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写真で食べていくことはできるのか?~ストックフォトに挑戦

      2017/08/21

「写真で食べていくことはできるのか?」

いつも訪問ありがとうございます!

幸せカメラのKENです。

このサイトでは主に、

  • 僕が撮影した写真や撮影地情報
  • カメラ機材のレビュー

などを紹介しておりますが、今回はいつもとは少し違う内容でお届けします。

それは「写真」というジャンルの世界で「食べていけるのか?」という自分自身への問いでもありました。

 

写真の世界で生きていくことへの憧れ

 

僕は北海道の恵まれた大自然の中で、そこで暮らす生き物や風景を撮影しています。

撮影地へ行くには、いつも広大な北海道の大地を車で長時間移動する必要があります。
(日曜日にはいつも300km~400km移動しています)

朝夕の感動的な光景を撮りたくて真夜中に起きて車を走らせたり、場合によっては撮影地で車中泊もします。

誰かに頼まれてやっているのではなく、自分が好きでやっていることですが、

「もう少し休みと時間があったらなぁ」

と、いつも感じています。

現在は会社勤めをしながら週末カメラマンとして活動していますが、

いつかは趣味の枠を越えて、

「写真の世界で生きていけたら」、

と、そんな想いが芽生えます。

言い方を変えれば、

「写真で食べていけたらいいな」

と考えたりします。

 

元旦の雪山登山

NDS_7892-2

 

今年の元旦には冬の雌阿寒岳に登り、山頂から初日の出を拝みました。

そして、

「もっと撮影できる時間が欲しいです!」

と、そんな願い事をしてみました。
(体感気温➖25度以下でした)

 

NDS_7937

 

実はこれは、自分のことだけを考えて願ったわけではありません。

僕が撮りたい「写真」というのは、自己満足とは少し違う意味合いがあります。。

どういうことかと言いますと、

僕は「人を幸せにできる写真」を撮りたいといつも考えているのです。

それは、プロとして商業的な写真を撮るということではなく、アマチュアでいながらも多くの人の心に響いたり、人を笑顔にできたり、感動を与えられるような、そんな写真を届けたいということなんです。

そして写真には、そういったチカラがあると信じています。

現在、僕が撮影した写真は、様々なメディアを通じて、多くの方に見ていただいております。

 

撮った写真は共有したい

 

僕が撮った写真は、例えばツイッターやインスタグラム、写真共有サイトなどに投稿しています。

リンク:kenのツイッター

リンク:kenのインスタグラム
(こちらは現在投稿をお休みしています)

ただこれらは無料サービスを利用しているので、画像データをアップロードすると、どうしても画質が大幅に低下してしまいます。

その中でも写真共有サイトの「PHOTOHITO(フォトヒト)」はかなり高画質の写真データを投稿できますが、それを見ている第三者が、写真を気に入ったからといって購入してダウンロードできるようなシステムではありません。

リンク:kenのPHOTOHITO写真一覧

ただし、無料登録できる共有サイトでは、下のような問題もあります。

PHOTOHITOでの問題

このPHOTOHITOですが、実は投稿をお休みしています。

PHOTOHITOの姉妹サイトが無断で僕の写真を使っていることがわかり、色々と話し合いをしました。

その姉妹サイトによると「規約に書いてあるので問題はない。ただし不服なら今後は使いません」との回答でした。

たしかにPHOTOHITOの規約を見ると、運営会社の「価格com」に関連する様々な姉妹サイトで、PHOTOHITOに投稿された写真を利用できるとなっています。
(無断で使用する場合がありますとの記載)

僕はこの規約の記載を見逃していました。

現在、無断使用の写真は削除してもらいましたが、「一人の写真家」としては無断使用に関しては妥協するべきでないと考えています。

(嫌なら退会するのが一番ですが、このサービスを使いたい理由もあるので、保留しています)

これらのサイトはあくまでも「展示」や「交流」が目的になっています。
(写真の詳細な撮影データを見れるのが、このPHOTOHITOの魅力です)

その他の共有サービス

 

また海外で有名な写真共有サイト「500px」にも投稿していますが、こちらはマーケットプレイスで写真を販売できるようになっています。
(まだ売れたことはありませんが)

この500pxに投稿すると、世界中の写真家や閲覧者から評価をもらえることがあり、結構刺激になります。

リンク:kenの500px

このように沢山のサービスがありますが、どれも高画質の写真データを第三者が自由に購入して利用できるものではありません。

そんな中、昨年から取り組み始めたのが「ストックフォト」というサービスです。
(2015年の秋頃から)

 

ストックフォトとは

PIXTAのマイポートフォリオ

 

ストックフォトとは、そのサービスを提供している会社と僕が「クリエイター契約」をして、そのサイトに画像をアップロードし販売してもらいます。

そしてそのサイトから自分の写真が売れると、売上の約1割~5割がクリエイターに支払われるという仕組みです。

クリエイターのランクによって、コミッション率は変化しますし、
そのストックフォトサービスを提供している会社によっても金額は様々です。
(何社もあります)

ちなみに僕が登録しているのは、トップページのサイドバー下にリンクを貼っている「PIXTA」というストックフォトサービスです。

リンク:kenのPIXTAプロフィールページ

ここに現在540枚ほどの写真を登録しております。
(2017年8月 990枚)

写真の販売価格はサイズごとに異なり、

Sが¥540

Mが¥1620

Lが¥3240

XLが¥5400

となっています。
(価格はあらかじめ決められています。)

(他のストックフォトサイトでは、自分で価格を設定できるところもあります)

PIXTAの場合、もしXLで1枚売れたら今の僕のコミッション率が22%なので、1枚¥1200くらいの収入になると思います。

実は少しだけ下調べをしてからこのストックフォトという業界に参入したのですが、このストックフォトの収入だけで生活しているクリエイターさんもいます。

トップクリエイターになると年収1千万以上あると聞きました。

そこで僕は、

「写真という自分の好きなジャンルで、生活が成り立つのではないか?」

と夢を膨らませたわけです。

そして自信を持って人に見せれる写真を選別して、いざ登録しました。
(登録する前に、審査があります)

審査申請には約1週間ほどかかりました。
そして審査を通過した写真がいよいよ販売されました。

これで僕もクリエイターの仲間入りです。

すると・・・

いきなり売れました・・・!

しかもサイズは一番大きなXLです・・・!

 

ストックフォトで写真が売れた

カメラ:NIKON D810
レンズ:TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD
絞り:f/2.8 SS:1/60秒  ISO:6400
焦点距離:15mm 三脚 WB:電球 RAW

 

「おぉ!あの写真が売れたんだ!誰かわからないけどありがたいな!」

「ストックフォトの世界って凄い!ありがとうございます!!」
(ちなみに購入者は誰なのか、こちらからはわからないシステムです)

僕は有頂天になり、

「この世界で食べていけるんじゃないか」

と思いました、その時は。

「どれ・・・収入はいくらになったかな・・・」

獲得クレジットのリンクをポチッ・・・

 

ストックフォトの初報酬

【獲得クレジット】0.25 ※定額制

「ん?0.25って何?¥2500のこと?」

「定額制って何だっけ?」

実は写真の購入方法には、「単品」と「定額制」という2つのパターンがあります。

自分の場合は販売側だったので、購入方法についてはあまり詳しく勉強していませんでした。

そして最初に売れた写真は、「定額制」で購入されたことがわかりました。

(実は写真を審査登録する際に、単品販売か定額制販売か自分で一枚ずつ
設定できるようになっています)

(デフォルトでは「定額制販売にする」となっていました)

ところで今回のクレジット「0.25」というのはなんなんだ?

早速調べました。
(調べるのが遅いですよね)

結果:1クレジット=108円

(クレジットというのはPIXTA内の仮想通貨のことです)

ということは・・・

0.25クレジットは1クレジットの4分の1だから~

「27円」

「えっ?何か間違ってませんか、ケタが?」

色々調べました。

間違っていませんでした。

しかも、

「定額制販売では素材のダウンロード5回で販売1回としてカウントいたします。」

 

定額制のワナ

つまり定額制では、5枚売れて初めて1回とカウントされ、クレジット交換の対象になるということです。
(1枚しか売れていないと、換金すらできません)

「27円というのも驚きだけど、5枚で1カウントっていうのもなんか違和感」

しかもクレジットは、10クレジット以上貯まらないと換金できないようになっています。

(換金する際は手数料もかかります)

ということは、定額制で1枚売れて喜んでいる場合ではないということです。

つまり最低でも定額制で40枚売れないと、10クレジットにはならないので、
換金できないということです。
(40枚=10クレジット=¥1080ですね)

「定額制で40枚も売れるのか?僕の写真が」

そんな不安が頭をよぎりました。

最初にクリエイター登録をした月は、100枚まで写真をアップロードできます。
(その後登録できる上限を増やすことができます)

そこで「写真の質やタグ」についての審査があるようです。

この辺りについてはまた別の機会に触れたいと思いますが、僕が登録した写真は運良くそのほとんどが審査を通過しました。

登録して審査を通過し販売され、いきなり一枚売れ、そして収入は27円(しかも仮)。

それから販売の様子を毎日チェックしていましたが、一向に売れる気配はありませんでした。
(写真自体にはそこそこアクセスはあるのですが)

「駄目だ、一旦定額制販売はやめよう」

そう思いすべての写真を単品販売にしました。

だって一枚27円ですからね・・・。

単品販売でXLなら5400円ですよ。

XLで一日10枚とか売れたら、十分食べていけると夢を見たのですが、現実はそう甘くはないということですね。

上にも書きましたが、S~XLのサイズでそれぞれ金額が変わるのが単品販売です。

しかし定額制販売はS~XLどのサイズでも0.25クレジットで購入できます。

 

定額制販売のメリット

つまり、素材を沢山購入する方にとってはかなりメリットがあるということになります。

同時に、素材を提供しているクリエイターにとっても、

たくさん売れる=注目してもらえる=評価が上がる=他の作品も売れる

という図式が考えられます。

定額制販売についてのPIXTA公式のQアンドAから引用しますと、

Q. なぜ単品購入と定額制販売ではこんなに価格が違うのですか?

A. 定額制では、特に「素材を大量に使いたい購入者様」のニーズにお応えすることを大きな狙いの一つとしております。
そのため、一定以上のボリュームでご利用いただくことを条件に、リーズナブルな価格で素材のダウンロードを可能にしています。

出典:PIXTA

と書いてありました。

ちなみに定額制の購入プランは結構高いですね。

  • 一日に素材を25点ダウンロードできるプランが¥29,700(一年契約の場合の月額です)
  • 同じく一日に素材を25点ダウンロードできる月額プランが¥37,800(30日契約)
  • 他にも月額¥58320円で30日間250点をダウンロードできるプランがあります。

これってホームページなどを作成しているWebデザイナー向けなんでしょうかね。

そのうち、しばらくしてまた僕の写真が1枚売れました。

 

単品で一枚売れました

 

Mサイズで・・・!(もちろん単品販売です)

【獲得クレジット】3.30

ということは1クレジットは¥108なので、

¥356.4ということになります。

「やっぱり定額制販売より全然イイ!」

定額制だと1枚売れて27円、しかも5枚売れて1カウント。

単品販売だとMサイズ1枚で356円。

もちろん1枚1カウント。

(カウント数はクリエイターランクに影響し、コミッション率に関係します)

そしてそのまま写真の登録を続けましたが、月に1枚とか2枚とかしか売れないんですよね・・・。

 

ストックフォトをやってみた初期の感想

 

登録する写真の数をもっと増やせば、それに伴い販売枚数も増えるかもしれませんが、今のところ僕が撮る風景や動物の写真で、

「ストックフォトで食べていくのは無理」

というのが正直な感想です。

でも自分の写真が売れて、誰かがどこかで使ってくれているというのは面白いとは思っています。
(購入者が誰なのかはわかりませんし、著作権はあくまでも自分にあります)

いつかどこかのホームページや、チラシ・ポスターを見た時に、

「あっ、これは僕が撮った写真だ」

と気付けたら面白いかもしれません。

と、そんなことを書きながら、ちょっと気になったのでPIXTAで売れた自分の写真をグーグルで調べてみました。

 

売れた写真の行方

※この写真ではないです

 

ネット上にある自分の写真を右クリックして、

「Googleで画像を検索」

を選択します。

すると、ネット上にある同じ写真を探すことが出きます。
(この方法で無断使用なども見つけることができると思います)

試しに調べてみた写真は、

「緑の林の中に霧が立ち込めていてそこに光が射し込んで幻想的な光芒」

という内容の作品です。

個人的にもかなり気にっております。

(2・3枚売れていると思います)

そして検索してみると・・・

「おぉぉ!!」

とあるお店のホームページに使われていました!!

そして提供するサービスのイメージと画像がとてもマッチした使い方をしてくれています。

恐らくプロの方が作ったHPですね、これは。

何だか嬉しかったです。

思わずそのHPをお気に入りに保存しました(笑

リアル店舗のHPなので、いつか行ってみるのも面白そうです♪

「僕の写真が役に立っている」

そう思いましたね。

実感が湧きました。

その写真からの収入は「27円」ですが♪

これはもしかしたら僕の写真に対する向き合い方、

多くの人を幸せにすること

には通じているのかもしれません。

そこで僕は方針を変えました。

すべての写真をもう一度、定額制で販売することにしたのです。

 

定額制販売でたくさん使ってもらいたい

 

どのみち利益はそれほど望めないのだから、この際思い切って多くの方に僕の撮った写真を使ってもらおうと思いました。

すると、登録した写真の枚数が増えたせいもあると思いますが、少しずつ売れるようになってきたのです。

やはり定額制購入が多いですが、たまに単品で購入される方もいます。

そんな感じで現在までで数十枚の写真を購入してもらうことができました。

今後も写真の数を増やして、多くの人に使ってもらえるようにやって行きたいと思っています。

写真販売や購入に興味がある方はこちらから

ストックフォトを利用する~登録方法と写真の買い方
こんにちは。 KENです。 今回は僕が利用している「ストックフォト」という写真共有サービスで、写真を購入したり会員登録...

ただし「写真で食べていく」というのはこの状況では全く出来ていないわけで、それについては他にも色々と考えています。

突然話は変わりますが、仕事の縁で知り合った方が僕の写真を見て、リビングに飾りたいと言ってくれました。
(僕のスマホで見てもらったのです)

 

写真の価値と活用方法

 

そこで自宅のインクジェットのプリンターで印刷して、気に入ってくれたその写真をプレゼントしました。
(A4サイズで)

その方はかなり喜んでくれて、

  • もっと大きく引き伸ばして飾りたい
  • 写真を展示して販売できるところを紹介してあげる
  • 今後は写真に見合う代金を支払う

とても嬉しいお言葉をかけてくれました。

でも僕のほうが多忙で、なかなか足を運べずにいます。
(もったいない話ですが、その方はご高齢でネットやパソコンを使えないので、何度も足を運ばなければならないのです)

現在の僕の生活では、そうして足を運ぶのが難しい状況にあります。

  • 個人の購入希望者さんのところへ伺う
  • 写真をサンプルから選んでもらう
  • 引き延ばす前にカメラ屋さんで校正プリントをする
  • お客さんにまた確認してもらう
  • またカメラ屋さんに行く・・・

ということが忙しくてほぼ出来ない環境です。
(今回の方は、全紙や全倍という大きなサイズを希望していました)

何せ平日は仕事が忙しくて、カメラ屋さんの営業時間内に買い物にすら行けないのですから。
(サボれば行けますが)

週末は撮影でほぼ丸一日移動していますし。

そんな僕が今一番必要としているのはもうおわかりだと思いますが、

「時間」です。

(最初の方にも書きました)

それも自由な時間が必要です。

例えば無職になったり、新聞配達をしながら時間だけを捻出して、背水の陣で自分の撮った写真で勝負していく・・というのは現実的じゃないです。
(やってみなければわかりませんが)

やはり経済的にも自由でなければ「時間」という人生の大切な資産を活かすのは難しいと感じています。

そんな中、こんなニュースを見つけました。

【1億3000万円の値段がついたジャガイモの写真】

リンク:1億3000万円の値段がついた「ジャガイモの写真」が、これだ

調べてみますと、この背景にはカメラマンの経験や実力や才能があったり、自ら築き上げたマーケットも素晴らしいのだとわかりました。

偶然そうなった、という訳ではないようです。

なるべくしてなった1億3000万円のジャガイモだということです。
(このカメラマンが自由で幸せかどうかは記事からはわかりませんが)

まぁこれは極端な例ですが、僕のような経験の浅いアマチュアが、時間と経済的な自由を手に入れて写真で生きていくというのは、現実的にはかなり難しいことだと感じています。

(もしかしたら、先ほど書いた僕の写真を気に入ってくれたご老人が、気に入った一枚を100万円で買ってくれる可能性はありますが)

 

まとめ

 

ここまで色々と考えてみましたが、今のところは「時間とお金」は「写真」と切り離して別な視点で考えたほうが良さそうです。

別の言い方をすれば「仕事」と「趣味」を分けて考える、ということですね。

多くの方が「仕事と趣味」の両立を夢見たり、苦悩したり、諦めたり、成功したりしていると思いますが、僕も人生の半ばにさしかかり、最近そんなことを考えるようになってきました。

今回はそんな週末アマチュアカメラマンの葛藤をお話しました。

ストックフォトや撮影活動についてはまた報告したいと思います。

長くなりましたが、最後まで読んでくださってありがとうございます。

PS:北海道の冬の寒さを活かした美しい写真を撮るべく、休みの日には特に冷え込む地域を狙って撮影に行っていますが、今年は暖冬傾向でなかなか冷え込みません。
(2016年・冬)

それでも先週の日曜日には氷点下24度の厳しい寒さの中幻想的な景色を撮ることができました。

 

DSC_4485

 

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