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新型大三元レンズ~NIKON 24-70mm f/2.8E VR入手しました

      2016/04/21

待ちに待ったニコンの新型大三元レンズ「24-70mm f/2.8E ED VR」がようやく発売になりました。

だいぶ前になりますが、このレンズが発売されるという情報を聞き・・・

「一番使う焦点域なので、やっぱり大三元レンズが欲しい」と予約を入れましたが、

メーカーの都合で発売日が1か月以上延期になり、とても待ち遠しかったレンズです。

1.大三元レンズとは

大三元レンズ」と言うのは誰が名付けたのか?

麻雀の役満である「大三元」を構成する3つの要素をレンズになぞらえて、各カメラメーカーから発売されている「三大ズームレンズ」を全て揃えたら「役満」のような価値があると例えたのでしょうか。

ちなみにニコンの通称「大三元レンズ」は・・・

  1. 14-24mm f/2.8
  2. 24-70mm f/2.8
  3. 70-200mm f/2.8

上記の3本になります。
どれも明るさがF2.8通しという、優れた光学性能のズームレンズです。

よく「単焦点レンズの描写が美しい」という話を聞きますが、異なる焦点域の単焦点レンズを何本も揃えたり、それらをすべて携帯して撮影に行くのは結構大変です。

この大三元ズームはその単焦点レンズに引けを取らない、そんな素晴らしい描写が可能な便利ズームレンズです。

ただしそれぞれの価格も、「役満」を連想させるような?とても高額なものとなっています。

2.VR~手振れ補正機構の搭載

まず今回、新型として発売になった「24-70mm F/2.8E」はVR(手振れ補正機構)が搭載されました。

旧モデルとなる「24-70mm F/2.8G」にVRは搭載されていません。

メーカーからの引用ですが、

VR機構を搭載し、NIKKOR初のED非球面レンズを採用。極限の画質を追求した高性能大口径標準ズームレンズ

となっております。
この「極限の画質」というのがとても気になるところですね。

通常、手振れ補正の機構をレンズに組み込むのは、高い技術が必要で、それに伴いレンズが大型化し、さらに画質の面で「手振れ補正なし」のレンズに劣る可能性があると聞きます。

実際今回の開発者からの談話で、手振れ補正機構の搭載に関して、

「全ニッコールレンズの中で最高の設計難易度で、針の穴を通すようなもの」

という記事を目にしたことがあります。

ニコン最高峰の新型ズームレンズで、

「針の穴を通すような技術」

と言われるそのVRの効き具合、とても気になるところですよね。
(手振れ補正効果は4段分のようです)

3.VRの効き具合

そこで早速テストしてきました。

まずはレンズが届いた日の夜に、手持ちで街角スナップです。
夜の手持ちスナップは、VRの効き具合とレンズの明るさが試されます。

2015年10月222日 20時14分 AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR SS 1/15秒 f/3.5 24mm ISO-1000 手持ち WBオート RAW

2015年10月22日 20時14分
NIKON D750 AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR
SS 1/15秒 f/3.5 24mm ISO-1000 手持ち WBオート RAW

(画像をクリックすると拡大します)
(画像の右下に人が歩いているのが写っています)

手持ちでシャッタースピードが1/15秒です。

このくらいだと、特にブレずに気軽にスナップすることができました。
(ちょっと今までの感覚が狂うぐらいです)

今回は手持ちということで、D810ではなく軽いD750で臨みました。
しかし、レンズが結構大きくて重いので、バランスを取るためにバッテリーグリップを装着しています。

これにより全体の重さは増しますが、レンズとボディのバランスが良くなりました。
結果疲れずにブレない写真を撮ることができたと思います。

2015年10月222日 20時28分 NIKON D750 AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR SS 1/40秒 f/2.8 24mm ISO-250 手持ち WBオート RAW

2015年10月22日 20時28分
NIKON D750
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR
SS 1/40秒 f/2.8 24mm ISO-250 手持ち WBオート RAW

次は一枚目の写真に写っている商業施設「Moo」に併設している植物園「Egg」に行ってみました。
夜の植物園は暗く、普段の感覚だと「三脚」が必須になるそんなシチュエーションでした。
これは絞り開放で撮っているのでISO感度も250に抑えてSS 1/40秒で撮れました。

やはり「ブレない」のは間違いないようです。
(試しにVRを切って取ってみるとブレました)

2015年10月222日 20時30分 NIKON D750 AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR SS 1/40秒 f/2.8 70mm ISO-500 手持ち WBオート RAW

2015年10月22日 20時30分
NIKON D750
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR
SS 1/40秒 f/2.8 70mm ISO-500 手持ち WBオート RAW

これも絞り開放ですが、測光モードを「白トビ防止」にして、露出を暗めに撮りました。
普段ならISO感度をもっと上げるか、もしくはSSを遅くして三脚を使いたくなる場面です。

2015年10月22日 20時24分 NIKON D750 AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR SS 1/40秒 f/2.8 24mm ISO-2500 手持ち WBオート RAW

2015年10月22日 20時24分
NIKON D750
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR
SS 1/40秒 f/2.8 24mm ISO-2500 手持ち WBオート RAW

「試す」と言いながらもやはり「綺麗に撮りたい」とISO感度とSSを上げ気味なのは本能です(笑

2015年10月22日 20時24分 NIKON D750 AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR SS 1/40秒 f/2.8 24mm ISO-2500 手持ち WBオート RAW

2015年10月22日 20時24分
NIKON D750
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR
SS 1/40秒 f/2.8 24mm ISO-2500 手持ち WBオート RAW

どうしても絞り開放のショットが多くなってしまいました。
(実は夜の植物園には行ったのは初めてだったので、綺麗でテンションが上がってしまったのです)

解像に関してはもっと絞って色々試したい所でしたが、今回はあくまでも手持ちスナップが目的だったので、この様な感じでこの日の撮影を終えました。

4.まとめ

初めてこのレンズを使ってみて感じたのは・・・

  1. VRが素晴らしくブレない!(これは他のレンズと比べてみても圧倒的に優れていると思います)
  2. AFが速い、精度が高い!(これも他のレンズに比べて速く、精度が高いと思います)
  3. 重い(1.07kg)(一般的なレンズに比べると重いですが、ボディに寄ってはそれほど重さを感じません)
  4. レンズフードのロック部分が狭い(フードによるケラレはもちろんありませんが、レンズとロックする部分が相当細く感じられ、レンズ保護フィルターやレンズカバーを装着すると、レンズフードの着脱がやや難しくなります。薄いタイプのフィルターなら問題ないかと思います)
  5. VRモードが2種類ある(ノーマルと流し撮り対応のアクティブがあります)
  6. ズーム部分が細くて回しやすい。
  7. フィルターサイズが82mmなので、新たにPLやND等のフィルターを用意しなければならない。(自分のメインに使っていたレンズはほとんどが77mmでした)

大体こんなところでしょうか。

ちなみに私の言う「他のレンズ」とは、現在のメインレンズですが、一本は大三元の一角です。

70-200mm f/2.8 VR Ⅱ」になります。

このレンズは2009年から発売されてますが、その圧倒的な性能で多くのNIKONファンに支持されている大三元の望遠レンズです。
これは重さが1.54kgありますから、1.5Lのペットボトルを常に持っているようなものですが、その持ち易さが重さを忘れさせてくれます。

このレンズのAF速度と精度は、「動き物」の撮影にとても強いと感じます。
1.4倍のテレコンを付けて280mmの望遠レンズとして使う方も多いようです。

その他は超広角域を担当している「タムロン 15-30mm f/2.8 VC」です。

このレンズは超広角では珍しくVC(手振れ補正)が搭載されています。

ズーム全域F2.8通しと明るく逆光にも強く(横からの光には弱い)常用しているレンズです。

太陽の光条もとても綺麗に写ります。

重さは1.1kgありますから、今回の新型24-70とほぼ変わらないと言えます。

超広角レンズ~タムロン15-30mm F/2.8 VCの世界

最近はほぼ上記のレンズを使っていたので、私にとっては今回の新型レンズは実際「重い」とは特に感じていません。
(一般的には重いと言えるのでしょうが)
このレンズの旧型を使っていた方にとっては新型は少し重く感じられるかもしれませんね。

と言うことで、ニコンの新型大三元レンズ「24-70mm f/2.8 VR」のファーストインプレッションになります。

追記:三脚使用時の手ブレ補正について(VR)

三脚使用時は通常、手ブレ補正機能はOFFするというのが常識だと思っていましたが、この新型レンズに関しては「三脚使用時もVRをONで良い」と開発者サイドは言っています。

それは風や三脚の振動に対しても、独自のアルゴリズムで補正できるから、ということのようです。

実際にVRをONにしたまま三脚を使用しても、たしかに誤動作などは起こりませんでした。

ただし、長時間露出での撮影の際などはOFFにしたほうが良いのかもしれません。

開発者サイドも、「様々なシチュエーションで試してみて、VRの効果による描写の違いを見比べて欲しい」と言っています。

次回は秋晴れの日中にD810で撮影した模様を紹介します。

→次回ニコン新型レンズ「24-70mmVR」の描写

■カメラのキタムラリンク:

ニコン AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR

ニコン ニュートラルカラーフィルターNC 82mm

ニコン D750 ボディ

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