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スローシャッターで撮る春の川と撮影マナー

      2016/06/18

こんばんは。アウトドア大好き人間なのに、昔から極端に日焼けに弱いKENです(笑

先日撮影に行った際、春の柔らかい陽射しの中でも、油断すると肌や唇がビリビリと痛くなりました。
日焼け対策は大事ですよね。(日焼け止めの塗り忘れでした)

さて、前回スローシャッターの記事を書いたのをきっかけに、春の川の流れを撮影してきたので、その写真と気づいたことをまとめてみます。

1.やっぱり面白いスローシャッター

カメラ:NIKON D810 レンズ:SAMYANG 35mm F1.4 Aspherical(単焦点) 絞り:f/16 SS:6秒  ISO:100 焦点距離:35mm 三脚  RAW NDフィルター(400)+PLフィルター

カメラ:NIKON D810
レンズ:SAMYANG 35mm F1.4 Aspherical(単焦点)
絞り:f/16 SS:6秒  ISO:100
焦点距離:35mm 三脚  RAW
NDフィルター(400)+PLフィルター

 

こちら北海道道東の春はまだ緑がなく、見栄えのしない殺風景な景色が広がっています。
ただそんな中でも、小さな春を見つけたりすると嬉しくなります。

そして冬の間はあまり撮る機会のなかった、「春の川の流れ」はやはり素敵でした。

虫なども少なく、集中して撮影に臨めましたし。
雪融けの水で増水した冷たい水は勢い良く流れ、空気を含んで白く見える部分がスローシャッターで滑らかに写ります。

もちろん白くない部分もしっとりと写るので、川の流れはスローシャッター撮影でのオススメの被写体となります。

今回は、昼間の撮影でしたから、明るいということでNDフィルターを使用しております。

→関連記事:川の流れを素敵に撮りたい~NDフィルター

・NDフィルターで春の流れを撮る

春の空に太陽がしっかりと出ていたので、ND400をチョイスして、5秒以上のSS(シャッタースピード)を基本として撮影しました。

このシャッタースピードは、好みの問題ですから、SS 1秒の世界が好きだったり、20秒がとても美しかったりと、表現方法は千差万別なので色々と試してみるのが楽しいです。

また、水面の反射やテカリを抑えるのに、PLフィルターも併用しました。

PLフィルターとは「偏光フィルター」のことで、水面の反射を抑えて水の中を見やすくしたり、空を撮影するときはコントラストを強めて「青」強調したりすることができます。

PLフィルターについては使い方やその効果が結構奥深いので、別記事でしっかりと取り上げたいと思います。

まず撮影地に到着して目に入った、面白い木の間から春の流れを撮影してみました。

カメラ:NIKON D750 レンズ:AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8 ED VR 絞り:f/16 SS:1/2秒  ISO:100 焦点距離:70mm 三脚 RAW NDフィルター(16)+PLフィルター

カメラ:NIKON D750
レンズ:AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8 ED VR
絞り:f/16 SS:1/2秒  ISO:100
焦点距離:70mm 三脚 RAW
NDフィルター(16)+PLフィルター

 

こちらは試しにND16を使ってみました。

結構明るかったので、適正露出がSS 1/2秒と、それほど遅くはなりませんでした。
そこで試しにND400とND16の2枚重ねにしてみました。

カメラ:NIKON D750 レンズ:AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8 ED VR 絞り:f/9 SS:30秒  ISO:160 焦点距離:70mm 三脚 RAW NDフィルター(400)+PLフィルター

カメラ:NIKON D750
レンズ:AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8 ED VR
絞り:f/9 SS:30秒  ISO:160
焦点距離:70mm 三脚 RAW
NDフィルター(16+400)

うーん、重厚感が出ましたね。

でも、ちょっと繊細さがないというか、質感が損なわれた感じもします。

そこで・・・

カメラ:NIKON D810 レンズ:SAMYANG 35mm F1.4 Aspherical(単焦点) 絞り:f/16 SS:6秒  ISO:100 焦点距離:35mm 三脚  RAW NDフィルター(400)+PLフィルター

カメラ:NIKON D810
レンズ:SAMYANG 35mm F1.4 Aspherical(単焦点)
絞り:f/16 SS:6秒  ISO:100
焦点距離:35mm 三脚  RAW
NDフィルター(400)+PLフィルター

次にカメラを換えて、明るい単焦点レンズで撮影してみました。

ピントは「面白い木」に合わせてみました。
「流れ」が脇役の構図です。

この明るい単焦点レンズは、星空の撮影のために導入したのですが、フィルター径が77mmなので、僕のよく使う他のニコンのレンズと同じで、NDやPLフィルターを兼用して使っています。

2.撮影準備に手を抜かない

現地で被写体を前にすると一刻も早く撮影に入りたくなりますが、スローシャッターや長時間露出で撮影する時は、しっかりとセッティングしなければなりません。

僕のように撮影地を点々と移動しながら「風景」や「生き物」を撮っていると、その時々の状況でセッティングが変わりますので、いざ「キタキツネだ!」となった時に、風景用のセッティングだと問題がおきます(たまにありますね)

特にスローシャッターでの撮影は、独特のセッティングになるので、動物用から瞬時に切り換える、というわけにはいきません(たまに頑張って切り換える時もありますが)

まず、三脚使用が前提なので、三脚を使用できる場所を探します。

次に・・・

1.カメラストラップを束ねる

まずは、カメラストラップを束ねます。

風が吹いているときは、カメラストラップを輪ゴムやマジックテープ等で束ねます。
束ねた後に、さらに三脚にバンド等で固定すると安定感は増します。
風などによるちょっとした振動が作品に悪影響を及ぼしますので、手を抜きたくないポイントです。
僕は100均で、ヘアバンド用のゴムや、色々な大きさのゴムを買ってきて使っています。

2.ファインダーを遮光する

次に一眼レフはファインダーにアイピースキャップを取り付けます。
露出中に不要な光がファインダーから入るのを防止するためです。

接眼目当てを外して、遮光するために専用のキャップを装着します。
NDS_5797 NDS_5798

3.リモートコードの準備

カメラのシャッターボタンを押さなくても、少し離れてシャッターを切れるスイッチです。
メーカー純正のリモートコードもありますし、ワイヤレスリモコンのレリーズも便利です。

これらがなければ、カメラのセルフタイマー機能で代用しても良いですが、やはり押す時に振動が加わるので、できればリモコンレリーズを使いたいところです。

また、これがあれば星空の撮影(長時間露出)や花火の撮影(バルブ撮影)にも使えて大変役立ちます。

ワイヤレスならコチラが最高に便利です。

→関連記事:人や車が消える?~スローシャッターを使いこなしたい

4.フィルターの脱着について

レンズのフィルターを脱着する際は、慎重に行ったほうが良いです。

普段レンズに、無色透明の保護フィルターを付けている場合は、それを外してからNDフィルターを装着します。
無駄にレンズのフィルターが増えると、写真の四隅が暗くなる「ケラレ」が発生しますので、そういう意味でもレンズにつけるフィルターは薄くて少ないほうが理想です。

それでも僕はND16+ND400+PLフィルターという「3枚重ね」もたまにやりますけどね(笑

1分とか2分間など、長秒の露出をするためにそうするのですが、この場合は写真にケラレが発生するので、後からトリミングすることになります。

またフィルターを重ねて使う時は、外す時に注意が必要です。
フィルター同士が思ったよりきつくなってしまったり、レンズ側のフィルターが外れなくなったりする場合があるので、焦らず慎重に外します。

僕は過去にNDとPLを2枚を重ねていて、そのうちの1枚だけを外そうと思ったら、誤って2枚とも外れてしまって、地面に落としたことがあります。
その時使っていたPLフィルターは、極薄のシリーズ最上級のモデルで、NDではなくそのPLフィルターが割れてしまいました。

誰もいない山の中で独り、心で泣きましたよ。

そのようなことが無いように、どうか注意して外して下さい。

外れなくなった時は、ちょっと太めの輪ゴムをフィルターにかけるとカンタンに外せます。
ジャムの蓋が外れなくなった時の要領ですね♪

NDS_5799輪ゴム、持ち歩いています♪

※ニコン大三元レンズの70-200mm f/2.8は、特に薄型フィルターの脱着が難しいです。

その他の準備セッテングについては、以前の関連記事に載せてあるのでご覧いただけたらと思います。

→関連記事:川の流れを素敵に撮りたい~NDフィルター

 

5.ピント合わせについて

以前の記事で、ND400を使うと暗くなってAF(オートフォーカス)でピント合わせができなくなる、と書きましたが、周りが明るい時は意外とAFで合わせることができます。

厳密にピントを合わせるのであれば、MF(マニュアルフォーカス)で追い込むのが良いのですが、素早くカンタンにAFで合わせる方法があるので紹介します。

まずカメラのモードはマニュアルにします。

ニコンなら「M」モードです。
そして任意の露出を決めるのにNDフィルターを付けて、ISO感度を固定したり、絞りやSSを調整します。

ここまで、以前の記事では「NDフィルターを付ける前にピントを合わせる」と書きましたが、先にND400を付けてしまいます。

そして適正露出を決めたら、次に絞りを開放して明るくします。

するとライブビューで見ているモニターが明るくなるので、そのままAFで合わせることができます。(MFで合わせてもいいですね)

使っているレンズや撮影場所が暗いと難しいかもしれませんが、昼間で明るいレンズを使っているのであれば、ND400だとピントが合いました。

そしてピントを合わせてから再び絞りを元に戻します。

こうすれれば、いちいちNDフィルターを外さなくてもピントを合わせることができますので、足場の悪い場所でフィルターを落としたりするリスクが減ります。

6.バッテリーの減りに注意する

星空などを長時間露出で撮影している方ならご存知だと思いますが、ライブビュー撮影をしていると思った以上にバッテリーが減るのが早くなります。

ライブビュー撮影は、ミラーアップしている状態で液晶モニターでピントや写真を確認できるので、そのままで撮影を続けることが多くなります。

ミラーアップでの撮影とは、一眼レフ特有の「ミラーショック」を防ぐために必須の、撮影方法です。

僕はスローシャッターでの撮影の際は、いつもライブビューにしてモニターを見ていますが、長時間撮影しているとバッテリーを交換しなければならなくなります。

一日の撮影でバッテリー切れにならないように過ごすためには、モニターでピントや構図などを確認後は、ライブビューをOFFにしてしまうのも、忘れないでおきたいです。

ちなみにこの日の前日は、星空の撮影も行ったので、思ったよりもバッテリーを消費していました。

カメラ:NIKON D750 レンズ:TAMRON 15-30mm f/2.8 VC 絞り:f/2.8 SS:25秒  ISO:3200 焦点距離:15mm 三脚 RAW

カメラ:NIKON D810
レンズ:TAMRON 15-30mm f/2.8 VC
絞り:f/2.8 SS:25秒  ISO:3200
焦点距離:15mm 三脚 RAW

(あまりにも風が強く、晴れているのに霞んでいた摩周湖の夜空。風で三脚がブレていたかもしれないです)

肝心の時にバッテリー切れにならないために、是非覚えておいて下さい。

僕はミラーレス機は使いませんが、ミラーレスならモニターで見なくてもファインダー内の液晶で、モニターと同じように露出を確認できると思うので、そういう利点もありそうですね。

ちなみに車中泊で数日間撮影に行く際は、車のシガーソケットからインバータという変換装置を介して、交流100V電源で家と同じようにバッテリーを充電しています。

車用のインバータとはこのような物です。

さて、ここまで以前の記事には書いていなかった豆知識的な準備について紹介しましたが、いずれもキッチリと行うことで、写真の質だったり作業効率を高めることができます。

僕はどちらかと言うとだらしないタイプの人間ですが(笑)、「写真」に関しては色々と失敗を重ねてこのように準備するようになりました。

そしてこの日撮影した作品がコチラです。

3.阿寒の春の流れ

カメラ:NIKON D750 レンズ:AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8 ED VR 絞り:f/16 SS:10秒  ISO:100 焦点距離:200mm 三脚 RAW NDフィルター(400)+PLフィルター

カメラ:NIKON D750
レンズ:AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8 ED VR
絞り:f/16 SS:10秒  ISO:100
焦点距離:200mm 三脚 RAW
NDフィルター(400)+PLフィルター

 

右手前の木が風でブレていますが、左上の岩にあるフキノトウがブレていないので、面白い雰囲気が出たと思います。

水量が豊富で、背景がすっきりしていて流れの表現が出やすいのが春の川の特徴です。

カメラ:NIKON D750 レンズ:AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8 ED VR 絞り:f/14 SS:10秒  ISO:100 焦点距離:200mm 三脚 RAW NDフィルター(400)+PLフィルター

カメラ:NIKON D750
レンズ:AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8 ED VR
絞り:f/14 SS:10秒  ISO:100
焦点距離:200mm 三脚 RAW
NDフィルター(400)+PLフィルター

こちらも春ならではの表現になりました。

夏になると葉の陰に隠れてほとんど見えなくなるような場所です。

カメラ:NIKON D810 レンズ:SAMYANG 35mm F1.4 Aspherical(単焦点) 絞り:f/16 SS:10秒  ISO:100 焦点距離:35mm 三脚  RAW NDフィルター(400)+PLフィルター

カメラ:NIKON D810
レンズ:SAMYANG 35mm F1.4 Aspherical(単焦点)
絞り:f/16 SS:10秒  ISO:100
焦点距離:35mm 三脚  RAW
NDフィルター(400)+PLフィルター

 

動かない岩と、白い水流、そして暗い川床がシンプルな印象の写真になりました。

PLフィルターを使っているので、水面の反射を抑えて「暗い部分」を演出しています。

さて、それではたまに失敗写真も載せてみたいと思います。

カメラ:NIKON D810 レンズ:SAMYANG 35mm F1.4 Aspherical(単焦点) 絞り:f/8 SS:20秒  ISO:200 焦点距離:35mm 三脚  RAW NDフィルター(400)+PLフィルター

カメラ:NIKON D810
レンズ:SAMYANG 35mm F1.4 Aspherical(単焦点)
絞り:f/8 SS:20秒  ISO:200
焦点距離:35mm 三脚  RAW
NDフィルター(400)+PLフィルター

SSが長すぎて、明るく写った失敗写真です。汗

実はこの時、カワガラスに気を取られて、適当に設定した状態で撮影してこうなりました。
そして写った写真を見てビックリして、すぐに適正露出に直しました。

それがコチラ。

カメラ:NIKON D810 レンズ:SAMYANG 35mm F1.4 Aspherical(単焦点) 絞り:f/16 SS:10秒  ISO:100 焦点距離:35mm 三脚  RAW NDフィルター(400)+PLフィルター

カメラ:NIKON D810
レンズ:SAMYANG 35mm F1.4 Aspherical(単焦点)
絞り:f/16 SS:10秒  ISO:100
焦点距離:35mm 三脚  RAW
NDフィルター(400)+PLフィルター

写真のキャプチャーを見てもらうとわかると思いますが、絞りはf8からf16に暗くして、SSは20秒から10秒に減らし、ISO感度も200から100に下げています。

これで適正露出を出すことができました。

こうして何枚か撮っているうちに、

「もっと流れをまろやかにしたいからSSを長くしたい」と考えるようになり、

「ということは、もっと絞ってISO感度を下げるか?」

「でも、これ以上絞れないからND16を一枚追加するか」

と、露出をコントロールするイメージと方法が浮かぶようになってきます。

続いて・・・

カメラ:NIKON D810 レンズ:AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR 絞り:f/16 SS:1/80秒  ISO:160 焦点距離:24mm 三脚  RAW

カメラ:NIKON D810
レンズ:AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR
絞り:f/16 SS:1/80秒  ISO:160
焦点距離:24mm 三脚  RAW

こちらは比較するのに手持ちで撮影した写真です。

大三元レンズの24-70mmに合う82mmの口径のPLフィルターを持っていないので、フィルター類は一切取り付けていません。

これを踏まえて同じ構図で・・・

カメラ:NIKON D810 レンズ:SAMYANG 35mm F1.4 Aspherical(単焦点) 絞り:f/16 SS:1秒  ISO:64 焦点距離:35mm 三脚  RAW NDフィルター(16)+PLフィルター

カメラ:NIKON D810
レンズ:SAMYANG 35mm F1.4 Aspherical(単焦点)
絞り:f/16 SS:1秒  ISO:64
焦点距離:35mm 三脚  RAW
NDフィルター(16)+PLフィルター

 

レンズを換えてND16で、SSが1秒だとこうなりました。

さらに・・・

カメラ:NIKON D810 レンズ:SAMYANG 35mm F1.4 Aspherical(単焦点) 絞り:f/13 SS:30秒  ISO:125 焦点距離:35mm 三脚  RAW NDフィルター(400)+PLフィルター

カメラ:NIKON D810
レンズ:SAMYANG 35mm F1.4 Aspherical(単焦点)
絞り:f/13 SS:30秒  ISO:125
焦点距離:35mm 三脚  RAW
NDフィルター(400)+PLフィルター

 

ND400とPLフィルターの重ねがけでSSを30秒確保しています。
(もしかしたらND16も付いてたかな?忘れました 笑)

水の流れは絹糸のように滑らかに変化します。

ポイントはやはり露出時間ですから、SS(シャッタースピード)を基準とした設定になりますね。

SS(シャッタースピード)固定で、絞りやISO感度で表現を変えていく方法もありますよ、もちろん。

カメラ:NIKON D750 レンズ:AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR 絞り:f/9 SS:0.6秒  ISO:100 焦点距離:120mm 三脚 PLフィルター RAW

カメラ:NIKON D750
レンズ:AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR
絞り:f/9 SS:0.6秒  ISO:100
焦点距離:120mm 三脚 PLフィルター RAW

 

以前撮った写真ですが、スローシャッターのテクニックを用いると、こういった素敵な場所で撮る際に役立ちますよ、きっと♪

カメラ:NIKON D750 レンズ:AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR 絞り:f/13 SS:3秒  ISO:100 焦点距離:85mm 三脚 RAW NDフィルター(16)+PLフィルター

カメラ:NIKON D750
レンズ:AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR
絞り:f/13 SS:3秒  ISO:100
焦点距離:85mm 三脚 RAW
NDフィルター(16)+PLフィルター

これはたしか去年の5月頃に撮影した写真です。

滝への林道が残雪のため途中までしか車で行けず、往復で約4時間位歩いた記憶があります。
(熊の気配に怯えながら 汗)

 

4.観光地で三脚を使う際のマナーについて考える

カメラ:NIKON D810 レンズ:SAMYANG 35mm F1.4 Aspherical(単焦点) 絞り:f/16 SS:5秒  ISO:100 焦点距離:35mm 三脚  RAW NDフィルター(400)+PLフィルター

カメラ:NIKON D810
レンズ:SAMYANG 35mm F1.4 Aspherical(単焦点)
絞り:f/16 SS:5秒  ISO:100
焦点距離:35mm 三脚  RAW
NDフィルター(400)+PLフィルター

 

この写真は阿寒にある「滝見橋」という橋の上から三脚を立てて撮影しています。

この時期に観光客がここを訪れるのはあまり見たことがありませんが、シーズンになると多くの人で賑わいます。

(この日、僕が撮影している時は観光客が一人もいませんでした)

NDS_5554

(この写真はスローシャッターを使っていませんね)
ここは紅葉スポットとしてもとても有名です。

三脚はスペースを占領する

スローシャッターや長時間露出での撮影は三脚を使用することになりますから、おのずと撮影場所をカメラと三脚が占有することになります。

それは他の観光客や三脚を使用しない撮影者から見ると、三脚が「邪魔」な存在とも言えると思います。

もし観光シーズンに、有名な観光地の特等席で三脚を立てスローシャッターで撮影していると、そこで「一生の思い出に」と記念撮影に来た人が遠慮してしまうかもしれません。

自分が思い描いた作品を撮るためには、たしかにそういった場所で撮影することもあるかもしれません。
(撮影者自身もはるばる遠くからやってくるケースもありますよね)

でも作品造りをしているからと言って場所を長時間占領するのが「正しい」とはなりませんし、逆に「間違っている」とも言い切れません。
(マナー・モラルの問題です)

観光地での撮影の工夫

その場所に訪れた全ての人に、景色を楽しむ平等の権利があるのだと思います。

たとえば僕のような写真愛好家(アマチュアカメラマン)が観光シーズンに有名スポットで撮影したいとします。

その時、どうしても三脚を使ってスローシャッターを用いるなら、僕は短時間で済ませます。

念入りに下見して構図と作品のイメージを考え、手持ちで色々と探ってみて、そして満を持して三脚を使用します。
もっとも僕は観光地ではほとんど三脚を使いませんが。

もしくは早朝や夕暮れなど、人の往来が少ない時間帯にじっくり撮影します。
僕は後者のパターンが多いです。

休日の撮影の日は、だいたい朝の8時にはすでにお腹いっぱいになるくらい、撮影を終えていることが多いですから(笑

ただ、朝日や夕焼けの有名スポット、花火大会の撮影など、三脚を使用しなければならない場面はあると思います。

思いやりの気持ち

多くのカメラマンが「最高」の瞬間を狙い、必要に迫られて三脚を使っています。

ただ、上にも書きましたが場所を占有することについて「カメラマンだから」とか、「プロだから、アマチュアだから」というのは関係ないと思います。
(仮に、カメラマンではない観光客が、特等席でお弁当を食べていたら、「すいません、ちょっと避けて下さい」と言うと思います)

むしろ、カメラマンだからこそ、マナーやモラルを重んじて思いやりの気持ちを持って撮影に挑みたいところです。

なぜならカメラマンはそこで、撮影地で「人を幸せにすること」ができるからです。

スマホを持ったカップルがいて、「記念に写真を撮ってもらいたいオーラ」が出ていたら、自ら手を挙げて撮ってあげるべきです。

露出・構図・逆光など、カメラマンならどんなカメラでも綺麗に撮ってあげることができるからです。

写真には「人を幸せにできる」、そんなチカラがあるのですから、カメラマンは人を幸せにできる人だと思います。

もっとも余計なお世話になったり、恩着せがましいとかは論外ですけど(笑

観光地では、思いやりを持って人に優しい撮影をこころがけてみてはどうでしょうか?

ちなみにもしそこに僕がいたら、喜んで撮ってあげますからね♪

是非声を掛けて下さい。

長くなりましたが、今回は春のスローシャッター撮影と撮影マナーについての記事となりました。

さて、次は何を撮りに行こうかな・・・♪

カメラ:NIKON D810 レンズ:TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD 絞り:f/4 SS:15秒  ISO:1250 焦点距離:15mm 三脚 WB:電球 RAW

カメラ:NIKON D810
レンズ:TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD
絞り:f/4 SS:15秒  ISO:1250
焦点距離:15mm 三脚 WB:電球 RAW

(この日の最後に丘から撮影した夜景と月と雲)

 

ニコン D750 ボディ

ニコン D810 ボディ

タムロン SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ニコン用

ニコン AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8G ED VR II

コチラのレンズはマニュアルフォーカスのみですが、驚くほど星が沢山写ってくれますよ。

→関連記事:川の流れを素敵に撮りたい~NDフィルター

→関連記事:人や車が消える?~スローシャッターを使いこなしたい

→関連記事:マンフロットの三脚を一年間使ってみて気付いたこと

→関連記事:花火大会や星空を撮る時に使いたい「リモートレリーズ特集」


 - SAMYANG 35mm F1.4, アクセサリ, 撮影技法 , ,