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ダイヤモンドダストを一度は見たい!~発生条件と地域は?

   

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どうも、幸せカメラのKENです。

今回は「ダイヤモンドダスト」について、少し掘り下げてみようかと思います。

具体的には、発生場所やその条件、そして写真でダイヤモンダストを見てもらって、少しでも涼しくなってもらえたら、この記事の価値はあるかな?と思っています。

シマちゃん
え?なんでこんな時期にダイヤモンドダストなの?

 

KEN
・・・特に理由はないんだけど、涼しくなると思ってさ 

 

シマちゃん
でも暑くないよね、北海道

 

KEN
うん、暑くないよ。でも日本では暑さで苦しんでいる人が沢山いるんだよ。
シマちゃんは、北海道しか知らないからね。

シマちゃん
そっか、わかったよ、じゃあしっかりとダイヤモンドダストについて教えてよね。

KEN
はーい、頑張ります。

妄想トークは以上になります♪

それでは参ります。

ダイヤモンドダストとは?

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「ダイヤモンドダスト」

きっと多くの方がその名前を聞いたことがあると思います。

「冬の北海道の寒い朝、空気がキラキラと輝いている」

こんなイメージではないでしょうか?

正解です♪

ダイヤモンドダストはとてもとても寒い朝に、突然現れます。

細氷とは

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ダイヤモンドダストは漢字で書くと「細氷(さいひょう)」です。

ウィキペディアによると・・・

細氷(さいひょう)とは、大気中の水蒸気が昇華してできた、ごく小さな氷晶(氷の結晶)が降ること。

ダイヤモンドダストとして有名である。

よく晴れた朝など、気温が氷点下10℃以下の状態のときに発生する。

視程は1km以上である。

日光で輝いて見えることから、ダイヤモンドダストと呼ばれる。
引用: Wikipedia ダイヤモンドダスト

となっています。

細氷とは水蒸気が「昇華」して起きる現象なんですね。

では昇華とは?

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この「水蒸気が昇華」するということですが、昇華とは「元素が、液体を通過しないで固体から気体へ、または気体から固体へと相転換する現象」ということです。

こちらも、ウィキペディアを見てみると・・・

日本語においては、昇華という用語は主に固体から気体への変化を指すが、気体から固体への変化を指すこともある。

また気体から固体への変化を特に凝固と呼ぶこともあるが、これは液体から固体への変化を指す用語として使われることが多い。

英語では sublimation が使われるが、気体から固体への変化を特に deposition と呼ぶこともある。

中国語では固体から気体への変化を「昇華」、気体から固体への変化を「凝華」と呼んで区別している。

引用: Wikipedia昇華

まぁなんて詳しいのでしょうか、Wiki先生は♪

例えばドライアイスなんかは、いい例ですよね。

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ドライアイス

ドライアイスは固体からそのまま気体になりますよね。

普通水が変化する時は、水蒸気が冷やされて霧や水滴となりますが、ダイヤモンドダストはその「液体」の過程を通り越してそのまま「固体」になる現象だということがわかりました。

それでは次は発生条件を考えてみたいと思います。

ダイヤモンドダストが発生する条件とは

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まず、Wikiに発生条件についてのパターンが載っていたので見てみます。

・よく晴れた朝など、気温が氷点下10℃以下の状態のときに発生する

これはよくわかります。

晴れて寒い朝に発生するのは経験上間違いありません。

・ただしダイヤモンドダストは一般的に極めて低温でないと発生しないとされているが、2005年2月9日のつくば市の朝のような-2℃という温度でも短時間ではあるが局所的に発生が観察されている。

つくば市で-2℃で発生とは、ちょっと信じられませんね。

特異な例だと思いますが、ないとも言い切れないのですね。

ちなみに僕は氷点下15℃以下が必須の発生条件だと考えています。

・逆に-30℃の12月のロッキー山中の朝でも林の中のみで観察されており風の弱い局所的条件が重要である。

すいません、検証できません(笑)

ですがこれもなんとなく、わかります。

ダイヤモンドダストは風が弱い場所で発生していますね。

それでも、冬の摩周湖で見た時は、それなりに風が吹いていて、細氷が顔にあたって、それはもう冷たいのなんのって・・・。

→参考記事:光と霧と寒さが創る摩周の朝に

・1月のモスクワ近郊の囲まれた中庭(-10℃程度)では温度、風が安定しているため1時間以上に渡って観察された。

これも風のない安定した寒さがポイントのようです。

ただ、ダイヤモンドダストはそれだけでは発生しないとも言えます。

なぜなら、僕は今まで何度も何度も「寒い晴れた風のない朝」に、ダイヤモンドダストを探しに行きましたが、それでも出会う確率は非常に少なかったからです。

ちなみに僕は主に「水辺」を中心にダイヤモンドダストを探しに行きますが、それだけでは出会う確率は高いとは言えませんでした。

やはり水蒸気が多い方が条件は良いだろうとは考えていたのです。

たしかに小規模の空気中の煌めきは今まで幾度と無く見ることができました。

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でもほんの少しなので、イメージしているキラキラした光の乱舞とは程遠いものでした。

では、僕が暮らす北海道では、一体どんな場所が観察に適しているのでしょうか?

適した観察場所とは

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まず、僕がダイヤモンドダスト発生の話をよく聞く地域は・・・

北海道の「美瑛町」です。

美瑛町とは

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1月 美瑛町「青い池」に降る雪

この街は「青い池」や「パッチワークの丘」を始めとしたフォトジェニックな風景が魅力的で、多くの写真家の方々が素敵な写真を世に出されています。

つまり、そのことで「美瑛のダイヤモンドダスト」が有名だということもあるのでしょうが、やはり気温と湿度のバランスが適しているのだと思います。

冬の美瑛はとても寒いですからね。

北海道の旭川や富良野方面は、内陸なのでとても冷え込みます。

氷点下30℃ということも珍しくありません。

そんな美瑛町でダイヤモンドダストが見られるというのは、不思議ではないかもしれませんね。

美瑛町の地図はコチラから

青い池の地図はコチラから

次に聞くのは・・・

陸別町」です。

陸別町とは

これでもまだ暖かい方です

これでもまだ暖かい方です

こちらは「日本一寒い街」として有名ですが、僕はここに何度も通っています。

そう、天気予報を見て一段と冷え込む朝に、陸別町に向かうのです。

こちらは霜の花「フロストフラワー」です。

こちらは霜の花「フロストフラワー」です。

川霧や霧氷は何度も見てきました。

ただ、ダイヤモンドダストは氷点下20℃以下に5回行って小規模なのが1回見れるかどうか?と言ったところです。

ちなみに大規模なダイヤモンドダストは陸別町ではまだ見たことがありません。

多分観察ポイントが適切ではないのだと思います。

それでも氷点下25℃以下に冷えることが多い陸別町の冬は、ダイヤモンドダストの発生条件に適した環境であることは間違いないと思います。

陸別町の地図はコチラから

次に、発生場所としてあげられる地域は・・・

鶴居村」です。

鶴居村

1月早朝 音羽橋

1月早朝 音羽橋

ここは僕が住む釧路湿原の地域にあり、比較的近いのでよく訪れます。

そう、「タンチョウ」を撮影するためにです。

真冬の鶴居村もかなり冷え込みます。

氷点下15℃以下になることも珍しくないので、休みと天候の条件が合えば、いつも「ダイヤモンドダスト」を期待してタンチョウを撮影に行っていました。

それでもダイヤモンドダストに出会える確率は、かなり低いのが現実ですが。

そう考えるとダイヤモンドダストが大量に発生するというのは、かなり珍しい現象と言えますね。

鶴居村(音羽橋)の地図はコチラから

大量発生に遭遇した時

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それでも過去に何度かはダイヤモンドダストの乱舞を目撃しています。

1度目は鶴居村でタンチョウを撮影していた時でした。

空気中がキラキラと輝きだしたかと思うと、急にその煌めきが増えて、一気に光の柱のようになったのです。

その時は超望遠レンズを装着していたので、ピントを色々と変えながら必死で撮影しました。

ダイヤモンドダストの撮影方法は?

ニコンD500+70-200 h/2.8 VR

ニコンD500+70-200 f/2.8 VR

一般的によく言われるのは、望遠レンズを使うということですね。

大体300mm程度の望遠レンズがあると、ぼかした雰囲気の光を撮ることができると思います。

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また、太陽の位置も重要です。

やはり空気中の細氷に光が当たらなければ、ダイヤモンドダストは輝きませんから、光の角度が重要になりますね。

そして思いっきり逆光だと、今度はレンズに光が入りすぎてしまって、「フレア」や「ゴースト」が出てしまいます。

なので、光が直接レンズに入らないように、撮ることが望ましいと思います。

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思いっきり太陽の光が入ってしまいました。

僕がよく使うのは、木の影などにレンズが隠れるようにして撮影する方法です。

あとは太陽からの光の角度に対して斜めにカメラを構えるのも効果的です。

また、ダイヤモンドダストと似たような現象で、もう少し規模の大きい物があります。

それは「サンピラー」と呼ばれています。

サンピラーとは

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これもWikiによると・・・

太陽柱(たいようちゅう)、サンピラー(英語:sun pillar)は、大気光学現象の一種であり、日出または日没時に地平線に対して垂直方向へ、太陽から炎のような形の光芒が見られる現象を言う。

ダイヤモンドダストでも同様の現象が起きる。
引用:Wikipediaサンピラー

とあります。

これは主に雲の中の氷晶に太陽の光が当たり、光の柱のように見える現象ですね。

朝日や夕焼けと共に見れることが多いです。

ただ、高度の高い雲の中には季節を問わず「氷晶」が存在するので、寒い朝にしか現れないダイヤモンドダストとは、やや性質が異なります。

それでも、ダイヤモンダストが大規模になると、まさにこのサンピラーと同じような光景を目にすることができます。

ちなみに僕はサンピラー自体は良く見ますよ。

やはり冬の夕暮れに見ることが多いですね。

もしかするとそれほど珍しくはないのかもしれません、サンピラーは。

ただ、ダイヤモンドダストがサンピラー化するのは、稀だと思われます。

細氷の大発生が条件ですからね。

いつか、しっかりとそのような場面を撮影してみたいと思います。

まとめ

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1月 釧路川 「川霧と朝焼け」 氷点下25℃

以上、ここまでダイヤモンドダストの発生条件やその性質、そして発生しやすい地域を見てきましたが、どうだったでしょうか?

気象条件や地域などの条件が完璧でも、それでもなかなかお目にかかれないダイヤモンドダスト。

上手く出会えてそして綺麗に写真を撮ることができれば、それはとても幸運なことなのかもしれませんね。

ダイヤモンダストの撮影については、これからも僕の人生のライフワークになると思うので、今後更に詳しくお伝えできると思いますよ。

それでは今後の展開にもご期待下さい。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

釧路湿原のエゾ鹿

釧路湿原のエゾ鹿

 

エゾ子ちゃん
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