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オンネトーを歩いて色々な角度から撮ってみた

      2016/07/04

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こんばんは。

北海道道東の神秘的な湖たちに、すっかり心を奪われている管理人のKENです。

「摩周湖」

「屈斜路湖」

そして「オンネトー湖」と、どれも美しくそして「青い」湖です。

ただ、どの湖も自宅から結構遠いので、頻繁には行けないのが悩みです。

週末になるといつも天気予報を見ながら、ピンポイントでいずれかの湖を狙っています。

ただ、湖周辺の天候は変わりやすいので、「天気が読めない」という面白さもありますよ(笑

→関連記事:風の峠に挑んだ春の朝 (吹雪の屈斜路湖)

→関連記事:光と霧と寒さが創る摩周の朝に (極寒の摩周湖)

→関連記事:ニコンD500と行く~春のオンネトーは吹雪だった (吹雪のオンネトー)

これらの記事を見ていただくと、「この人、大丈夫か?」とちょっと心配するかもしれませんが、安心して下さい♪

「生きてますから、僕は」♪

オンネトーの朝の色

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4時34分

さて、前回記事に書きましたが、深夜の「天の川」から朝の「青い刻」までを撮影した僕は、少し移動することにしました。

→前回記事:春のオンネトーの星空~早すぎる夜明けと青の湖

最初の撮影ポイントから、野営場(キャンプ場)の方に向かいました。

湖を周回する車道はとても狭く、車の運転には注意が必要ですが、この朝は僕一人しかいなかったので、リラックスして気になる箇所で撮影しながら進みました。

昼間は観光バスや車の往来があるので、車同士がすれ違う際は、待避所や駐車スペースで譲るなど配慮が必要です♪

さて、湖を見ながら進んで行くと、何箇所か気になるポイントがありました。

そこは比較的木々が開けているので、撮影に向いている場所なんです。

あいにく太陽は山の向こう側から顔を出さず、この時間はまだ眩しさは感じませんでした。

そして車2台が停められる駐車スペースに入り、そこから少し歩くことにしました。

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4時58分

歩いていると、車からは見つけることの出来ない「構図」を発見したりします。

それもほんの僅かな木々の隙間から見えてくるんです。

そしてそこでしゃがんだり、離れたりしながら遠くに入る印象的な世界を切り取りました。

もし、ここを歩く機会があれば、望遠レンズを持って行くのがおススメです。

僕は70-200mmと、野鳥用に200-500mmを使いましたが、通常なら300mmくらいまであれば十分だと思います。

湖周辺は木々が生い茂り、なかなか見通しが良くないのですが、その隙間から望遠レンズで切り取ることで、面白い絵が作れます。

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5時3分

 

こういうのは車からだとちょっと見つけられないです。

やはり自分の足で探す楽しさがあります。

ただ、湖の車道は路肩も殆ど無く、とても狭いので注意が必要です。

今回のように早朝であれば全く問題ありませんが、人気の観光スポットなので日中は交通量もありますから、そんな時は湖の反対側の散策路がオススメです。

この後僕も行ってきました。

阿寒の朝の森で

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「太古の森」

そんな言葉が相応しいのがこの「阿寒の森」です。

至る所に巨木の姿を見ることができます。

そして朽ち果てて苔生した倒木や、湖に倒れこんだ巨木など、圧倒されるような光景が広がっています。

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そんな太古の森で野鳥でも撮影したいと、僕は森の奥に少し入ってみました。

するとすぐに現れました。

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「何もそんな細い枝に2羽も留まらなくても」笑

と、クマゲラさんをここでは普通に見ることができます。

環境省RDB(レッドデーターブック)にリストアップされている希少な鳥ですが、ここでは彼らが逞しく元気に生きていることを教えてくれます。

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そして「雌阿寒岳」(めあかんだけ)の登山道をしばらく進むと、ついに朝日が山の向こうから射し込んできました。

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そしてちょうどこの瞬間、小鳥たちも一斉に騒ぎ出しました。

僕がいつも聞く、湿原の鳥達のさえずりとは全く違う種類の鳴き声でした。

ただ、なかなか見つけることはできませんでしたけど。

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6時12分

そのままキャンプ場のある湖方面に戻り、そこから散策路を目指して進みました。

森の中に朝日が眩しく、そして綺麗でした。

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ここでも小鳥たちが激しく飛び回り、春の朝を精一杯生きていましたよ。

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そして小鳥たちを撮るのも楽しいのですが、やはりオンネトーの湖を撮らないわけには行きませんので、岸辺に向かいます。

変化する湖の色

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そこで見た湖は、朝早くに見た色とはまた違って、少し緑がかったような、そんな色をしていました。

その青緑の湖面に、白樺の色が揺れてとても素敵でした。

僕はココで何枚もその表情を切り取りました。

ちょっと角度を変えると、全く違う表情を見せてくれるのです、この湖は。

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キャンプ場の方から岸辺に向かうと、そこはとても見通しが良くて、安全に撮影できるのでとてもおススメのポイントです。

朝早いうちなら、それほど白い反射もなく、このように映り込みを楽しむことが出来ます。

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6時22分

静かに、鏡のように映る湖面もいいですが、風で淡く揺れた映り込みも綺麗です。

もしこの反射をコントロールするなら、「PLフィルター」があると便利です。

→関連記事:PLフィルターの使い方~反射を抑えた世界とは?

この時間になると、すっかり手持ちで撮れる明るさになっているので、三脚不要で手軽に移動しながら楽しめます。

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広い構図で全体的に撮るのも良いのですが、部分的に切り取るのもオススメです。

背景が普段見るのとは違う「コバルトブルー」であったり「エメラルドグリーン」になったりするので、何気ない被写体が絵になります。

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普通ならこんな樹の枝はあまり撮らないですよね。

でもオンネトーならしっかりとポーズを決めてくれる感じがしますよ♪

そして少し広角でも撮っておきます。

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陽の光が直接当たっていないので、まだやわらかい感じがして撮りやすかったです。

あまりにも明るいと、コントラストが強くなりすぎて、「白とび」や「黒つぶれ」との戦いになりますからね。

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6時33分

湖畔にきれいな花を見つけたのですが、すぐ側に朝日が差し込んでいたので、あまり目立たなかったようです。

それでも「映り込み」を楽しむことができました。

そして湖を去る

このままオンネトーを周回する散策路を進んで行くと、次はちょっとした登山道に入ります。

そこでも巨木であったり太古の森を満喫することができるのですが、結構時間もかかるので今回は戻ることにしました。

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戻りながらも、ゆっくりと景色を見ていると、雌阿寒岳の北斜面に薄っすらと雲がかかっているのが綺麗に見えました。

望遠レンズで手前の新緑を前ボケにして撮ってみました。

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そのまま湖を見ると、風が湖面に光のラインを作っていたので、これも春らしく新緑を前ボケにして切り取りました。

秋にはこれがすべて紅葉となり、それもまた美しいのです。

ここまでオンネトーに到着してから約5時間、ほぼ休みなしに撮影を続けたのですが、それでも撮り足りないほど見どころが沢山ありました。

貴重な休日だったので、次の予定のためにここを去りましたが、一日中居ても飽きない場所かもしれません。

何せ広いですからね、オンネトー周辺は。

オンネトーからは雌阿寒岳に登山することもできるし(片道1時間半~2時間)、湯の滝と呼ばれる林道の散策路もあるし、近くに温泉施設もあります。

阿寒の奥深い大自然は、こうして僕の心を捉えて離しません。

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この後は、前から一度行ってみたかった「滝」を目指します。

そこで僕が目にした光景とは・・・。

次回はそれをお届けしたいと思います♪

それでは最後まで読んでいただきありがとうございました!

オンネトーの地図

今回撮影に使用した機材
ニコン D810 ボディ

ニコン D750 ボディ

ニコン D500 16-80VRレンズキット

ニコン AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8G ED VR II

ニコン AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR


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