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今年の花火大会は2台のカメラで撮ってみる

      2017/08/17

こんばんは。

幸せカメラのKENです。

北海道の道東方面も、やっと花火大会の時期がやってまいりました。

こうした花火大会の撮影については、このサイトでも以前から何度か触れてきました。

2016年 花火大会~今年は花火を綺麗に撮りたい!
こんばんは! あなたは花火の撮影は難しいと思っていませんか? 「花火は光」です。 それもかなり明るい光です。 ...

実は去年(2016年)ですが、忙しさや体調不良などで、僕は花火大会の撮影に行けませんでした。

そこで今年は余計に気合が入っています!

どうするのかと申しますと、記事タイトルにあるとおり、

「2台のカメラで撮る!」

と決めました。

ただでさえ混雑する花火会場で、2台のカメラをどうセッティングをするのか?

そのあたりについて今回はお伝えしたいと思います。

1台の三脚に2台のカメラを載せる

なんだか最近見た構図ですね。

コチラの記事です。

スカイメモSの使い方④~アクセサリーの活用・応用編
スカイメモSに2台載せ こんばんは。 幸せカメラの「KEN」です。 ここ最近は、近いうちにきっと出会えるであろう「美しい...

その記事の中でポータブル赤道儀に2台のカメラを載せている説明がありますが、それを花火大会でも使います。

やはり混雑する会場で、2台の三脚は邪魔になりますからね。

もっとも、今年は離れた場所から撮ろうと思っているのですが。

実はこのアクセサリープレートですが、もともとは風景撮影の時、1台の三脚に2台のカメラを載せて異なる焦点域を撮ろうと考えて導入しました。

実際の使い勝手はかなり良いです。

バランスさえしっかり取れたら、特に注意することなく、普通に使えます。

まずは今回載せる機材を見てみます。

重さも考えなくてはなりませんので。

望遠レンズ+D810

向って左がD750
右側がD810です

 

今回は、花火の打ち上げポイントから、少し離れた場所で撮ろうと考えています。

そのために200mmまでズームできるレンズを使います。

そして、D810と望遠ズームレンズ「70-200mmf/2.8E」の組み合わせは結構重いです。

いつも使っているバッテリーグリップは外しました。

花火大会の撮影地はそれほど暗くないので(街の中)、バッテリー交換は容易だと判断したからです。

約1時間の短時間勝負になります。

この機材を組み合わせた重量は、

約2.55kgでした。

雲台も耐荷重の大きい「自由雲台」を選択しました。

次にもう1台の組み合わせです。

標準ズーム+D750

例えば、この以前撮った写真ですが、このくらいの広い画角でも撮りたいと考えています。

その広角担当のセットは、

D750+標準ズーム「24-70mmf/2.8E」を組み合わせます。
(場所によってはタムロン15-30mmも検討)

機材の重さですが、

合計で約2kgになります。

先程のD810のセットと足すと、

4.55kgになります。

他には、「マンフロットの小型三脚Befree」から外したボール雲台や、主役のアクセサリープレートなどを全て合計すると、

全部で、0.6kg+0.2kg+0.55kg+4.55kg=5.9kg

約6kgのシステムになりました。

今回使う三脚は、自転車で移動するため、

「Manfrotto プロ三脚 190シリーズ アルミ 4段」にします。

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この三脚の耐荷重は「7kg」です。
(ギリギリですね)

雲台は三脚とセットの3ウェイ雲台を使います。

「RC2付3W」という雲台です。

この雲台の耐荷重は

約「8kg」あるので問題ないです。

唯一心配なのが、3ウェイ雲台のクイックシュープレートですね。

これがたまに緩んでしまったり、固定していても遊びがあるので、「ブレ」には注意します。

他には大事なアクセサリー「リモートレリーズ」も忘れずに持っていきます。

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花火の撮影は、任意のシャッタースピードにしたいので、バルブモードを選択します。

リモートレリーズがあれば好みのシャッタースピードを完璧に操作できます。

花火撮影の基本設定

暗い夜空に輝く花火は、カメラにとっては思った以上に明るいです。

そこで基本設定は、

  • 絞り:F/11(花火の種類によって変える)
  • シャッタースピード:バルブモード(花火の種類によって露出時間を調節する)
  • ISO感度:100固定

という設定になります。

他には、

  • オートフォーカスはOFFにする
  • 手ブレ補正機能はOFFにする
  • 長秒ノイズ軽減機能(ノイズリダクション)をOFFにする(推奨)
  • ホワイトバランスは「太陽光」にする

こういったことも大事になります。

長秒ノイズの軽減は、それほど露出時間が長くないので、切ったほうがスムーズに撮影できると思います。

このノイズ処理の時間が、撮影時間と同じだけかかるので、花火の演目によっては「間に合わない」ということが考えられますので。

ホワイトバランスは好みにもよりますが、太陽光にしておくとその場の雰囲気が出ます。

それといちばん大事なピント合わせですが、基本的には「無限遠」に合わせるのが良いと思います。

絞りがF11だとかなり暗く見えるので、一旦絞りを開放にして、

遠くの街灯の光が一番小さな点となるようにピントを合わせます。

余裕があれば、花火が打ち上がる場所に合わせて、ピントも微調整するのが望ましいですが、全ての花火が同じ高さで上がるわけではないので、やはり「無限遠」が安心ですね。

撮りながら少しずつピントを合わせていくのもオススメです。

花火を撮影する時の心構え

ニンジン花火、見れるかな?

 

そしてもっとも重要なことを書きますが、

撮影した画像をモニターで見て、自分で露出を考える

これが大切です。

明るすぎたらもう少し絞ったり、シャッタースピードを短くしたりと、ベストな露出は花火の種類によって変わります。

オープニングの単発な花火は、シャッタースピード長くして、打ち上げ時の軌跡も撮ると面白いです。

余裕があれば、「カメラ内多重露光」をやってもいいですよね。

1枚の写真に沢山の花火が写っている「アレ」です。

僕は今年は構図をしっかりと固定して、後からフォトショップで合成したいと考えています。

また、スターマインやナイアガラなどの花火は明るすぎるので、絞りを小さくしたり、シャッタースピードを短くするなどの工夫が必要です。

そのまま同じように撮ると「白飛び」しますので。

2015年9月
カメラ:NIKON D750
レンズ:TAMRON SP 15-30mm F/2.8
SS:2.4秒 絞り:f/16 ISO:100
焦点距離:30mm 三脚 RAW

 

上の写真は「スターマイン系」の明るい花火ですが、

  • 絞り:f/16
  • シャッタースピード:2.4秒

といったかなり暗めの露出で撮っています。

普通の花火だと、

2015年8月
カメラ:NIKON D750
レンズ:TAMRON SP 15-30mm F/2.8
SS:10秒 絞り:f/11 ISO:100
焦点距離:24mm 三脚 RAW

 

絞りがF/11で、シャッタースピードが10秒でも、特に問題ないですね。

また風景も入れたいのであれば、露出時間をもう少し長くするなど、色々とやってみたいですね。

ここで一つアドバイスです。

リモートレリーズを使わないで花火を撮る方も居ると思いますが、その場合はシャッタースピードを勘で適当に決めると思います。

例えば、5秒とか10秒に。

その際中に、いきなり超明るい花火が打ち上がったら、すぐにレンズを手やバッグで覆うか、黒い遮光板(画用紙でもいい)があればかざしてください。

これで予想しなかった「白飛び」を防ぐことができますので。

僕は遮光用に折りたたみ式のレフ板を使っています。

 

このレフ板の裏面が黒いので、そちらでレンズ隠して余分な光を遮光しています。
(レフ側をかざしてしまったら作品が台無しになる可能性があるので注意です)

また、撮った画像をモニターで見てブレていたら、三脚を立てている場所の地面の状態を確認することと、手ブレ補正機能をOFFにしているか、再度チェックしましょう。

芝生の上などでは結構ブレますので気を付けてください。

カメラを2台載せるアクセサリープレート

SLIK 雲台アクセサリー プレート II カメラ2台搭載用

 

今回の「2台載せ」の主役になるこの「SLIK アクセサリープレートⅡ」ですが、かなり頑丈な造りになっています。

このパーツの耐荷重は、ネジなどの強度もあるでしょうから「5kgまで」となっていますが、本体は人間の力ではびくともしない材質でできています。

SLIK 雲台アクセサリー プレート II カメラ2台搭載用

 

中央の三脚との固定ネジは「1/4」サイズになっていて、回しやすいように大きなグリップがついています。

またプレート本体にカメラや雲台を固定するネジも、「1/4」サイズです。

こちらも、固定したり外したりしやすい造りになっています。

ネット上での評判も良いパーツです。

70-200mmf/2.8ズームレンズと

 

 

このプレートの軸となる位置が中心から少しズレているので、機材の重さが違っても、バランスを取ることができます。

テコの原理を応用して、軽いカメラを中心から離して取り付けると、それぞれの操作も楽になりますからね。

 

 

日の出を2台のカメラで撮るときや、カメラとビデオを載せたりするのもいいですね。

まとめ

実はすでに場所を下見してきました。

それも自転車で。

今回撮影したい花火大会は、市内の河川敷で行われるため、毎年のように交通は渋滞になります。

そこで自転車が活躍するんです。

機材をバックパックに詰め込んで、三脚を固定して、張り切って望みたいと思います。

それでは素敵なカメラライフをお過ごしください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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