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ニコン「D850」のスペックについて

      2017/09/19

NIKON D850
出典:ニコンイメージングジャパン

 

こんにちは。

幸せカメラのKENです。

ついに発売日が決まったニコンの新型一眼レフカメラ「D850」。

そのスペックの全容が明らかになりました。

調べてみると、その凄さに驚きました。

今回はそのD850のスペックを、じっくりと見ていきます。

またD810から何が変わり、どう進化したのか?

その辺りも比較してみます。

それがわかればD850をどう使っていけばよいのかが見えてくると思うからです。

発売日についてはこちらの記事をご覧下さい。

ニコン「D850」発売日決定!~その価格と下取について
ニコンD850出典:ニコンイメージングジャパン こんばんは。 幸せカメラのKENです。 前回記事「ニコンD810の後継機について僕...

 

それでは参ります。

 

D850のキャッチコピーは?

NIKON D850
出典:ニコンイメージングジャパン

 

D850のキャッチコピーは、

その刹那に、かつてない精彩を

です。

格好いいですね。

この文章からは様々な意味が読み取れますが、

「高速連写や動画撮影により、今まで撮れなかった瞬間を高精細な作品として撮ることができる」

と言うことでしょうね。

 

まずは、カメラ店でもらった「D850」のカタログをざっと見ましたが、そこに紹介されている作例が素晴らしかったです。

それはA3サイズの見開きで、

  • 深緑の中の滝や水の流れ
  • 夕日でしょうか、海岸で見るオレンジの空と海
  • 緑の背景に浮かび上がる女性の表情
  • クラシックな雰囲気でドレスをまとった女性
  • 水面を切るように獲物を狙う水鳥
  • 針葉樹の森に光が当たる瞬間
  • 海辺でISO-10000、SS15秒による天の川の描写

全7ページ、まるで写真集のように美しい作品が載っていました。

こういうのを見ると、

「自分にも撮れるのでは?」

と素直にそう感じられます。

 

このD850があれば、ですけどね。

ちなみにD810の当時のカタログでは、A3見開きで3枚の作例が載っていました。

当時これを見て「すごいな~」と感動したのを思い出しました。

 

D850の外観の特徴は?

NIKON D850
出典:ニコンイメージングジャパン

 

まずは、その見た目ですが「D500」にそっくり、というのが僕の第一印象です。

とは言っても実物を見たわけじゃないので、あくまでもカタログやネット上の画像で判断していますが。

操作系のボタンの配置などは一部を除いて「D500」とほぼ同じだと思います。

それまでD750やD810を使ってきて、新しくD500に出会った時は、使ってみてこのボタン配置に喜びを感じましたよ。

そして今でも、その3台のカメラを使いますが、操作性は「D500」が抜群に良いと感じています。

 

D850のボタン類がD500と同じになって嬉しい点は、

・ISOボタンが右肩に来たこと

・サブセレクターが搭載されたこと

・内蔵フラッシュがなくなったこと

これが挙げられます。
(個人的見解です)

内蔵フラッシュについては、僕は今までほとんど使わず、外付けのスピードライトを使っていたので、不用意にボタンを押してしまってフラッシュが開くのに少々困っていました。

 

それでは次はD850の主なスペックを見ていきます。

そのスペックですが、まるでカタログのコピーのような内容にすると見づらくなってしまうので、そちらは他のサイトやメーカーのページに譲ります。

ここでは、D850固有の特徴や、D810からの進化にスポットを当てます。

 

D850の主要スペック

NIKON D850
出典:ニコンイメージングジャパン

 

まずは主要スペックを箇条書きにしてみます。

※カッコ内は比較用の「D810」のスペックになります。

  • 画素数:4575万画素 (D810 3635万画素)
  • 画像の大きさ Lサイズ:8256×5504 (7360×4912)
  • 画像処理エンジン:EXPEED 5  (EXPEED 4)
  • 高速連続撮影:約7コマ秒~※最高約9コマ秒 14bit RAW
  • サイレント撮影モード:機構ブレ・シャッター音なし
  • ローパスフィルターレス仕様(D810も同じ)
  • AE-L(AEロックボタン)の廃止(サブセレクターに割り当て?)
  • AFは「D5やD500」と同じシステム
  • 新ホワイトバランス「自然光オート」搭載
  • ISO感度:64~25600 (64~12800)ともに拡張あり
  • ファインダーの倍率:0.75倍 (0.7倍)
  • ライブビューモニター:3.2型 236万ドット (3.2型 123万ドット)
  • タッチパネル、チルトモニター搭載
  • AF微調節、自動設定機能搭載
  • シャッターカウンターバランサーの搭載
  • ボタンイルミネーション搭載
  • ピクチャーコントロールに「オート」搭載
  • 8Kタイムラプスムービー制作可能 ※市販ソフトウェア使用
  • 動画:4K UHD/30p
  • スローモーション撮影
  • フォーカスシフト撮影 ※市販ソフトウェア使用
  • Wi-Fi、Bluetooth搭載
  • 撮影可能枚数:ファインダー 約1840コマ
  • 記録媒体:XQD、UHS-II SDカード対応ダブルスロット(D810はコンパクトフラッシュ+UHS-ⅠSDカード)
  • 質量:1005g (980g)
  • 寸法:146×124×78.5mm  (149×123×81.5)

僕が注目した主なスペックは大体以上になります。

「D850は正常進化だった!」

スペックを見ただけだと、今のところは素直にそう感じています。

それでは気になる点を一つずつピックアップしていきます。

 

4575万画素の世界への扉を開く

 

これまで、D810が3635万画素だったので、一気に940万画素も増えたことになります。

それに伴って画像サイズもさらに大きくなりました。

撮像範囲がFXでサイズがLの場合、

「8256×5504px」になります。

 

D810でもかなりサイズは大きいと感じていたので(7360×4912)、さらに大きくなったと言うことは、作品の拡張性が広がります。

とは言っても僕の場合はA3以上のサイズで印刷したりすることがないので、このサイズを活かしきれないかもしれませんが。
(D810でも活かしきれませんでした)

それでも、前回の記事にも書いた「トリミング耐性」は、D810よりもさらに強くなったと言えます。

※写真を切り抜いても、画素数に余裕があるという意味です。

 

ニコンD810の後継機について僕が思うこと
出典:ニコンイメージングジャパン D810 こんにちは。 幸せカメラのKENです。 現在僕のメインカメラとして活躍している「D81...

 

また、画素数が多い・余裕があるということは、編集耐性の高さにもつながります。

例えば、撮影後にRAW編集で露出を変えたり、ノイズを目立たなくしたりしても、自然に仕上がるというメリットがあります。

これはD810でも同じですが、D500のデータを編集するよりも、D810の方が編集耐性が高いと感じていました。

 

そして画素数が多いので、DXフォーマットのサイズまでクロップしても「1946万画素」も残るんですね。

あとで触れますが、D850は「9コマ/秒」の高速連写が可能ですので、DXフォーマットのD500(2080万画素)に肉薄しますね。
(フルサイズセンサーのメリットもありますし)

 

また、ローパスレスフィルター(D810も同じ)ということで、解像感を優先した絵作りになるようです。

 

画像処理エンジン~EXPEED 5の搭載

NIKON D850
出典:ニコンイメージングジャパン

 

これは予想通りの搭載と言えますが、D5やD500と同じエンジンを積んできました。

このことで、

  • 高速処理が可能(動画や連写速度にも影響)
  • 高画質の実現

このような役割があります。

 

僕はD500で同じエンジンを体感していますが、そちらはセンサーサイズがAPS-Cなので「EXPEED 5」によるフルサイズの絵作りは未体験ゾーンです。

やはりD850とEXPEED 5の組み合わせで生まれてくる作品には期待したいですね。

もっとも、この画像処理エンジンの効果は、リアルに体感できるような変化ではないかもしれません。

それでも、出来上がった作品が、

「美しい」

と感じられたら、その背景にこの「EXPEED 5の存在がある」ということになります。

 

 高速連写の「プラス2コマ/秒」はお金で買えます

 

わかりづらい見出しになってスイマセン。

新機種が出るたびに、高速連続撮影のコマ数が話題に上りますが、D850では約7コマ秒~※最高約9コマ秒(14bit RAW)というスペックを用意してきました。

まず、この画素数で「7コマ/秒」の実現が素直に凄いと感じます。

そして気になるのは「最高9コマ/秒」というスペックです。

それを実現する条件は一体何なのでしょうか?

 

ちなみに前モデルとなるD810の高速連写は、撮像範囲を変えることで、主に3段階に連写コマ数を変化させることができました。

  • 5コマ/秒(FX)通常
  • 6コマ/秒(DX・1.2クロップ)
  • 7コマ/秒(DX+バッテリーパック+アルカリ系電池)

というように、撮像範囲をクロップ(狭く)することと、バッテリーパックを装着し電圧の高い電池を使うことが条件でした。

そして今回のD850は、7コマから9コマに増やす条件を、なんとお金で買えるんです。

 

どういうことかと言いますと、

まず通常の高速連写は「7コマ/秒」が最高です。

D810のようにクロップしても連写コマ数は変わりません。

 

そしてこの上限を開放し最速の「9コマ/秒」を実現する条件が、

バッテリーパックの装着+バッテリーEN-EL-18bを使う

ということになるんです。

「なあんだ、それだけ?♪」

と思うかもしれませんね。

 

これをわかりやすく言うと、

高価なバッテリーを使うと連写速度が2コマ増えるよ♪」

ということになりますです。

 

こう来ましたか、ニコンさん。

このバッテリー「EN-EL-18b」は高いんですよ、値段が。

 

9コマ/秒を実現するオプションとは

Li-ionリチャージャブルバッテリー EN-EL18b
出典:ニコンイメージングジャパン

 

D850で通常使うバッテリーは、D810やD500でもお馴染みの「EN-EL-15a」です。

 

ただ、9コマ/秒を実現するためには、上の画像のバッテリー(EN-EL18b)が必要になります。

そしてその充電器も高いんです。

もちろんマルチパワーバッテリーパックも必須になるので、様々なパーツを合計すると、

時価総額、約9.5万円

のオプションパーツで、連写コマ数を「2コマ」買うことができます。

 

 

この上の画像は、カメラのキタムラネットショップでD850のオプションを含めて試算した画面です。

この中で、9コマ秒用のオプションだけ見ると、

  • Li-ionリチャージャブルバッテリー EN-EL18b:約16,600円
  • 充電器:MH-26aアダプターキット MH-26aAK:約28,000円
  • マルチパワーバッテリーパック:MB-D18:約48,100円
  • バッテリー室カバー(EN-EL18bを使うため)BL-5:約1,750円

合計:94,450円となります。

(充電器高すぎます 汗)

 

これは逆に考えると、「選択できる」とも言えますね。

「自分は絶対に9コマ必要だし、バッテリーパックも大事」

このようなパターンなら、迷わず導入するでしょう。

そして、

「私には9コマの連写は不要だ。7コマで十分だから」

という方には、余分な出費を抑えることができます。

 

もし標準で「9コマ/秒」が搭載されていたら、カメラ本体の価格が高くなっていた可能性もあります。

ちなみに、この「EN-EL-18b」というバッテリーですが、フラッグシップモデル「D5」の標準仕様になっています。

つまりD5を扱っている方なら流用できるということになりますね。

 

バッファには余裕が感じられる

また気になる本体のバッファですが、

カタログには

  • 14bitロスレス圧縮で約51コマ
  • 12bitロスレス圧縮で約170コマ

が連続撮影可能となっています。

 

そしてこのスペックの条件を満たすためには、

「Sony QD-G64E XQDカード」+ISO感度100となっています。

 

記録媒体の性能にもよるんですね。

このバッファについては、以前D500の記事でも触れています。

 

ニコンD500の再レビュー・2ヶ月間使いまくって気付いたこと
どうも、幸せカメラのKENです。 ニコンのDXフラッグシップ機「D500」が2016年4月28日に発売されてから早2ヶ月が経過しました。 ...

 

「51コマ連続撮影可能なんでしょ?」

と思っていたら「実際は少なかった」とならないように、メモリーカードの性能にも注意が必要です。

さて、ここまで画素数と連写性能について見てきましたが、すでにお腹一杯感があります笑

 

次は、画像データのサイズについて見てみます。

高速連写もそうですが、メモリーカードの容量を判断するのには、一枚当たりのデータサイズが関わってきますので。

 

画像のデータサイズ

 

  • 4575万画素
  • 9コマ/秒の高速連写

これにより撮影者を悩ませるのが「データの肥大化と記録媒体の圧迫」です。

例えば、希少な野生動物を撮影していて、その気になったとしたら、軽く1000枚は撮影します(僕の場合)。

 

その時に、記録媒体が一杯になってしまうと、撮影不可能になる訳です。

ダブルスロットですから、XQDカードとSDカード(UHS-II対応)を使えるので、かなりのデータ量保存は可能ですが。

それでも、その一枚のデータ量が気になります。

 

まずこのD850で撮影が可能な一番大きなデータサイズを見てみます。

 

一番大きな場合

カタログによると、

RAW(非圧縮RAW/14ビット)画像サイズL→約92MB

92メガバイトですよ!

 

D810では同じ条件で75MBくらいでした。

デカいですね、データサイズが。

これを単純に100MBとすると、

  • 10枚撮影して1GB
  • 100枚すると10GB
  • 1000枚で100GB

となります。

先ほど、希少な野生動物で「1000枚撮る」と書きましたが、これで考えると10回撮影に行くだけで1000GB=1TB(テラバイト)になりますね。

まぁ撮影枚数は人それぞれ違うとは思いますが。

 

僕がいつもD810で撮影しているデータサイズは、

RAW(ロスレス圧縮RAW/14ビット)画像サイズL→約36MB

になります。(カタログ上のデータ)

ただし、被写体によっては、30MB~50MBくらいの幅があります。

 

ロスレス圧縮だと

この条件でD850を見てみると、

RAW(ロスレス圧縮RAW/14ビット)画像サイズL→約51.6MB

になります。

 

そう考えると、それほどビビることではないかもしれませんね。

それにしても非圧縮はちょっとヤバいですね。

1枚100MBですからね。

 

それでも「ロスレス圧縮RAW」だと、これまでの記事で書いてきた「データの肥大化」については、それほど心配するようなものではなかったように感じます。

いや、僕がD810を使っているので、感覚がマヒしているだけかもしれませんが。

 

他の選択肢としては、ロスレス圧縮の12bitなら「41.5MB」なので、これならD810と同等と捉えることもできます。

こうした高画素機を使うなら、こうした画像の記録データサイズというポイントも抑える必要がありますね。

 

また、高速連写で撮影した画像は、選別してからPCやハードディスクに取り込まなければなりませんね。

D500だと大量に撮影しても、データサイズがそれほど大きくないので、比較的楽に管理出来ていました。

※D500は、RAW(ロスレス圧縮RAW/14ビット)画像サイズL→約25MBでした。

D850を使うなら取り込む画像の選別が必要になりそうです。

 

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 AFは「D5やD500」と同じシステム

NIKON D850
出典:ニコンイメージングジャパン

 

これはやってくれるだろうと思っていました。

現時点でのニコン最高のシステムですからね。

今までも、このオートフォーカス性能があるから、ここぞということろで「D500を選ぶ」というのがありました。

やはり、

「ピントが合う!撮れる!」

という喜びは大きいのです。

 

その喜びをフルサイズ機のD850でも味わえるのは本当に意味があります。

また、中央のフォーカスポイントは「-4EV」に対応しています。

これもD500と同じですね。

テレコンなどを使って合成F値が8となっても、15点のフォーカスポイントが使えます。

 

 新ホワイトバランス「自然光オート」搭載

屈斜路湖に昇る朝日

 

今までD810のホワイトバランスは素晴らしいと感じていました。

D500やD750に比べても、オートで目の前の色を再現してくれていたように思います。

そのホワイトバランスがD850ではさらに進化しています。

そして「自然光オート」が新たに加わりました。

D810でも「オート」はもちろんありました。

ホワイトバランスの設定は、主に、

  • オート
  • 太陽光
  • 電球
  • 蛍光灯
  • 曇り

など、環境光に合わせることで活用できますが、それを「自然光オート」にすることで、より自然に近いホワイトバランスが得られそうです。

カタログには、

紅葉や夕焼けなどが印象的な画像に仕上がります。

とありましたが、この「印象的」というのは、ちょっとした不安も感じさせます。

 

「写真が強調されて造られるのではないか?」

という一抹の不安です。

例えば、燃えるような真っ赤な紅葉を撮る時、もしも強調されてしまうと不自然な仕上がりになることも考えられますので。

これは僕の取り越し苦労であることを望みます。

 

ピクチャーコントロールにも「オート」搭載

この「オート」、ありそうでなかったモードですね。

今までは、

  • スタンダード
  • ニュートラル
  • ビビッド
  • モノクローム
  • ポートレート
  • 風景
  • フラット

を使い分けることが可能でした。

普段僕は、撮影後のRAW現像での扱いやすさを考えて、「ニュートラルかフラット」で撮影することが多いです。

そしてこの新たな「オート」ですが、既存の項目「スタンダード」をもとにして、人物から風景まで幅広く対応するようです。

また気になるオートの利点ですが、

連続撮影した大量の画像も統一感のある仕上がりになります。

これは期待したいです。

ホワイトバランスとはまた違う位置づけですが、統一感は大事ですからね。

というか、ホワイトバランスのオートでこの統一感が欲しいです。

 

ISO感度:64~25600

 

来ましたね、D810からの上限アップが。

D810は「ISO-12800」でしたから、2倍になったことになります。

これによって、中間の6400辺りや、10000という数値が現実的に使えるものになっていると想像します。

 

カタログの作例で、天の川を写した写真がありますが、JPEG撮影でISO-10000なのに、ダーク部分の質感も全く気にならないので、期待しています。

ニコン公式ページでは、ISO感度を高くした作例は載っていなかったので、他のサイトから高感度で試写した作例を拝見しました。

その感想ですが、かなり良さそうだと思いました。

こればっかりは、自分の好きな被写体を撮り、それを現像してみないと何とも言えませんけどね。

 

サイレント撮影モード

 

自分の呼吸の音でさえも気を遣う瞬間があります。

そんな時にこのサイレント撮影は役立ちそうです。

 

「機構ブレ・シャッター音なし」

これも搭載されることを予想していまたが、本当に来るとは嬉しい限りです。

ただその仕様ですが、ぬか喜びは出来ないようです。

撮影モードによって条件がありますので。

 

その1~静止画ライブビュー撮影に限る

 

このカメラは一眼レフ(ミラー内蔵)ですから、これは予想していました。

まずライブビューにして、ミラーアップすることで使えます。

すると必然的に、ライブビューを見ながらの撮影になります。

外が明るすぎてモニターが見づらい時は、モニター用の「ビューファインダー」などを使えば問題ありません。

 

僕がピント合わせ用に使っているビューファインダー

動画撮影用のこうしたファインダーも使えそうですね。

 

ただこの場合は手持ちだとキツイかもしれませんね。

体からカメラが離れるので、ブレそうな気がします。

ビデオ雲台などを使うことでクリアできそうです。

 

そしてこのサイレント撮影の仕様ですが、

4575万画素で6コマ/秒で撮れるが、AF/AEは最初のコマ固定

 

これでは野生動物を追従するのは厳しそうですね。

最初のコマで合わせたAFのままですから。

 

まだ使っていないのでイメージができませんが、一旦レリーズをやめて、再度AFを合わせるなどの工夫が必要になりそうです。

それ以外にもサイレント撮影のモードがあります。

 

その2~864万画素で3秒間は「30コマ/秒」の高速連写可能

こういったモードもあります。

これならほぼ動画状態ですね、3秒間ですが。

でもAFが合わないのなら動きものにはちょっと使えませんが、そのあたりはどうなんでしょうか。

3秒間で90コマも撮れるなら、面白い瞬間を捉えられる気がします。

この場合の撮像範囲は「DX」になります。

 

また、僕が想定している野生動物の撮影に限らず、このサイレント撮影モードは「機構ブレなし」というのが最大のメリットになりそうです。

「音もしない、カメラ内の機構によるブレもない」。

D810の時にも、ミラーアップして電子先幕シャッターという「機構ブレを防ぐ撮影方法」がありましたが、それを凌ぐことは間違いありません。

想像するに、超望遠レンズで風景を撮る時や、シャッター音をさせたくない場面であったり、星を撮影するときにも役立ちそうです。

これは本当に楽しみな使ってみたい機能です。

 

シャッターカウンターバランサーの搭載

これは「ニコン一眼レフでは初めて」となる機構になります。

その中身は、

シャッター先幕とバランサーを逆方向に走行させ、振動を打ち消しあうことで機構ブレを低減します。

 

以前から、「シャッターにバランサーがあればいいな」という声はよく聞かれましたので、ついにそれが実現されたと考えられます。

サイレント撮影も素晴らしいですが、通常時の撮影もブレを抑えるのに越したことはないでから。

 

よく「高画素機はブレる」という話もありますが、僕は「もしブレたら高画素機のほうが目立つ」といった感覚です。

高画素機で撮る写真は、かなりの大きさになるので、拡大すると細部まで見ることができます。

その時に、微ブレしていたら、ハッキリとわかるんですね。

これは「ブレやすい」とは違う意味になります。

 

今まで、「D750」「D810」「D500」と使ってきましたが、3600万画素の「D810がブレやすい」と思ったことは一度もありません。

むしろ、D810はシャッターの感触が良いので、ぶれにくいというイメージがあるくらいです。

D850はこのD810の感触を越えてほしいと願います。

 

そして高画素機を扱う場合は、「いかにしてブレないように撮るか?」がカギになります。

もちろんどの機種でもそれは一緒ですが。

 

シャッターの耐久については、20万回のテストをクリアしているということです。

 

D850のシャッター音の動画を見つけたので、紹介します。

YouTubeから【D850】boost buffer Nikon 連写 バッファーテスト【ニコン】

動画では、サイレント撮影にもチャレンジしているので、参考になります。

肝心の「シャッター音」ですが、環境や録音状態にもよるので、D810との比較はできませんが、聞いた感じだと良さそうな気がします。

 

ファインダーの倍率:0.75倍

NIKON D850
出典:ニコンイメージングジャパン

 

ペンタプリズム 0.75倍

この倍率はFX機ではニコン史上最大になります。

D5の「0.72倍」やD810の「0.7倍」を上回っています。

 

一眼レフの利点である「光学ファインダー」がより見やすくなったということですね。

前モデルからの移行であれば、その違いに気付けるかもしれません。

ファインダー内の表示には「有機EL素子」が使われています。

 

ライブビューモニター:3.2型 236万ドット

ニコンD850
出典:ニコンイメージングジャパン

 

モニターの大きさはD810と同じですが、236万ドットと解像度を上げてきました。

ちなみにD810は「3.2型~123万ドット」でした。

 

星や遠くの物へのピントを確認するときに拡大しても、画質が落ちないのではないかと期待できます。

動画やサイレントモードでも、高精細な画像を見ながら撮影できそうです。

 

タッチパネル、チルトモニター搭載

NIKON D850
出典:ニコンイメージングジャパン

 

まさに「正常進化」といった仕様が搭載されました。

今までD810を使っていて、「チルトモニターだったら!」と何度思ったことか。

 

このモニターの開閉動作ですが、「D750」はやや動きが固く感じられましたが、その後発売されたD7500では、とてもスムーズな動きに進化していました。

このD850も同じくスムーズであると想像できます。

 

タッチパネルは、様々な使い方が考えられますね。

僕はD500でこの機能は使っていませんが、それは野生動物をメインに撮影しているからです。

高速連写で撮影したり、素早く移動したりする中で、モニターをタッチパネルで操作するという必要性を感じませんでした。

必死ですからね、いつも♪

D850で、風景や星空を撮る時には、十分に使えそうな気がします。

 

AF微調節~自動設定機能搭載

D500でのAF微調節

 

必須機能です、これは。

D500には搭載されているので、ピントが気になったらいつも合わせています。

 

設定は簡単だし、レンズごとに状態を登録できます。

「前ピン・後ピン」といった手動では調整が難しいオートフォーカスの調節が楽になります。

 

以前の記事でD500を使った微調節の方法を載せていますので、ご覧ください。

僕もフィールドで、たまに自分の書いた記事を見て合わせることがあります(笑)

 

ニコンD500の再レビュー・2ヶ月間使いまくって気付いたこと
どうも、幸せカメラのKENです。 ニコンのDXフラッグシップ機「D500」が2016年4月28日に発売されてから早2ヶ月が経過しました。 ...

 

この記事の中の小見出し「AF微調整の自動設定」になります。
(微調節と微調整が間違っていますが 汗)

 

それ以外の新スペック

 

それ以外には、

  • 8Kタイムラプスムービー制作可能 ※市販ソフトウェア使用
  • 動画:4K UHD/30p
  • スローモーション撮影
  • Wi-Fi、Bluetooth搭載
  • フォーカスシフト撮影 ※市販ソフトウェア使用

など盛り沢山の内容となっています。

これをひとつずつ掘り下げるのに、今は情報が足りないので、今後に期待してください。

(僕が動画をほとんど撮らないという理由もあります)

 

まとめ

 

僕の前に広がる世界は肉眼で見ても美しいです。

でもそこでD850という最新のフィルターを通して見ることにより、肉眼を越えた世界を切り撮り、そして残すことができます。

 

真っ暗な夜空に輝く星々

眩しい朝日にかすむ広大な大地

凍る空気にきらめく水蒸気

虹色に光る雲

生き物たちの逞しさと美しさ

 

その場所に立ち、その瞬間を記録し、それをまだ見たことがない方々に届けることができます。

そう、このD850があれば。

 

NIKON D850
出典:ニコンイメージングジャパン

 

それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

えっ、僕が予約したかって?

それについては、今後の記事で明らかにしたいと思います♪

 

※発売日について、現在やや心配な情報が入ってきました。
(予約が多く、発売日の供給が間に合わない可能性もあるとのことです)

それについてはこちらの記事をご覧下さい。

ニコン「D850」発売日決定!~その価格と下取について
ニコンD850出典:ニコンイメージングジャパン こんばんは。 幸せカメラのKENです。 前回記事「ニコンD810の後継機について僕...

 

※高額機材の購入は「ネットで予約」して、「実店舗で受け取る」ことを推奨しています。

トラブルやメンテナンスのことを考えて購入してくださいね。

■カメラのキタムラリンク

ニコン D850 ボディ 《2017年9月8日発売》

 

■マルチパワーバッチリーパックも専用のタイプが出ます。

ニコン マルチパワーバッテリーパック MB-D18 《2017年9月8日発売》

 

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こんにちは。 幸せカメラのKENです。 僕はデジカメで写真を撮るとき、いつも「RAWデータ」というファイル形式で保存して...

 - NIKON D850 ,