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ニコン「D500」対「D750」~高感度撮影で比べてみた

      2017/08/27

 

こんばんは。

今回はAPS-C最新モデルのニコン「D500」と、現行のフルサイズで一番新しい「D750」を同じ条件で撮り比べてきました。

(D5を除いて、ですね)

※2016年6月15日~ヒストグラムの画像を追加しました。

 

カメラ:NIKON D810 レンズ:AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8 ED VR SS:1/200秒 絞り:f/8 ISO:400 焦点距離:70mm 手持ち  RAW

 

センサーサイズが違うこの両者ですが、画素数もD500が約2100万画素、D750が約2400万画素と、それなりに差があります。

フルサイズ機はAPS-C機に比べると、やはりセンサーサイズの大きさから様々な面で有利かと想像しますが、今回次世代の画像処理エンジン「EXPEED 5」を搭載し、満を持して登場した「D500」の性能にもかなり期待しています。

 

ちなみに明るい屋外においては、僕が鑑賞する画像サイズだと、両者の大きな違いは今のところ特に感じていません。

それぞれの機種が素晴らしい描写を見せてくれるのですが、同じ条件で比べてみた時、果たしてどちらが優っているのか?

特に高感度の領域ではどうなのか?

今回はその辺りを比べてみました。

 

撮影条件

 

それではまずは撮影状況を説明します。

場所は河川敷です。

時間帯は夕暮れで、ISO感度を上げた「高感度」での撮影で比べてみました。

 

被写体は「鉄道車両」です。

河川をまたぐ「鉄橋」付近はロケーションが良く、暗くても安全に撮影できるのでそこに決めました。

ここを通るディーゼル機関車を、「同じレンズ」と「ほぼ同じ設定」で手持ちにより撮り比べてみます。

 

駅が近いので、1本目の車両が通過した後、すぐに2本目がやってきます。

その間にレンズを交換し、手ブレしないで撮れるであろうシャッタースピードを、ISO感度を調整して確保します。

 

厳密にはISO感度は両機種でピッタリ同じにすべきでしたが、両者の微妙な「特性」を感じたので自分の感覚で若干変えました。

やはり「手持ち」ということと、「暗い」「動き物」なので、実戦を想像できるような撮影をしたかったからです。

 

つまり経験の浅い自分でも「綺麗に撮れる」ことを前提としたわけです。

このようなシチュエーションでの撮影経験が少ないのにも関わらず、「綺麗に」撮ってみたいと思うのは欲張りだったのかもしれませんが、「失敗写真」ばかりでは単純に面白く無いですからね。

また、厳密には周囲の明るさは変化していますが、あまり細かいところまで特に気にしていません。

 

なぜなら、僕は普段「鉄道写真」をほとんど撮らないからです(笑

いや、撮らないというより、「撮れない」といったほうが正しいです。

 

鉄道写真を美しく、そして素敵に撮る方は本当に尊敬しますよ。

「難しいですから」ね。

それでも夕暮れに野鳥や風景を撮るよりは、同じ場所で動きモノを追ったほうが、高感度の特性がわかると考えたのでやってみたのです。

それではかなり「下手な写真」で恐縮ですが、それぞれの作例を見ていきたいと思います(汗

 

夕暮れの2本の車両を撮る

時刻は18時44分。

河川敷で待つ僕の耳に「踏切の遮断機」の音が聞こえてきました。

今までD750の高感度性能は、かなり優秀だと感じていました。

フルサイズは強い

そんな思いが常に僕の中にあったのは事実です。

それではまずはD750からです。

 

カメラ:NIKON D750 レンズ:AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8 ED VR SS:1/200秒 絞り:f/2.8 ISO:3200 焦点距離:200mm 手持ち RAW

カメラ:NIKON D750
レンズ:AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8 ED VR
SS:1/200秒 絞り:f/2.8 ISO:3200
焦点距離:200mm 手持ち RAW

 

(今回の記事の写真は全て「画像をクリック」すると拡大されますが、戻る際はブラウザの「戻るボタン」で戻って下さい。)

薄暗い時間帯に車両のライトが眩しく感じました。

僕は普段こうした場面ではほとんど動き物を撮らないので、カメラの設定は「絞り優先オート」にしました。

本当は「マニュアル」か「シャッタースピード優先」の方が、狙ったイメージの作品を撮るには合っているのかもしれませんが、そもそも明確なイメージがないので、まさに「試し撮り」といった感じです。

 

普段使っている「絞り優先オート」で、ISO感度を調整することにより、手ブレしないSSを稼ぎました。

ただし、動きものなので、AFの性能が重要になります。(置きピンでは撮りませんでした)

また、「連写」で撮影し、その中から比較的写りの良い物を選別しています。

 

SSも遅いし、流し撮りは下手なので、「被写体ブレ」はやはり防げませんでした。

ちなみにこの約4分後にもう一本上りの車両が通り、そちらはD500で撮影しています。
レンズは交換してもちろん同じものです。

(ちなみにレンズは大三元の70-200mmで、手ブレ補正はONで、スポーツモードに設定しています)

 

大三元レンズについては、下記の記事を読んでいただけたらと思います。

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カメラ:NIKON D500 レンズ:AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8 ED VR SS:1/80秒 絞り:f/2.8 ISO:4000 焦点距離:200mm 換算:300mm 手持ち RAW 露出補正なし 絞りオート

カメラ:NIKON D500
レンズ:AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8 ED VR
SS:1/80秒 絞り:f/2.8 ISO:4000
焦点距離:200mm 換算:300mm 手持ち RAW
露出補正なし 絞りオート

 

こちらがD500で撮影した画像になります。

上の写真2枚とも、大体同じ場所から撮影した構図になります。

ISO感度は「手ブレしないSS」に合わせたので、D500とD750では若干違いますが。

続きまして、どんどん行きます。

 

カメラ:NIKON D750 レンズ:AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8 ED VR SS:1/125秒 絞り:f/2.8 ISO:3200 焦点距離:200mm 手持ち RAW

カメラ:NIKON D750
レンズ:AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8 ED VR
SS:1/125秒 絞り:f/2.8 ISO:3200
焦点距離:200mm 手持ち RAW

こちらがD750です。

やはり「明るさ」と「階調」には余裕を感じられます。

ただ、いわゆる「歩留まり」は悪かったように思います。

(歩留まりとは合格ラインの写真の数のことです)

(連写で撮る場合、10枚中8枚が合格であれば歩留まりが良い、逆に10枚中2枚なら歩留まりが悪いと言うように使っています)

 

それにRAWで連写していたので、意外と早く「バッファーメモリーが一杯」になってしまい、連写が息切れしてしまいました。

最終的には「作品」として昇華させたいという思いもあったので、編集耐性の高い「RAW」で撮影しています。

続いて同じ場面の「D500」になります。

 

カメラ:NIKON D500 レンズ:AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8 ED VR SS:1/125秒 絞り:f/2.8 ISO:4000 焦点距離:135mm 換算:202mm 手持ち RAW 露出補正なし 絞りオート

カメラ:NIKON D500
レンズ:AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8 ED VR
SS:1/125秒 絞り:f/2.8 ISO:4000
焦点距離:135mm 換算:202mm 手持ち RAW
露出補正なし 絞りオート

 

こちらは、暗所のAF性能が高いせいか、「歩留まり」は良かったように思います。

ただ、秒間10コマでかなりの枚数を撮影しているので、そう感じたのかもしれません。

 

ちなみにこの日はメモリーカードを大容量のタイプに入れ替えたので、「バッファーフル」にはならず、いつまでも連写できるような感じでした。

2つの写真を見比べると、「明るさや階調」はD750が優勢に感じます。

ピクチャーコントロールはD750がフラットで、D500は「風景」になっていたような・・・。
(あとで調べてみます)

 

カメラ:NIKON D750 レンズ:AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8 ED VR SS:1/125秒 絞り:f/2.8 ISO:3200 焦点距離:70mm 手持ち RAW

カメラ:NIKON D750
レンズ:AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8 ED VR
SS:1/125秒 絞り:f/2.8 ISO:3200
焦点距離:70mm 手持ち RAW

 

こちらはD750ですが、被写体ブレを量産する中、比較的綺麗に写ったのがこの写真です。

空の階調が残っているのが流石だと思いました。

ヒストグラムはコチラです。(2016年6月15日 追記)

D750 ヒストグラム

D750 ヒストグラム 階調ありますね。

 

同じような場面のD500は・・・

ヒストグラムを先に貼ります。

 

D500 ヒストグラム

D500 ヒストグラム うーん、うん?

 

続いて同じ場面でのD500による作例です。

 

カメラ:NIKON D500 レンズ:AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8 ED VR SS:1/100秒 絞り:f/2.8 ISO:4000 焦点距離:70mm 換算:105mm 手持ち RAW 露出補正なし 絞りオート  

カメラ:NIKON D500
レンズ:AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8 ED VR
SS:1/100秒 絞り:f/2.8 ISO:4000
焦点距離:70mm 換算:105mm 手持ち RAW
露出補正なし 絞りオート

 

ちょっと暗い感じがしますが、現像で補正できるので、ノイズの乗りを見て欲しいと思います。
(空の階調が潰れていますね)

ヒストグラムの画像を上に追記しましたが、明らかにD750に比べると階調の違いが出ています。

 

RAWデータからの編集でも差がわかりますが、フルサイズとAPS-Cの特性の違いが出ているのでしょうか。

両者の撮影時間の差は僅か「4分」ですが、D500のISOを4000としているのに対し、D750は3600なのにSSが少し速くなっています。

 

この辺りもフルサイズとAPS-Cの違いなのか、それとも屋外の明るさが変化したのか、ちょっとわかりません。

何せ同じレンズを2本も持っていないので、そこはまだ比べることができていません。

今回はこのような自分にとって「厳しい条件」で高感度を比べてみたかったのです。

続きまして、D750です。

 

カメラ:NIKON D750 レンズ:AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8 ED VR SS:1/100秒 絞り:f/2.8 ISO:3200 焦点距離:200mm 手持ち RAW

カメラ:NIKON D750
レンズ:AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8 ED VR
SS:1/100秒 絞り:f/2.8 ISO:3200
焦点距離:200mm 手持ち RAW

 

やはりフルサイズですから「画角」が広いのですが、トリミングしています。

そして「ダイナミックレンジ」の広さを感じます。

ヒストグラムを載せます。

 

D750 ヒストグラム

D750 ヒストグラム (フルサイズだし、ちょっと明るいし)

 

ヒストグラムも載せたほうがわかりやすいかもしれませんね。
(2016年6月15日 ヒストグラムを追記しました)

次はD500です。

まず先にヒストグラムを載せます。

D500 ヒストグラム

D500 ヒストグラム (うっ・・・これは・・・)

 

次はD500の作例になります。

カメラ:NIKON D500 レンズ:AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8 ED VR SS:1/80秒 絞り:f/2.8 ISO:4000 焦点距離:200mm 換算:300mm 手持ち RAW 露出補正なし 絞りオート  

カメラ:NIKON D500
レンズ:AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8 ED VR
SS:1/80秒 絞り:f/2.8 ISO:4000
焦点距離:200mm 換算:300mm 手持ち RAW
露出補正なし 絞りオート

 

厳密には「同じ焦点距離」で撮ったほうが比較になったのかもしれませんが、APS-Cの特徴である望遠効果もそのまま活かしました。

D750は連写によりバッファーフルの状態が続き、かなりコマ飛びしていますが、D500は余裕で連写できています。

 

この辺りの違いも、今回特に感じました。

「D500なら撮りきれる」と感じました。

ここで車両が一旦駅に着いたので、その間に夜景を手持ちで撮影してみました。

 

夜景を撮ってみた

まずはD750です。

カメラ:NIKON D750 レンズ:AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8 ED VR SS:1/160秒 絞り:f/2.8 ISO:6400 焦点距離:70mm 手持ち RAW

カメラ:NIKON D750
レンズ:AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8 ED VR
SS:1/160秒 絞り:f/2.8 ISO:6400
焦点距離:70mm 手持ち RAW

 

SS1/160秒ですから、手ブレせずにかなり余裕を持って撮れています。

ヒストグラムは・・・

D750 ヒストグラム

D750 ヒストグラム

次はD500で同じ構図です。

先にヒストグラムを載せます。

D500 ヒストグラム

D500 ヒストグラム

 

そしてD500の作例です。

 

カメラ:NIKON D500 レンズ:AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8 ED VR SS:1/125秒 絞り:f/2.8 ISO:6400 焦点距離:70mm 換算105mm 手持ち RAW 露出補正なし 絞りオート

カメラ:NIKON D500
レンズ:AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8 ED VR
SS:1/125秒 絞り:f/2.8 ISO:6400
焦点距離:70mm 換算105mm 手持ち RAW
露出補正なし 絞りオート

 

やっぱり画角が狭いので、D500らしい構図になっております(笑

この時は両者ともISOが6400になっています。

さて、次はさらに暗くなった時間帯で今度は下りの車両が2本やってきます。

まずはD750から。

 

カメラ:NIKON D750 レンズ:AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8 ED VR SS:1/400秒 絞り:f/2.8 ISO:6400 焦点距離:200mm 手持ち RAW

カメラ:NIKON D750
レンズ:AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8 ED VR
SS:1/400秒 絞り:f/2.8 ISO:6400
焦点距離:200mm 手持ち RAW

 

まぁそれなりに雰囲気は出ていますが、SSが1/400秒と速すぎるのは「白とび防止」の測光にしたからなんですね。

車両のライトが眩しかったので、思わずその設定にしたのですが、そのせいでシャドー部のノイズが増えてしまいました。

ヒストグラムです。

 

D750 ヒストグラム

D750 ヒストグラム

 

しかも、微ブレの写真が多く、歩留まりはかなり悪い状態でした。
(経験と腕ですね、これは)

次はD500です。

先にヒストグラムです。

 

D500 ヒストグラム

D500 ヒストグラム

 

次にD500の作例です。

 

カメラ:NIKON D500 レンズ:AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8 ED VR SS:1/640秒 絞り:f/2.8 ISO:6400 焦点距離:200mm 換算300mm 手持ち RAW 露出補正なし 絞りオート 測光:白とび防止

カメラ:NIKON D500
レンズ:AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8 ED VR
SS:1/640秒 絞り:f/2.8 ISO:6400
焦点距離:200mm 換算300mm 手持ち RAW
露出補正なし 絞りオート 測光:白とび防止

 

D500も測光を「白とび防止」にしたので、暗部が真っ暗に写ってしまいました。

ただ、歩留まりは良く、ピントが合った写真もD750より多く撮れました。

 

カメラ:NIKON D500 レンズ:AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8 ED VR SS:1/500秒 絞り:f/2.8 ISO:6400 焦点距離:70mm 換算:105mm 手持ち RAW 露出補正なし 絞りオート 測光:白とび防止

カメラ:NIKON D500
レンズ:AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8 ED VR
SS:1/500秒 絞り:f/2.8 ISO:6400
焦点距離:70mm 換算:105mm 手持ち RAW
露出補正なし 絞りオート 測光:白とび防止

 

白とび防止にしていたので、車両の中が撮れたという、サプライズもありました(笑

 

カメラ:NIKON D500 レンズ:AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8 ED VR SS:1/125秒 絞り:f/2.8 ISO:6400 焦点距離:95mm 換算142mm 手持ち RAW 露出補正なし 絞りオート 測光:白とび防止

カメラ:NIKON D500
レンズ:AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8 ED VR
SS:1/125秒 絞り:f/2.8 ISO:6400
焦点距離:95mm 換算142mm 手持ち RAW
露出補正なし 絞りオート 測光:白とび防止

 

この辺りの構図は、D750で撮った写真は被写体ブレで使えないものが多く、暗い場面でのD500の「AF性能」の高さを感じました。

と、比較した写真は以上になります。

 

階調か?ピントか?

歩留まり(合格ライン)の総数で言えば、やはり高速連写とバッファーメモリーに余裕がある「D500」に軍配が上がりますが、撮れた写真の質で言うと、「D750」の方が綺麗に撮れたかもしれません。

つまり、撮影の「腕」を磨けば、フルサイズのD750の方が「綺麗に撮れる」のかもしれません。

 

そしてそこまで「腕」をあげなくても、D500ならカメラの性能で「撮らせてくれる」そんな感じがしました。

ただ、これについてはまだまだ「知識」や「経験」も関係しますので、現時点で優劣をつけるのは難しいです。

それでもこの写真を見て、高感度での手持ち連写による撮影イメージを感じてもらえたら、今回の実験の意味はあったかなと思います。

 

オマケですが、まだそれほど暗くない時間に街灯方向に向かって飛ぶカラスを「D500」で撮りました。

 

カメラ:NIKON D500 レンズ:AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8 ED VR SS:1/320秒 絞り:f/2.8 ISO:2000 焦点距離:200mm 換算:300mm 手持ち RAW 露出補正+0.3 絞りオート

カメラ:NIKON D500
レンズ:AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8 ED VR
SS:1/320秒 絞り:f/2.8 ISO:2000
焦点距離:200mm 換算:300mm 手持ち RAW
露出補正+0.3 絞りオート

 

やや流し撮りっぽくなっていますが、こういった咄嗟の場面での歩留まりを高めてくれるのが「D500」の素晴らしいところだと思います。

暗くなった時間帯でも空を飛ぶ被写体にピタっと合うAFと、秒間10コマの連写が、僕のようなビギナーにもこうした写真を撮らせてくれます。

最後に、D500の常用ISO感度「51200」という世界をお見せします。

 

超高感度撮影

GW中に真っ暗になった駐車場に車を停めて、少し窓を開けていると、外から「ガサっ」と聞こえたので、スマホのLEDライトを照らしてD500で撮影した写真です。

カメラ:NIKON D500 レンズ:AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8 ED VR SS:1/25秒 絞り:f/2.8 ISO:51200 焦点距離:200mm 換算:300mm 手持ち RAW 露出補正-0.7 絞りオート

カメラ:NIKON D500
レンズ:AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8 ED VR
SS:1/25秒 絞り:f/2.8 ISO:51200
焦点距離:200mm 換算:300mm 手持ち RAW
露出補正-0.7 絞りオート

 

そこには鹿の群れがいて、暗闇のなかで草を食べていました。

明るいのはスマホのLEDライトの光です。

ですが、車から15m以上離れていたので、肉眼ではほとんど何も見えていません。

 

ただ彼らの目が光ったので、「鹿がいる」とわかっただけです。

このような状況でもAFでピントが合うD500の性能には驚きました。

画質は決して良くはありませんが、SS 1/25秒で撮れたのですから、「使える」といっても間違いではありません。

 

まとめ

左:D750と右:D500

 

今回の実験で思ったのは、「動き物」に限定すれば間違いなくD500を選択するのですが、そうでない場合は「D750」と「良いレンズ」を組み合わせたほうが、幸せになれるのではないかと思いました。

やはりフルサイズセンサーから出てくる絵は「綺麗」だと感じました。

 

D750 ヒストグラム

D750 ヒストグラム

 

同場面でのD500ヒストグラム

 

D500 ヒストグラム

D500 ヒストグラム

 

D500の新エンジン「EXPEED 5」は絵作りが優秀なのでしょうが、純粋に「光学性能」が高いフルサイズ機に階調の余裕が感じられます。

またあくまでも僕の感覚ですが、D500の高感度で撮った写真は、「新型の画像処理エンジンで綺麗に作られている」といった感じを受けました。

 

D500に限らず全てのデジカメが画像処理されていますが、D500はAPS-Cサイズのセンサーの光学性能に対して「綺麗すぎる」と言うことです。
(今まで使ってきたAPS-C機のイメージを覆されました、D7100やD5300など)

もちろんこれは素晴らしいことであり、新型のエンジンが相当優秀なんだと思っています。

 

でもまだまだサンプルが少ないので、今後も色々と試してみたいと思っています。

今回はあまりシビアに条件を決めませんでしたが、手持ちによる高感度の「D500」と「D750」の比較についての内容になりました。

それでは最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

※2016年6月15日 ヒストグラムの画像を追加しました。

今回の撮影機材はこちらです。

ニコン D500 16-80VRレンズキット 《納期約1ヶ月》

ニコン D750 ボディ

ニコン AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8G ED VR II

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