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最近重くなったLightroomがサクサクになった理由

      2017/09/17

 

こんにちは。

幸せカメラのKENです。

僕はデジカメで写真を撮るとき、いつも「RAWデータ」というファイル形式で保存しています。

そのRAWデータからJPEGファイルに書き出す作業を「現像」と呼びます。

(フィルム時代、カメラ屋さんでネガから写真を焼いてもらう「現像」と同じニュアンスです)

 

このRAWデータは情報量がとても多く、ファイルサイズも大きいので、それを現像するソフトの性能が求められます。

僕が使っているRAW現像ソフトはAdobe社の「Lightroom CC」です。

このAdobe社からは、PDFPhotoshopというソフトが昔から有名ですが、RAW現像に関してはこの「Lightroom」がとても使いやすく重宝しています。

世界中で多くのフォトグラファーがこのLightroomを使っているということです。

 

そんな素晴らしいLightroomですが、画像データがどんどん増えてくるのと同時に、少しずつ処理が遅くなって(重くなって)いくのを感じていました。

何でニャ

 

最近は特に処理の重さを感じることが多くて、

「もうパソコンを入れ替えないとダメなのかな?」

なんて切ない気持ちになっておりました。

 

そんな中、色々と調べてみると、重くなったLightroomを再び軽くする方法を見つけたので、やってみたのです。

すると・・・

続きは記事で詳しく説明します。

 

※画像はクリック・タップすると拡大しますが、主にパソコンでの閲覧に適しています。

スマホでタップすると、一旦拡大されますが、その後さらに拡大しようとするとズレる場合があるので、そんな時は画像を閉じてみて下さい。

今後、スマホでも見やすいプラグインがあれば、導入したいと考えています。

 

次第に重くなったLightroom

Adobe Lightroom
引用:http://www.adobe.com/jp/products/photoshop-lightroom.html

 

すでにご存知の方も多いと思いますが、このLightroomというソフトの特徴は何と言っても

「非破壊編集」

という独特な概念での編集です。

 

 

今回詳しい説明は割愛しますが、

  • 元のデータはそのままに
  • カタログで画像を管理・編集・保存

大まかにいうとそんな仕組みになっています。

 

このカタログというのが、非常にデータサイズが小さいので、編集がとてもスピーディでサクサクしているのです。

 

僕も以前はメーカー純正のソフトを使っていたのですが、やはり元データに直接アクセスするので、パソコンに負担がかなりかかっていました。

カクカク・モタモタは当たり前に感じていました。

 

ところがこのlightroomを使ってからは「サクサク」が当たり前になったのです。

 

そのサクサクlightroomが、約3年の歳月で「モタモタ」に変わってしまいました。

 

重くなった理由は

 

上の画面が、「ライブラリ」というlightroomの管理画面です。

この画面の左側が、カタログで管理している画像のフォルダになります。

 

僕で何枚くらい管理しているのかというと、

 

「247,144枚」

です!

約25万枚です(汗)

※この「見つからない写真」というのは、以前外付けのハードディスクが壊れた時、データを移し替えてから未だに「同期」していない画像データのことです。

カタログ上には編集データが存在しているので、元のデータを参照してあげれば簡単に同期できます。

 

普通に考えたら「重くなる」のは当たり前ですよね。

 

実際に重くなったと感じる場面は、

  • 起動時
  • 各フォルダの画像枚数が表示されるまで
  • 画像をクリックして拡大したとき
  • ライブラリから現像モジュールに移動したとき
  • JPEGへの書き出し
  • Photoshopで画像を同時に開くとき

他にもありますが、主にこのような場面で重さ・遅さを感じていました。

 

 

先ほどの写真中央をクリックすると、このように画像が拡大されます。

この小鳥の画像は「画素数」が多くないので可愛いものですが、これが星空や風景写真だと、かなりの画素数になります。

この時、解像度が高ければ拡大した時にクッキリと確認できるのですが、その処理に時間がかかるようになりました。

 

そこで、各処理をしてるタイミングで、どれくらいパソコンに負荷がかかっているのか、調べてみました。

調べてみると驚きましたよ。

 

パソコンにかかっていた負荷

僕の使っているパソコンのスペックは、

  • プロセッサ:Intel Core i7-4790 CPU 3.60GHz
  • 実装メモリ:8GB
  • システム:64ビットオペレーティングシステム
  • OS:Windows 10 Home
  • グラフィックカード:NVIDIA GeForse GT635

になります。
(DELL XPS 8700)

 

当初は、

「快適・快適♪」

と喜んでいたものが、いつの間にか、

「ムム・・・遅い」

となってしまうのだから、パソコンって不思議です。

 

そして、lightroom起動時にタスクマネージャーで負荷を調べてみて驚きました。

Windowsでは、「Ctrl+Alt+Delete」の同時押しでタスクマネージャーを起動できます。

 

その時に消費されていたメモリはなんと、80%に達していました。

つまり8GBのメモリに対して、6GB以上も使われていたのです。
(画面をキャプチャするのを忘れました)

おそらく、場合によってはもっとメモリを消費している可能性もあります。

 

パソコンが「もう頭が一杯だよ~汗」と言っていました。

 

僕がlightroomを使うときは、他にもいろいろなアプリを開いていることもありますからね。

なかでもブラウザの「Google chrome」が結構メモリを食いますね。

 

ちなみに、lightroomを扱う環境(パソコンスペック)の、メーカー推奨メモリは「8GB」となっています。

 

それでも25万枚の画像データを管理しているので、どうしても処理が遅くなるのですね。

そして、同時起動でPhotoshopを使うと、もう大変なんです。

 

しばらく「時が止まったのか」と思うほどですから。

 

 

そんなストレスを感じながらもRAW現像や写真管理を続けていたのですが、ついに重い腰を上げることにしました。

解決策が見つかったからです。

 

メモリの増設で簡単に解決する

 

色々と調べた結果、僕の悩みは

メモリを増設すればほぼ解決する

という答えに辿り着きました。

 

ただパソコンの内部構造にはあまり強くないので、プロの力を借りることにしました。

市内のパソコンショップに行って、色々と相談したのです。

お相手はかなりのベテランさんだったので、親切丁寧に教えてくれました。

そして4つあるカードスロットの空いている部分に、4GBのメモリを2枚挿入して完了です。

 

 

これで合計「16GB」のメモリに生まれ変わりました。

圧倒的に速く、そして簡単な作業でした。

もちろん自分でも容易にできる内容です。

 

さらに「プロの視点」と「アドバイス」、そして沢山の豆知識を教えていただきました。

これにより、データがさらに増大したときの対策も見えてきました。

パソコンショップさんには本当に感謝です。

 

費用は、2枚のメモリで約1万円でした。

交換費用はサービスです。

ネットでは汎用型の「4GB」のメモリはもっと安く手に入ります。

自分で取付交換できる方はきっと買われるのでしょうね。

 

これはPCショップで教えてもらった豆知識ですが、普段から熱が発生するハードディスクは必ず寿命がくるので、熱対策かバックアップが大事だと教えてもらいました。

僕は外付けのハードディスクを4台使っていますが、たしかに熱くなっているのがわかります。

その温度を下げることで、寿命を延ばすことができるとのことです。

それを聞いてからファンを導入してハードディスクを冷やしています。

 

話がややそれましたが、メモリを16GBにしてからのlightroomの動きはどうなったでしょうか。

 

1万円で生まれ変わった僕のパソコン

「ヒュン♪」

lightroomを起動したとき、カタログ内の画像を読み込むスピードに驚きました。

 

サクサクサク・・・

前日までもたついていた動作がまるで嘘のように快適になりました。

 

「もっと早くやっておけばよかった」

という言葉が普通に浮かびました。

 

そしてタスクマネージャーを起動して、負荷を調べてみました。

 

メモリを「16GB」にしてからの消費量

 

lightroomを筆頭に色々なアプリを開いていますが、全体のメモリ消費量は「38%」と余裕が感じられます。

つまりこの余裕が、PCの処理速度を上げているのだと感じました。

この時のlightroom単体では、約2.8GB消費しています。

 

それでは、「時が止まる」という合わせ技「Photoshop」の同時起動をやってみます!

 

Photoshopとの同時起動は?

 

なんと!

Photoshopはそれほどメモリを食わないのですね。

それに対して、lightroomはメモリをおかわりしているようで、3GBまで達しました。

 

PCの動きですが、まったくモタつきません。

それでは、今までlightroomではカクカクしていた「星空」の画像を開いて、なおかつそれをPhotoshopに飛ばしてみます。

 

通常であれば確実に「時が止まってしまう」危険な組み合わせです。

 

星空の画像データは?

 

まずlightroomで画像情報の多い「天の川」の写真を開きました。

この天の川の写真は、いつも処理に時間がかかるのです。

さらにこれを加算平均合成などをするために「Photoshop」で同時起動させると、今まではパソコンが悲鳴をあげていました。

(なので、一旦JPEGに書き出してからPhotoshopで編集していました)

 

それではやってみます。

 

 

さすがにlightroom、そしてPhotoshopの消費メモリが増えてきました。

 

 

Photoshop側でも、画像を拡大したりして、負荷をかけてみました。

 

 

すると、全体のメモリ消費量がついに50%を超えました。

これはどういうことを意味するのかと言いますと、以前のメモリ「8GB」では足りなかったことになります。

 

現在のメモリが16GBで、その50%が8GBですからね。

なるほど、時が止まっていたわけです。

 

そしてこの状態でPhotoshopの作業も特に問題なく、というか、サクサクできました♪

メモリの増設は大正解だったようです。

 

この後も、lightroomの処理で様々な負荷をかけてみましたが、最高では約「4.3GB」くらいまで消費していました。

 

 

パソコンの動作を軽くする工夫は、他にも色々なことが考えられますが、lightroom自体も、内部設定によって軽くすることもできます。

その中身については、今後の記事で紹介します。

 

まとめ

 

こうして「メモリを増設する」というだけで、まるで別なパソコンに取り替えたくらいの変化を感じることができました。

僕と同じように悩んでいる方には特におすすめの方法です。

 

それにしても画像「25万枚」って・・・。

そのうちの半分以上は、野生動物や野鳥の「連続写真」なんですけどね。

 

でも拡大して見ると、微妙なブレなどに気付くことがあるので、消去することはできないのです。

もちろんあからさまにブレている写真はすぐに消去していますが。

 

これから、新しく導入したカメラ「D850」による画像データの増大という問題がやってきます。

特に野鳥や野生動物を撮ると、凄いことになりそうです。

それについてはパソコンショップで相談しながら、対応は考えていきます。

(使っていないデスクトップを、12TBのRAIDシステムに改造してバックアップ用に使うという計画もあります)

 

パソコンの構造や仕組みに詳しくない方には、こうした作業はリスクも伴うので、専門のスキルを持った方に相談するのがベストですね。

 

それでは今回は「最近重くなったLightroomがサクサクになった理由」をお送りました。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

感謝しています。

 

 

※D850が手元に届き、早速lightroomでJPEGデータを編集しましたが、なんとモタツクことが判明しました。

lightroom自体が、まだD850のRAWデータには対応していないので、とりあえず様子を見ますが、データサイズと解像度が大きいので、それが原因なのかもしれません。

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