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PLフィルターの価格と選び方

      2017/09/06

 

こんばんは。

幸せカメラのKENです。

前回の記事では、

「PLフィルターをどんな場面で使うのか?」

について色々な写真を見ながら考えてみました。

 

PLフィルターを使いこなす~どんな場面で役立つの?
こんにちは。 幸せカメラのKENです。 今回の記事は、以前公開した「PLフィルターの使い方~反射を抑えた世界とは?」の続...

 

ただ、実際にPLフィルターを導入しようと考えた時、

「どれにしたら良いのか?」

迷うと思います。

PLフィルターは各メーカーから、多くの製品が販売されています。

各フィルターにはそれぞれ名前もついていますが、どれも似ているし意味もよくわかりません。

 

そこで今回は、沢山のPLフィルターの中からオススメの製品をピックアップして、1つずつ見ていきたいと思います。

この記事がPLフィルターを選ぶ際の参考になるように頑張ります!

 

それでは参ります。

 

PLフィルターの価格は?

※画像をクリックすると拡大されます

上のグラフは、レンズフィルターで有名な4つのメーカーの主要製品の価格です。
(77mm)

※参考価格はAmazonより(2017年9月現在)

※僕が使っている中で一番数の多いサイズ「77mm」を例にしています。

 

まず一番数が多い青いグラフがkenko製です。

様々なタイプが出ていて、選ぶのに困るくらいですね(汗

メーカーでもPLフィルターにチカラを入れているのがわかります。

 

オレンジのグラフはMARUMI製です。

主に4種類のフィルターが販売されていました。

 

グレーのグラフはHAKUBA製になります。

そして黄色のグラフはK&F Concept製です。

 

この「K&F Concept」というメーカーは海外では以前から人気があるようで、近年日本でも製品が手に入るようになりました。

僕もここのバックパックを使っています。

 

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さて、これだけ沢山の種類がある中で、自分が求めるフィルターを探すにはどうしたら良いのでしょうか?

購入して性能の違いを確かめるには、ちょっと価格が高いですからね。

 

そこでまず、全ての製品の価格を書き出してみます。

この時点ではざっくりと見て下さい。

 

あとで選び方のコツとオススメを紹介します。

※メーカー別に、金額の高い順番です。

Kenko製

①Zeta Quint サーキュラー 21507円
②ZX サーキュラーPL    16740円
③Zeta EX サーキュラー    13500円
④Zeta ワイドバンド          12179円
⑤PRO1D Lotus               11281円
⑥PRO1D WIDE BAND   8466円
⑦サーキュラーPL(W)    7090円
⑧サーキュラーPL     5220円

Kenko製は流通している種類が多すぎます。

 

MARUMI製

①EXUS サーキュラー    12674円
②DHGスーパーサーキュラー 7942円
③DHGサーキュラー     6203円
④C-PL           4918円

Amazonで販売されているものをピックアップしているので、メーカーのサイトで紹介されている数よりも少し多いです。

 

HAKUBA製

①ULTIMA サーキュラー     11990円
②XC-PRO エクストリーム     6264円
③Sワイドサーキュラー     4927円

 

K&F Concept

①HD Nano-X CPL                   8550円
②HD 円 偏光 CPL フィルター  1561円

 

こうして見ると、各メーカーのフラッグシップ(最上級モデル)はそれなりの値段です。

Kenkoに限っては、市場価格で2万円を越すグレードもあるのですね。

 

こうして価格だけ見ると、

「高いタイプが良いのかな?」

と考えてしまいますが、僕が注目したのは「発売日」です。

 

ネット上ではかなり古いタイプも売られているので、そう考えると新しいタイプのほうが古い物より「性能が高い」可能性がありますよね。

 

そこで次は全製品の発売日を見てみます。

 

PLフィルターの発売日から考える

※画像をクリックすると拡大されます

上のグラフは、先ほど紹介した全フィルターを、左から発売日順にならべたものです。
(77mm)

グラフの棒の高さは金額を表しています。

※発売日はAmazonより(2017年9月現在)

※僕が使っている中で一番数の多いサイズ「77mm」を例にしています。

 

左が一番最近のモデルで、右に行くほど古いタイプになります。

グラフはやや見づらいかもしれませんが、ここで知ってほしいのは、同じメーカーのフィルターでも、かなり発売日が離れているという点です。

 

グラフの端から端までの期間は約13年になります。

 

一番数が多いブルーのグラフ「Kenko」では、新しいものだと2017年9月に発売になる製品があり、古いものでは2004年に発売された物もいまだにネットで売られています。

この発売日を気にせずに値段だけで決めると、「古いタイプ」を手に入れる可能性がありますよね。

こうした光学系の技術は日進月歩で進化しているので、できるだけ新しいものを手に入れたほうが、性能面でのメリットはあると考えます。

 

それでは、Amazonの取扱日を参考に発売日が新しい順で見てみます。

2017年9月21日 ②ZX サーキュラーPL
2016年11月1日 ⑦サーキュラーPL(W) 
2016年3月30日 ①HD Nano-X CPL
2015年9月4日  ⑤PRO1D Lotus
2015年5月1日    ①Zeta Quint サーキュラー
2015年6月1日    ②HD 円 偏光 CPL フィルター
2015年4月28日  ①ULTIMA サーキュラー
2015年3月18日  ②XC-PRO エクストリーム
2013年4月5日    ①EXUS サーキュラー
2011年9月2日    ③Sワイドサーキュラー
2010年9月20日  ③Zeta EX サーキュラー
2009年3月31日  ④Zeta ワイドバンド
2009年12月16日  ②DHGスーパーサーキュラー
2008年10月25日  ④C-PL
2007年10月15日  ③DHGサーキュラー
2007年4月21日    ⑥PRO1D WIDE BAND
2004年2月9日      ⑧サーキュラーPL 

※本当は表にするのが見やすいと思いますが、スマホで見ると表示が崩れてしまうので、箇条書きにしています。

 

この中で、一番上の「Kenko ②ZX サーキュラーPL」に関しては、この時点でまだ販売されていません。

それにしてもKenkoさんはPLフィルターにチカラを入れていますね。

 

ちなみに、僕が使っているのが、

マルミ製の

2013年4月5日発売    ①EXUS サーキュラー

 

そしてケンコー製の

2010年9月20日発売  ③Zeta EX サーキュラー

の2枚になります。

 

そう考えると、僕が持っているケンコーのPLフィルターはもう結構古いタイプになるのですね。

ここで最初の価格グラフをもう一度見てみます。

 

 

こうして見ると、最初に見たときよりも、価格だけでは判断できなくなったと思います。

僕が使っている「2010年9月20日発売  ③Zeta EX サーキュラー」はケンコーの上から3番目のグレードですが(購入当時は一番上だった)、今では「旧タイプ」ということになります。

 

 

やはり、この発売日順のグラフを参考にして、価格と相談するのがベストになると思います。

 

それでは、比較的新しいおすすめモデルの仕様を見てみます。

 

「Kenko」ZX C-PL/2017年9月21日発売

これが一番新しいモデルになります。

この記事を書いている9月上旬には、まだ発売されていませんからね。

キャッチコピーは、

最高のカラーバランスと超高解像を実現した、究極のPLフィルター

引用:Kenko

となっています。

PLフィルターは基本的には「色味」を持たないグレー色のフィルターですが、実際にはやや黄色みがかって写る物が多いです。
(メーカーではイエロー色のカブリとうたっています)

このZX(ゼクロス)は、そのイエロー色カブリがないようです。

これは嬉しいですね。

 

さらにこのフィルターを装着することで、最大で1絞り分しか暗くならないということです。

これも素晴らしいスペックだと思います。

 

他には・・・

  • 撥水・撥油コーティング
  • フローティングフレームシステム
  • 究極の平面性
  • 高透過偏光膜採用
  • ローレット加工

など、現在で考えられる最高の技術が詰め込まれているようです。

気になる市場価格ですが、Amazonで見てみると、


※上の画像がAmazonリンクになります。

「16740円」(税込)ですね。

 

僕が使っている「2010年9月20日発売  ③Zeta EX サーキュラー」の現在の価格が「13500円」です。

それほど変わらないと言えます。

 

7年の歳月でどう進化したのか、非常に興味深いです。

これは文句なしに「一番オススメ」の製品です。

 

次にオススメの製品は・・・

 

「Marumi」EXUS サーキュラー2013年4月5日

マルミの最上級モデルです。

「新しいもの」に注目すると、先ほど紹介したKenkoの製品に数歩譲りますが、メーカーのフラッグシップであることと、価格と性能の面から見ても、素晴らしい製品であることに間違いはありません。

なぜなら僕が使っているからです♪

 

このマルミのフィルターは、造りがとてもしっかりしています。

Kenkoの極薄に比べると、やや厚みがありますが、そのぶん耐久性に優れていると感じています。
(落としてもコワレナカッタ)

また、表面のコーティングが優秀で、汚れや指紋がつかないです。

価格の面から見ても、最上級の製品の一つだと思います。

※上の画像がAmazonリンクになります。

市場価格は「12674円」(税込)ですね。

続いてオススメするのは・・・

 

「K&F Concept」HD Nano-X CPL/2016年3月30日

この「K&F Concept」というメーカーですが、最近注目しています。

主に海外で事業を展開していたようですが、最近は日本でも製品が手に入ります。

 

僕自身は、バックパックとNDフィルターを現在使っていますが、なんといっても価格がリーズナブルなところが魅力です。

ただ、極端に安いタイプもあり、その製品の品質は定かではありません。

 

それでも、グレードの高い製品の価格はそれなりにします。

僕はまだこのPLフィルターを試していませんが、この価格帯で性能が高ければ、日本の2大メーカーが押される可能性もあると思います。

この「K&F Concept製」の安いタイプは、ネット上で辛口のレビューが見受けられたので、コチラの方が安心です。

市場価格は「8550円」(税込)ですね。

 

次は、ミドルクラスでオススメの製品になります。

 

「Kenko」サーキュラーPL(W) 2016年11月1日

特筆すべきは、やはりその発売日です。

ケンコーの多様なラインナップの中でも新しいモデルになります。

また価格もそれほど高くないので、初めて使うならこれがオススメです。

 

Amazonのレビュー評価も高いので、安心して使えますね。

市場価格は「7090円」(税込)と、それほど安くもないです。

 

またこの価格は、上にも書きましたが僕が一番使うサイズ「77mm」を取り上げています。

これより大きなサイズは、必然的に価格も高くなるし、小さいサイズは安くなりますので、商品ページで自分の使うレンズに合うサイズを選択して確認して下さいね。

 

続いてのオススメは・・・

 

「HAKUBA」XC-PRO エクストリーム2015年3月18日

この「HAKUBA製」のフィルターですが、かなりのお買い得感があります。

なんと参考価格が「23760円」に対し、市場価格が「6264円」なんです。

17000円以上安くなっています。

 

調べてみるとドイツ製のガラス材を使用したり、防汚コーティングもされているなど、性能面でもスペック上は他メーカーに遜色はありません。

Amazonのレビュー評価も高いので、人気があるようです。

発売日も比較的新しいですからね。

僕自身は、このHAKUBA製のレンズ保護フィルターをよく使っていました。


お買い得感があって、性能も高いことが想像されるこのフィルターも、使ってみたい候補です。

 

ここまで様々なおすすめフィルターを見てきましたが、そろそろ決まったでしょうか?

 

まとめ

 

PLフィルターを使わなければ撮れない世界があります。

その光景を前にした時、

「PLフィルターをまだ持ってないから」

そうならないように、予算に合わせて性能の高いフィルターを持ち歩きたいですね。

 

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次回は、最近撮影した「フィルター効果をON・OFF」した比較写真をメインに、PLフィルターの効果をわかりやすくお見せしたいと思います。

 

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それでは最後まで読んでいただき感謝します。

ありがとうございました。

 

※発売日はメーカーサイトやAmazonの取扱日を参考にしています。
この取扱日以降にマイナーチェンジなどで、仕様が変わっているかは不明です。

 

「Kenko」の一番新しい最上級モデル ZX C-PL 2017年9月21日発売

 

 

「Marumi」のフラッグシップモデル EXUS サーキュラー 2013年4月5日


フィルター界の黒船になるのか「K&F Concept」 HD Nano-X CPL 2016年3月30日

 

発売日も新しいミドルクラス「Kenko」サーキュラーPL(W) 2016年11月1日


バーゲン中?「HAKUBA」 XC-PRO エクストリーム 2015年3月18日

 

フィルターケースはこれを使っています。

これに77mmが3枚、82mmも3枚入れて持ち歩いています。

 

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