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花火大会は一台のカメラで集中して撮りたい

      2017/08/29

 

こんばんは。

前回の記事で「今年の花火大会は2台のカメラで撮ってみる」と書いた欲張りな男「KEN」です。

 

今年の花火大会は2台のカメラで撮ってみる
こんばんは。 幸せカメラのKENです。 北海道の道東方面も、やっと花火大会の時期がやってまいりました。 こうした花火大会...

 

花火大会を見に行ったのは実に2年ぶりでして、そのブランクは今年の撮影にかなり響きました。

ここ最近は、様々なアクセサリーなどを活用して、夜空を2台のカメラで撮ったりしていたので、花火大会も「2台で行けるだろう」と欲張っていたのです。

ところがやってみるとコレがもう忙しいのなんのって・・・・。

 

結論から申しますと、

「花火大会は1台のカメラで集中して撮ったほうが、良い作品になると思う」

ということを今回はお伝えします。

 

まずは今回の体験談を交えながら、次回に控えている大規模な花火大会で「三尺玉」を綺麗に撮る方法を考えていきます。

それでは参ります。

 

2台体制のデメリット

向って左がD750
右側がD810です

 

今回の花火大会の会場でも、まさに上の写真の組み合わせのまま、撮影に挑みました。

セッティングは全く問題なかったです。

こうしていつも使っていますからね。

そして、機材関係を全て詰め込んだバックパックがかなり重かったです。

体重計で測ってみると、合計16kgもあったのですから、それはちょっと重すぎでした。

 

しかも渋滞を避けるために自転車で行きましたからね。

「機材を持ち込みすぎて重かった」

まずこれが一つ反省点です。

次に、バルブモードでの撮影の難しさを強く感じました。

 

バルブモードの難しさ

花火大会や星空を撮る時に使いたい「リモートレリーズ特集」
今回は花火大会の撮影や三脚使用時に必ずと言っていいほど使う「リモートレリーズ」について紹介します。 今までこのサイトで...

 

上のリンク先の記事に詳しく書いていますが、

「任意のシャッタースピード」で撮影できるのがバルブモードの特徴です。

シャッターを開ける時間は、長くも短くも好きなように調節できます。

まさに「花火大会」の撮影に向いているモードです。

 

 

例えば上の写真の花火のように「単発タイプ」で、打ち上げの間隔が比較的長いプログラムのときは、約10秒間シャッターを開けて撮りました。

それに比べて、打ち上げの間隔が短い「スターマイン」などの花火は、2秒~4秒くらいで撮りました。

 

 

スターマイン系は明るい花火が多いので、やはり「白飛び」しやすいですからね。

この短いシャッタースピードに対して、2台のカメラをバルブ撮影するのが、とても大変でした。

何故かと言うと、リモコンレリーズをいちいちロックしたからです。

 

僕が使っているカメラ「ニコンD810」には「電子先幕シャッター」という機能があって、ブレを減らす効果があります。

一回目のレリーズで「ミラーアップ」し、そのブレが収まったら2回目のレリーズで撮影を開始します。

つまり、1回の撮影に対して「2回レリーズする」(シャッターを切る)ということになります。

 

星などを撮っていると15秒~2分という露出時間なので、2回目のレリーズを一旦ロックします。

そうすることで手放しで撮影できますからね。

ところがそれが癖になっていて、花火を撮影する時もいちいちロックしてしまいました。

 

たった2秒の露出時間でさえも、です。

これは失敗でした。

だからすごく忙しかったんですよね。

 

カシャッ、カシャッ、カチッ、カシャと、1回の撮影でこのくらいの動作音がします。

そしてこれを2台でやっていましたのでなおさら忙しかったです。

  1. ミラーアップする
  2. レリーズする
  3. ロックする
  4. 解除する

これを2台のカメラで延々とやっていました。

目の前で打ち上がる大音響と光に興奮し、軽くパニックのような状態になっていましたね。

 

 

冷静な判断ができずに、何度もミスをしました、レリーズの操作を。

1回目のレリーズはミラーアップなのに、それを2回目と勘違いしてしまい、真っ暗な写真を何枚も撮りました。

一度間違うと、その次も必然的に同じリズムで間違えてしまいます。

 

撮った写真を見ようとした時にようやく気付くんです。

「おれ、なにやってんだろ」と。

 

それでも花火大会のプログラム間には少し時間があくので、その度に軌道修正はしました。

心を落ち着けたりもしました。

構図を替えたりピントを確認したり、しながらです。

でもこれがまた問題でした。

 

2台体制で構図を変えるのは難しい

 

上の写真見ると、それぞれのカメラが結構近くにあります。

まずこの状態で、素早く構図を変えるのが難しかったです。

星や風景を撮る時はじっくり撮りますから、気になったことは今までありませんでした。

 

そして、それぞれの自由雲台を調節する「ダイヤル」が、カメラを載せている「アクセサリープレート」に少しだけぶつかってしまうんです。

これは以前から気付いてはいたのですが、慣れると操作は難しくはないのです。

 

ところが、やはり焦ってしまったのか、なかかな上手く構図を変えることができませんでした。

さらに、1台のカメラを触っていると、プレートが揺れるので、もう1台も撮影できません。

「せっかく2台で撮ってるのに」

という欲望からなるジレンマが僕を襲いました。

 

 

そのためか、1台のカメラはまるで定点観測のように、同じ構図で固定して撮ることになったのです。

もちろん、沢山の花火は撮れました。

でも何かが足りないのです。

 

それはきっと「構図を工夫できなかった」という無念さから来る感覚かもしれません。

「ただ花火を撮りに来たわけじゃないんだ」

ぼくはそう考えならが撮影していました。

 

2台体制のメリットとは

 

もちろんメリットもありましたよ。

上の写真のように、ナイアガラが川を遡って行く様子を、広角レンズで撮ることができました。

そしてもう1台のカメラは望遠レンズで遠くの花火を撮っていました。

これは間違いなく2台体制のメリットだと感じました。

 

この時に思ったのが、この撮影ポイントで花火大会を見たのが初めてだったので、花火がどこから上がって、どの高さでどう見えるのかを、やっと理解したということです。

以前は逆側の、この写真の右端の方で見ていましたから。

 

目の前で超明るいナイアガラが始まったのは圧巻でした。

でもわかっていても綺麗には撮れなかったかもしれません。

ヤツは明るすぎるのです。

 

 

上の写真は比較的長い露出時間で、穏やかに燃える花火の軌跡を撮りました。

かなり離れてはいましたが、望遠レンズのおかげです。

 

ただ、花火が打ち上がる高さを予測できなかったので、画角から外れてしまった写真も結構撮りました。

これも次に向けての経験となりました。

 

 

終盤には、盛大に打ち上がるフィナーレのプログラムを興奮しながら撮影しました。

その頃にはもう2台のカメラのダブルレリーズには慣れていましたが、時すでに遅しといった感じです。

 

次の花火大会に向けて

 

上の写真は、北海道内では最大級の「三尺玉」です。
(釧路大漁どんぱく花火大会で、2年前に一眼レフで撮影しました)

この時は打ち上がる方向を勘違いしてしまい、打ち上がる直前に慌ててカメラを向けて撮りました。

もちろんそれが経験になりましたけどね。

 

今年はこれを「絶対に綺麗に」撮りたいと思います。

(自分にプレッシャー)

 

まず、カメラは1台にします(反省)。

そしてレリーズの方法を変えようと思います。

例えば「電子先幕シャッター」を使わずに、1回のレリーズでシャッターを切るとか、

他にはレリーズをロックしないで、押しっぱなしにして撮るとか。

これも今回の撮影で閃いたことです。

 

あとはズームレンズを活かして、寄ったり引いたりしながら、ピント合わせも素早くできるようにします。

そして地元ラジオの実況で花火大会のプログラムを知れるように、ラジオを持参します。

他にもこれから本番に向けて色々と考えていきたいと思います。

 

追記:折りたたみ傘が必要です。

もし、今回のように小雨が降ってきた場合、レンズに水滴が付くのを防ぐためにです。

自分は多少濡れても構わないのですが。

 

まとめ

フェニックスのように

 

「二兎を追う者は一兎をも得ず」ということわざがあります。

ある意味それは正しく、またある意味では違うとも言えます。

失敗や経験を通して人は成長するからです。

今回僕は二兎を追って成功はしませんでした。

 

でもそれが経験となり、そして少しだけ成長できたと思います。

まぁ、普段からカメラを2台も3台も使っているのですから、三兎を追っているとも言えますが。

 

一兎を得た瞬間

 

僕はいつも、

「自分のできる範囲で最大限の努力をしてみる」

ということをモットーにしています。
(できてるかな・・・)

他にも、

「失敗を恐れない」とか「失敗を経験に変える」という考え方も好きです。

色々やってみるのが楽しいし、成長につながるのを感じます。

 

それでは次回の花火大会で、一回り成長した写真を撮影したいと思います。

今回はかなり「わたくしごと」の内容になりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

Photoshopでコンポジット

 

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