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ニコンのフルサイズD810とD750~どっちを選ぶ?

      2016/06/23

こんばんは。

現在は二刀流ならぬ、「三刀流」でカメラライフを満喫しているKENです。

DSC_5199

写真はD810です。バッテリーパックを装着しています。

「動き物」「望遠効果」「連写番長」のAPS-Cフラッグシップ「D500」。

「高画素」「心地良いシャッター音」「圧倒的解像度」のフルサイズ機「D810」。

そして「持ち易い」「機能充実」「高感度強し」のフルサイズ「D750」の3台で北海道の大自然と向き合っております。

ですが、大自然の中で常に3台体制で撮影するのは物理的そして肉体的にも厳しく、身体の負担を少し軽減しなければと、最近はそんなことも考えています。
(通常はこの中の2台を、場面に合わせて選んでいます)

今回は「D810」と「D750」についてそれぞれの特徴などを比較してみたので、これから「フルサイズ機」を導入される方の参考になればと思っています。

また、それぞれのカメラで撮影した「写真」も記事後半に載せました。

それでは参ります。

最後まで読んでいただけたら、D810かD750、どちらにするのか自分なりの「答え」が見つかるかもしれません。

D810の特徴

DSC_5217

D810の細かい数値・スペックについては以前の記事にも書いてあるので、そちらをチェックしてもらえたらと思います。

→関連記事:僕がD810を手に入れた理由(購入動機についての記事です)

→関連記事:ニコンD810は万能カメラ?(スペックや実戦でのレビューです)

今回は両機種の違いや特徴について具体的に取り上げます。

それぞれのカメラは単体で見るとどちらも素晴らしく、甲乙はつけがたいです。

それでもあえて両機種を比べた時に、違いが見えてきました。

それは、

・フルサイズ機を扱う環境

・操作性や拡張性

・必要性

・撮影した写真の将来性

などが僕には見えてきました。

まずはD810からですが、ご存知のように「高画素機」という立ち位置です。

高画素機のメリットとは

NDS_9300

高画素

これはやはり「メリット」です。
(画素数が多い=多画素ですが、高画素という言葉が一般的に使われているようです)

D810の「3635万画素」のセンサーが写し出す世界は、圧倒的な解像感を感じさせてくれます。

そしてその画像サイズも大きいですから、写真を等倍鑑賞したり、大きくプリントするなど、高画素を活かした作品作りを楽しむことができます。

ただ、僕のようにPCのモニターやWEB上で写真の閲覧を完結している場合は、3600万画素を活かしきれていないかもしれません。

スマホのみの閲覧でも活かしきれませんよね、3600万画素は。

(僕の場合は写真共有サイトに投稿したり、SNSにアップしたり、自宅のPCモニターで鑑賞したりという意味です)

それでも「ストックフォト」というサービスを行っているサイトで画像データを販売するような分野に関しては、D810の高解像かつ大きなサイズの写真はメリットがあります。

→関連記事:写真で食べていくことはできるのか?

それはその画像データの購入者が、大きくプリントしたり、切り抜いたり拡大して使ったりと、二次利用の幅が広がるからです。

始めから小さい写真データだとそうは行きません。
(例:PIXTAではあまり小さい画像データは審査に通りません)

このように自分以外の人が、その写真データを広い分野で扱うということも視野に入れることができますね。

また、将来写真展を開催する場合は、「全紙」や「全倍」などポスターサイズで高画質の写真を印刷することもできますし、D810の「高画素」の優位性はかなりあります。

もちろんD750でも高画質で撮れていれば、大きく引き伸ばしても遜色ない写真になると思います。

それから、「高画素」=「高画質」ではないと言うことも頭に入れておきたいです。

高画質の写真とは

それはやはりボディ本体だけではなく、レンズの性能や撮影テクニックにも画質は大きく左右されるからです。

いくら高画素機のD810を使っても、レンズにそこまでの能力がない場合、「高画質」の写真にはなりません。

また、撮影の際の設定や、基本的な技術が伴わないと高画質の写真にならないことは、誰もがご存知だと思います。

例えば、

・ブレる

・適正露出ではない

・ピントが合っていない

・ゴーストやフレアが強い

・ホワイトバランスが不自然

・ノイズが多い

など、基本的な技術や知識が身についていなければ、高画素機であるD810のポテンシャルを引き出すことは難しいでしょう。

今これを書いていてちょっと耳が痛くなりました(笑
(正確には「頭」ですが)

僕自身が実際にそう感じていることです。

そしてD810に出会うまで「レンズの性能」を重要視してこなかったことも、気づくのが遅かったと今になって反省しています。

逆に言えば、レンズの性能や撮影技術が高ければ、どんなカメラでも「高画質」の写真は撮れるのかもしれません。

そしてD810と高性能なレンズ・撮影技術との組み合わせで、より「最高画質」の写真を撮れるということも想像できるかと思います。
(僕自身がそのレベルの写真を撮れているのかは全くわかりません)

次にデメリットですが、これは扱う人によってはあまり関係なくなります。

D810の画像データ管理について

それは画像データがD750に比べて「大きい」ということです。

RAWのロスレス圧縮で14bitだと1枚の画像データがだいたい「40~50MB」くらいになります。

つまりその気になって沢山撮りまくると、小容量のメモリーカードならすぐにいっぱいになるし、パソコンのハードディスクなど記録媒体も圧迫されます。

例えば一日の撮影で約「1000枚」撮ると、合計「約50GB」になるので、それを10回繰り返すと「500GB」、20回だと「1000GB」になります。

普通のパソコンなら、内蔵のハードディスクがすぐにいっぱいになるので、外付けの「ハードディスク」にデーターを保存することになります。

「1000GB」=「1TB」(テラバイト)ですが、僕はD810を使うようになってからは一気に外付けハードディスクが増えました。
(D750オンリーの時はそれほど問題ありませんでした)

D810を使うようになってからは「テラバイト」という言葉も、いつの間にか当たり前に口にするようになっていたのです。

最初は1TBを1台導入したのですがすぐに足りなくなり、次に2TB、そしてさらに3TBと、どんどん増えていきます。

もちろんD810本体に挿入するメモリーも128GBを2枚と、大きめの容量を使っています。(SD+CFカード)

ただこのことに関しては、ある意味「お金」で解決できることでもあるので、人によっては問題ないのかもしれません。
(僕は厳しいと感じています 汗)

つまり、高性能なパソコン、そして高容量のハードディスク、記録メディアなどを使えば、特にストレスなくD810を使えるということです。

それでもそこまで沢山の写真を撮らない、またはWEBで完結するので画像サイズも大きくなくても良いなど、扱い方によっては上に書いたような「データ容量の肥大化」は関係ないかもしれませんね。

トリミング耐性がある

ニコンイメージングジャパン

ニコンイメージングジャパン

D810で撮った写真は、トリミング前提で使うということもできます。
(上の写真はクロップの範囲についてです)

例えば小さな野鳥を撮る場合、後から大胆に切り抜いてもかなり「綺麗」な写真になるということです。

NDS_7929

もともとの画像・画素数が大きいので、トリミングしても画素数にまだ余裕があると言えます。

またトリミングのような意味合いの「クロップ」という機能を使うと、撮影時に始めから周辺を切り落とした写真を撮ることができます。

これにより画像データは小さくなり、扱いやすくなるとも言えます。
(810は連写速度が速くなったり、バッファーメモリーに余裕が生まれますね)

→関連記事:ニコンD810は万能カメラ?

(この記事の2ページ目にトリミング耐性について書いています)

もし最初から小さな画像をトリミングして、「顔や鳥」などを切り抜いた場合は、かなり画質が落ちてしまうことは多くの方が体験していると思います。

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D7100からのトリミング写真です。

ですがD810なら、切り抜いても「あっ綺麗♪使える!」となるわけです。

もし焦点距離が短い単焦点レンズ(広角よりという意味で)しか持っていなくて、撮影時に被写体に寄れない場合でも、あとから大胆に切り取っても「使える」写真になるとも言えます。

操作性が良い

ニコンイメージングジャパン

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これは「慣れ」もあるので、一概には言えませんが、D5300からD7100そしてD750を使ってきた僕がD810を手にして感じたことです。

「ボタン配置が使いやすい」

これもD810の魅力の一つです。

D810はニコン一眼レフの上位機種の位置付けですから、さすがに考えられた設計になっています。

今年の元旦に極寒の冬山を登山した際も、このボタン配置がとても使いやすかったです。
(D810を1台と大三元レンズ2本で臨みました)

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体感気温マイナス25度だったので、相応の装備で臨みましたが厚手の手袋を履いていてもしっかりと操作できました。

それに、カメラも最後まで問題なく動作してくれました。
(登山の後半は、大三元レンズのAFの動きが若干鈍くなりました)

そして結露しないように機材を保温して家まで持って帰ると、半日経ってもまだ霜がカメラに付いていましたよ(汗)

話がそれましたが、D750だとやや操作に手こずる部分も、D810ならサクッとできると言えます。
(特に左肩のボタン配置が使いやすいです)

ただこれも使い方や使う人によるので、これが正しいとは言い切れませんけどね。

あくまでも僕の感想です。

次にD750の特徴について見てみます。

D750の特徴

ニコンイメージングジャパン

ニコンイメージングジャパン

D810に比べると、「持ちやすい」「軽い」「機能が充実している」「高感度に強い」など、D750の素晴らしさは沢山あります。

持ちやすいグリップ

これはやはり、開発者がこだわったという思いが形になっているのだと思います。

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ニコンイメージングジャパン

僕も店頭で初めて持った時、「えっ、持ちやすい!」と驚いたのを覚えています。
(それまではD7100を使っていたので)

「持ちやすさは正義」と言っても過言ではありません。

実際にD810と比べると、D750は長時間持っていても疲れないし、ボディの重量も軽いです。

フルサイズ機として、こうした軽量化や携帯性がD750の大きな魅力でもあります。

手軽に持ち歩けるフルサイズ機という感じです。

→関連記事:ニコンD750を1年間使った感想をブログで振り返る

実は僕は今までD750に特化した記事をあまり書いていません。

どちらかと言うとD810に関して取り上げてきました。
(このブログを始めたキッカケがD810を入手したから、ということもあります)

それは今思うと、D750は「普通に使いやすかったから」だと思うんです。

万能機タイプなんですよ、D750は。

もちろんD810をそのような位置づけで捉えることもできますが、D750はそれよりも万能型だと思います。

初心者の僕でも扱いやすかったし、そして出来上がる写真にも満足でき、それが「当たり前・普通」のように感じてしまって今まであまり記事を書かなかったのかもしれません。

「D750は普通に使いやすいです、便利です」という記事は、なかなか書けなかったということです、今までは(笑)

逆に言うと、「苦労しなくても良い写真が撮れる」とも言えます。

もちろんレンズにも寄りますけどね。

「レンズが大事」これは忘れないで下さい♪

抜群の機能性

ニコンフルサイズ機で初めて導入された代表的な機能があります。

「Wi-Fi搭載」

「チルトモニター搭載」

など、機能性が充実しています。

これはそれまで使っていた「D5300」でもとても便利だと感じていた機能でした。

撮った写真をすぐにSNSにアップ出来たり、超ローアングルの撮影や、三脚で星空を撮る時など、チルトモニターが大活躍します。

ニコンイメージングジャパン

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これらはD810にはない、D750の優位性と特徴だと思います。

仮に「自分は使わないからそんな機能はいらない」と思ったとしても、「それがあるから使える」のであり、選択肢や想像力の幅が広がります。

僕はいまだにD810で星空を撮る時に、無理な体勢で構図を確認しながら「チルトモニターが欲しい」と思ってしまいますから。

やはりD750でその利便性を知ってしまっているので、求めてしまうんですね。

もちろんD750も星空の撮影には大活躍しています。

さて、それでは実際に僕が撮影してきた写真を見比べてみたいと思います。

D810とD750でどれほど違うのか?

次ページに続きます。

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