしなければなりません。

僕はいつも撮影地を点々と移動しながら「風景」や「生き物」を撮っているのですが、その時の状況でセッティングが全く変わりますので、いざ「キタキツネだ!」となった時に、風景用のセッティングだと問題がおきます。

特にスローシャッターでの撮影は、独特のセッティングになるので、動物用から瞬時に切り換える、というわけにはいきません。

(たまに頑張って切り換える時もありますが)

 

まず、三脚使用が前提なので、それを準備します。

 

カメラストラップを束ねる

 

まずは、カメラストラップを束ねます。

風が吹いているときは、カメラストラップを輪ゴムやマジックテープ等で束ねます。

束ねた後に、さらに三脚にバンド等で固定すると安定感は増します。

風などによるちょっとした振動が作品に悪影響を及ぼしますので、手を抜きたくないポイントです。

僕は100均で、ヘアバンド用のゴムや、色々な大きさのゴムを買ってきて使っています。

 

ファインダーを遮光する

次に一眼レフはファインダーにアイピースキャップを取り付けます。

露出中に不要な光がファインダーから入るのを防止するためです。

接眼目当てを外して、遮光するための専用キャップを装着します。

NDS_5797

 

上はアイピースキャップ装着前の状態です。

 

NDS_5798

こちらが装着後です。

 

リモートコード・レリーズの準備

これは、カメラのシャッターボタンを押さなくても、少し離れてシャッターを切れるスイッチです。

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メーカー純正のリモートコードもありますし、ワイヤレスリモコンのレリーズも便利です。

 

これらがなければ、カメラのセルフタイマー機能で代用しても良いですが、やはり押す時に振動が加わるので、できればリモコンレリーズを使いたいところです。

 

また、星空の撮影(長時間露出)や花火の撮影(バルブ撮影)にも大活躍してくれます。

 

 

ワイヤレスならコチラが最高に使いやすいです。

 

次は、肝心のフィルターについてお話します。

 

フィルターの脱着について

レンズのフィルターを脱着する際は、慎重に行ったほうが良いです。

普段レンズに、無色透明の保護フィルターを付けている場合は、まずそれを外してからNDフィルターを装着します。

無駄にフィルターが増えると、写真の四隅が暗くなる「ケラレ」が発生しますので、そういう意味でもレンズにつけるフィルターは薄くて少ないほうが理想です。

 

それでも僕はND16+ND400+PLフィルターという「3枚重ね」もたまにやりますけど。

これは1分とか2分間などの、長秒露光をするためにそうするのですが、写真にケラレが発生するので、後からトリミングすることになります。

 

またフィルターを重ねて使う時は、特に外す時が要注意です。

フィルター同士が思ったよりきつくなってしまったり、レンズ側のフィルターが外れなくなったりする場合があるので、焦らず慎重に外します。

 

僕は過去にNDとPLを2枚を重ねていて、そのうちの1枚だけを外そうと思ったら、誤って2枚とも外れてしまって、地面に落としたことがあります。

その時使っていたPLフィルターは、極薄のシリーズ最上級のモデルで、NDではなくそのPLフィルターだけが割れてしまいました。

 

誰もいない山の中で独り、心で泣きましたよ。

そのようなことが無いように、どうか注意して外して下さい。

 

外れなくなった時は、ちょっと太めの輪ゴムをフィルターにかけるとカンタンに外せます。

ジャムの蓋が外れなくなった時の要領です♪

 

NDS_5799

輪ゴム、持ち歩いています♪

※輪ゴムとフィルターを一緒に収納すると、輪ゴムの跡がフィルターにつくので注意です。

※ニコン大三元レンズの70-200mm f/2.8は、特に薄型フィルターの脱着が難しいです。

 

その他の準備や基本セッテングについては、以前の記事に載せてあるのでご覧いただけたらと思います。

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NDフィルター使用時のピント合わせについて

 

以前の記事で、ND400を使うと暗くなってAF(オートフォーカス)でピント合わせができなくなる、と書きましたが、周りが明るい時は意外とAFで合わせることができます。

厳密にピントを合わせるのであれば、MF(マニュアルフォーカス)で追い込むのが良いのですが、素早くカンタンにAFで合わせる方法があるので今回紹介します。

 

まずカメラのモードはマニュアルにします。

ニコンなら「M」モードです。

そして任意の露出を決めるのにNDフィルターを付けて、ISO感度を固定したり、絞りやSSを調整します。

ここまで、以前の記事では「NDフィルターを付ける前にピントを合わせる」と書きましたが、今回の方法では先にND400を付けてしまいます。

 

そして適正露出を決めたら、次に絞りを開放にして明るくします。

するとライブビューで見ているモニターが明るくなるので、そのままAFで合わせることができます。

(MFで合わせてもいいですね)

 

使っているレンズの明るさや撮影場所が暗いとこの方法は難しいかもしれませんが、昼間で明るいレンズを使っているのであれば、ND400だとAFでピントが合いました。

そしてピントを合わせてから再び絞りを元に戻します。

 

こうすれれば、いちいちNDフィルターを外さなくてもピントを合わせることができますので、足場の悪い場所で僕のように高価なフィルターを落としたりするリスクが減ります。

 

バッテリーの減りに注意する

星空などを長時間露出で撮影している方ならご存知だと思いますが、ライブビュー撮影をしていると思った以上にバッテリーが減るのが早くなります。

ライブビュー撮影は、液晶モニターでピントや写真を確認できるので、ついそのまま撮影を続けることが多くなります。

 

またこの時、ミラーアップしている状態になります。

ミラーアップでの撮影とは、一眼レフ特有の「ミラーショック」を防ぐために必須の撮影方法です。

 

僕はスローシャッターでの撮影の際は、いつもライブビューにしてモニターを見ていますが、ある程度の時間撮影しているとバッテリーを交換しなければならなくなります。

一日の撮影でバッテリー切れにならないように過ごすためには、モニターでピントや構図などを確認後は、ライブビューをOFFにしてしまうのも、忘れないでおきたいです。

 

ちなみにこの日の前日は、星空の撮影にも行ったので、思ったよりもバッテリーを消費していました。

 

カメラ:NIKON D750 レンズ:TAMRON 15-30mm f/2.8 VC 絞り:f/2.8 SS:25秒  ISO:3200 焦点距離:15mm 三脚 RAW

カメラ:NIKON D810
レンズ:TAMRON 15-30mm f/2.8 VC
絞り:f/2.8 SS:25秒  ISO:3200
焦点距離:15mm 三脚 RAW

 

(あまりにも風が強くて、晴れているのに霞んでいた摩周湖の夜空。三脚が風でブレていたかもしれないです)

 

肝心の時にバッテリー切れにならないために、ライブビューをOFFにすることを是非覚えておいて下さい。

 

僕はミラーレス機は持っていませんが、ミラーレスならファインダー内の液晶でモニターと同じように露出を確認できると思うので、ライブビューを使わなくて済むという利点もありそうですね。

ちなみに車中泊で数日間撮影に行く際は、車のシガーソケットからインバータという変換装置を介して、交流100V電源で家と同じようにバッテリーを充電しています。

 

車用のインバータとはこのような物です。

 

さて、ここまで以前の記事には書いていなかった豆知識を紹介しましたが、実際にやってみることで、写真の質や作業効率を高めることができます。

 

僕はどちらかと言うと普段だらしないタイプの人間ですが、写真に関しては色々と失敗を重ねてこのように準備するようになりました。

そしてこの日、阿寒で撮影した作品がコチラになります。

 

阿寒の春の流れ

カメラ:NIKON D750 レンズ:AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8 ED VR 絞り:f/16 SS:10秒  ISO:100 焦点距離:200mm 三脚 RAW NDフィルター(400)+PLフィルター

カメラ:NIKON D750
レンズ:AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8 ED VR
絞り:f/16 SS:10秒  ISO:100
焦点距離:200mm 三脚 RAW
NDフィルター(400)+PLフィルター

 

右手前の木が風でブレていますが、左上の岩にあるフキノトウがブレていないので、面白い雰囲気が出たと思います。

水量が豊富で、さらに背景がすっきりしていて、流れの表現が出しやすいのが春の川の特徴です。

 

カメラ:NIKON D750 レンズ:AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8 ED VR 絞り:f/14 SS:10秒  ISO:100 焦点距離:200mm 三脚 RAW NDフィルター(400)+PLフィルター

カメラ:NIKON D750
レンズ:AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8 ED VR
絞り:f/14 SS:10秒  ISO:100
焦点距離:200mm 三脚 RAW
NDフィルター(400)+PLフィルター

 

こちらも春ならではの表現になりました。

夏になると葉の陰に隠れてほとんど見えなくなるような場所から撮りました。

 

カメラ:NIKON D810 レンズ:SAMYANG 35mm F1.4 Aspherical(単焦点) 絞り:f/16 SS:10秒  ISO:100 焦点距離:35mm 三脚  RAW NDフィルター(400)+PLフィルター

カメラ:NIKON D810
レンズ:SAMYANG 35mm F1.4 Aspherical(単焦点)
絞り:f/16 SS:10秒  ISO:100
焦点距離:35mm 三脚  RAW
NDフィルター(400)+PLフィルター

 

動かない岩と、白い水流、そして暗い川床でシンプルな印象の写真になりました。

PLフィルターを使っているので、水面の反射を抑えて「暗い部分」を演出しています。

さて、それではたまに失敗写真も載せてみたいと思います。

 

カメラ:NIKON D810 レンズ:SAMYANG 35mm F1.4 Aspherical(単焦点) 絞り:f/8 SS:20秒  ISO:200 焦点距離:35mm 三脚  RAW NDフィルター(400)+PLフィルター

カメラ:NIKON D810
レンズ:SAMYANG 35mm F1.4 Aspherical(単焦点)
絞り:f/8 SS:20秒  ISO:200
焦点距離:35mm 三脚  RAW
NDフィルター(400)+PLフィルター

 

SSが長すぎて、明るく写った失敗写真です。汗

実はこの時、現れたカワガラスに気を取られてしまい、適当に設定した状態で撮影してこうなりました。

そして写った写真を見てビックリして、すぐに適正露出に直しました。

それがコチラです。

 

カメラ:NIKON D810 レンズ:SAMYANG 35mm F1.4 Aspherical(単焦点) 絞り:f/16 SS:10秒  ISO:100 焦点距離:35mm 三脚  RAW NDフィルター(400)+PLフィルター

カメラ:NIKON D810
レンズ:SAMYANG 35mm F1.4 Aspherical(単焦点)
絞り:f/16 SS:10秒  ISO:100
焦点距離:35mm 三脚  RAW
NDフィルター(400)+PLフィルター

 

写真のキャプチャーを見てもらうとわかると思いますが、殺気の写真と比べると、

  • 絞りはf8からf16に暗くして、
  • SSは20秒から10秒に減らし、
  • ISO感度も200から100

に下げています。

これで適正露出を出すことができました。

 

こうして何枚か撮っているうちに、

「もっと流れをまろやかにしたいからSSを長くしたい」

と考えるようになったり、

「ということは、もっと絞ってISO感度を下げるか?」

「でも、これ以上絞れないからND16を一枚追加するか」

と、露出をコントロールして生まれる作品のイメージが浮かぶようになってきます。

続いて・・・

カメラ:NIKON D810 レンズ:AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR 絞り:f/16 SS:1/80秒  ISO:160 焦点距離:24mm 三脚  RAW

カメラ:NIKON D810
レンズ:AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR
絞り:f/16 SS:1/80秒  ISO:160
焦点距離:24mm 三脚  RAW

 

こちらは比較するのに手持ちで撮影した写真です。

大三元レンズの24-70mmに合う82mmの口径のPLフィルターを持っていないので、フィルター類は一切取り付けていません。

これを同じ構図で・・・

 

カメラ:NIKON D810 レンズ:SAMYANG 35mm F1.4 Aspherical(単焦点) 絞り:f/16 SS:1秒  ISO:64 焦点距離:35mm 三脚  RAW NDフィルター(16)+PLフィルター

カメラ:NIKON D810
レンズ:SAMYANG 35mm F1.4 Aspherical(単焦点)
絞り:f/16 SS:1秒  ISO:64
焦点距離:35mm 三脚  RAW
NDフィルター(16)+PLフィルター

 

レンズを換えてND16を装着して、SSが1秒だとこうなりました。

さらに・・・

 

カメラ:NIKON D810 レンズ:SAMYANG 35mm F1.4 Aspherical(単焦点) 絞り:f/13 SS:30秒  ISO:125 焦点距離:35mm 三脚  RAW NDフィルター(400)+PLフィルター

カメラ:NIKON D810
レンズ:SAMYANG 35mm F1.4 Aspherical(単焦点)
絞り:f/13 SS:30秒  ISO:125
焦点距離:35mm 三脚  RAW
NDフィルター(400)+PLフィルター

 

ND400とPLフィルターの重ねがけでSSを30秒確保しています。

(もしかしたらND16も付いてたかな?忘れました 笑)

露出時間が長くなるほどに、水の流れは絹糸のように滑らかに変化します。

 

スローシャッターの醍醐味はやはり露出時間ですから、任意のSS(シャッタースピード)を確保することを考えて撮影します。

 

もちろんSS(シャッタースピード)は固定で、絞りやISO感度で表現を変えていく方法もあります。

 

カメラ:NIKON D750 レンズ:AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR 絞り:f/9 SS:0.6秒  ISO:100 焦点距離:120mm 三脚 PLフィルター RAW

カメラ:NIKON D750
レンズ:AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR
絞り:f/9 SS:0.6秒  ISO:100
焦点距離:120mm 三脚 PLフィルター RAW

 

以前撮った写真ですが、スローシャッターのテクニックを用いると、こういった素敵な場所で撮る場合に役立ちます。

 

カメラ:NIKON D750 レンズ:AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR 絞り:f/13 SS:3秒  ISO:100 焦点距離:85mm 三脚 RAW NDフィルター(16)+PLフィルター

カメラ:NIKON D750
レンズ:AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR
絞り:f/13 SS:3秒  ISO:100
焦点距離:85mm 三脚 RAW
NDフィルター(16)+PLフィルター

 

これはたしか2016年の5月頃に撮影した写真です。

滝への林道が残雪のため途中までしか車で行けず、往復で約4時間位歩いた記憶があります。
(熊の気配に怯えながら 汗)

 

 

観光地で三脚を使う際のマナーについて考える

カメラ:NIKON D810 レンズ:SAMYANG 35mm F1.4 Aspherical(単焦点) 絞り:f/16 SS:5秒  ISO:100 焦点距離:35mm 三脚  RAW NDフィルター(400)+PLフィルター

カメラ:NIKON D810
レンズ:SAMYANG 35mm F1.4 Aspherical(単焦点)
絞り:f/16 SS:5秒  ISO:100
焦点距離:35mm 三脚  RAW
NDフィルター(400)+PLフィルター

 

この写真は阿寒にある「滝見橋」という橋の上から三脚を立てて撮影しています。

この時期に観光客がここを訪れるのはあまり見たことがありませんが、観光シーズンになると多くの人で賑わいます。
(主に秋が混み合います)

(この日、僕が撮影している時は観光客が一人もいませんでした)

 

NDS_5554

 

(この写真はスローシャッターを使っていません)

ここは紅葉スポットとしてもとても有名ですからね。

 

三脚はスペースを占領する

 

スローシャッターや長時間露出での撮影は三脚を使用することになりますから、おのずと撮影場所をカメラと三脚が占有することになります。

それは他の観光客や三脚を使用しない撮影者から見ると、三脚が「邪魔」な存在にもなり得ます。

もし観光客が混み合うシーズンに、有名な観光地の特等席で三脚を立てスローシャッターで撮影していると、そこで「一生の思い出に」と記念撮影に来た人が遠慮してしまうかもしれません。

撮影者が自分が思い描く作品を撮るためには、たしかにそういった場所で撮影することもあります。
(撮影者自身もはるばる遠くからやってくるケースもありますから)

でも作品造りをしているからと言って、特等席を長時間占領することが「正しい」とはなりませんし、逆に「間違っている」とも言い切れません。

スマホで真剣に撮っている人もいますし、一眼レフで記念写真を撮る人もいます。

マナーやモラルが問われます。

 

観光地での撮影の工夫

 

その場所を訪れた全ての人に、景色を楽しむ平等の権利があると思います。

たとえば僕のような写真愛好家(アマチュアカメラマン)が観光シーズンに有名スポットで撮影したいとします。

その時、どうしても三脚を使ってスローシャッターを用いるなら、僕は短時間で済ませます。

 

短時間で済ませるために、念入りに下見して構図と作品のイメージを考え、手持ちで色々と探ってみて、そして満を持して三脚を使用すると思います。

もっとも僕は観光地ではほとんど三脚を使わないのですが。

 

もしくは早朝や夕暮れなど、人の往来が少ない時間帯にじっくり撮影します。

僕はこのパターンが多いです。

 

休日の撮影の日は、だいたい朝の8時にはすでにお腹いっぱいになるくらい、撮影を終えていることが多いです。

ただ、朝日や夕焼けの有名スポット、花火大会の撮影など、人が多い場所でも三脚を使用しなければならない場面はあるとは思います。

 

まとめ~思いやりの気持ちで

 

多くのカメラマンが「最高」の瞬間を狙い、必要に迫られて三脚を使っています。

ただ、上にも書きましたが三脚で場所を占有することに、

「カメラマンだからしょうがない」

とか、

「プロだからいい、アマチュアだから遠慮する」

というのは関係ないと思います。

 

むしろ、カメラマンだからこそ、マナーやモラルを重んじて思いやりの気持ちを持って撮影に臨みたいところです。

なぜならカメラマンは、そこで撮影テクニックを使って「人を幸せにすること」ができるからです。

 

もしスマホを持ったカップルがいて、

「記念に写真を撮ってもらいたいなオーラ」

が出ていたら、カメラマンは自ら声を掛けて撮ってあげるのもいいですよね。

 

露出・構図・逆光など、カメラマンならどんなシチュエーションでも綺麗に撮ってあげることができるからです。

 

写真には「人を幸せにできる」、そんなチカラがあるのですから、カメラマンは人を幸せにできる人だと僕は思います。

 

もっとも余計なお世話になったり、恩着せがましいとかは論外ですけどね。

観光地で撮影する時は、思いやりを持って人に優しい撮影を心がけてみてはどうでしょうか?

 

ちなみにもしそこに僕がいたら、喜んで撮ってあげます。

是非声を掛けて下さい♪

 

長くなりましたが、今回は春のスローシャッター撮影と撮影マナーについての記事となりました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

さて、次は何を撮りに行こうかな・・・♪

 

カメラのキタムラネットショップのリンクです。

ニコン D750 ボディ

ニコン D810 ボディ

タムロン SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ニコン用

ニコン AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8G ED VR II

上のレンズはマニュアルフォーカスのみですが、驚くほど星が沢山写ってくれますよ。

 

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