ニコンD500の再レビュー・2ヶ月間使いまくって気付いたこと - 幸せカメラ.net

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ニコンD500の再レビュー・2ヶ月間使いまくって気付いたこと

   

NDS_2995-2

どうも、幸せカメラのKENです。

ニコンのDXフラッグシップ機「D500」が2016年4月28日に発売されてから早2ヶ月が経過しました。

今ではほぼ自分の中でメインカメラとして定着しつつあるこのD500について、今回は2ヶ月間使いまくった感想などをレビューとしてお届けします。

僕がD500を導入した動機や、購入時の模様は別記事をご覧下さい。

購入前日の記事→ニコンD500は僕にとって必要なのか?

購入後の記事→新発売!ニコンD500をブログで紹介します

 

ココがよかったD500

2016年5月 清里町方面 カメラ:NIKON D500 レンズ:AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6 ED VR SS:1/1600秒 絞り:f/5.6 ISO:1600 焦点距離:500mm 換算750mm 一脚 RAW

2016年5月 清里町方面
カメラ:NIKON D500
レンズ:AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6 ED VR
SS:1/1600秒 絞り:f/5.6 ISO:1600
焦点距離:500mm 換算750mm 一脚 RAW

まずはD500を導入して良かったことを具体的に挙げてみたいと思います。

動き物へのAFの速さ・食い付き

AFの精度

AF微調整の自動設定

10コマ/秒の連射性能

連写時のバッファ容量

最新の画像処理エンジンの絵作り

高感度での撮影

APS-C機の望遠効果

などが挙げられます。

まずは、上の内容を順番に見ていきますね。

 

動き物へのAFの速さ・食い付き

2016年5月 釧路湿原 カメラ:NIKON D500 レンズ:AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6 ED VR SS:1/1000秒 絞り:f/5.6 ISO:640 焦点距離:500mm 換算750mm 手持ち RAW 露出補正:+0.3

2016年5月 釧路湿原
カメラ:NIKON D500
レンズ:AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6 ED VR
SS:1/1000秒 絞り:f/5.6 ISO:640
焦点距離:500mm 換算750mm 手持ち RAW
露出補正:+0.3

これは今まで「D750」や「D810」を使ってきた僕にとっては、新しい感覚となりました。

D500のAF性能は間違いなく素晴らしかったです。

今まで撮れなかった動き物の写真を撮ることができるようになりました。

現在使っているメインレンズは

AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6 ED VR

という、ニコン純正の超望遠レンズです。

このレンズ、三脚座を含む重さは約2300gあります。

これにカメラ本体が約860gと、マルチパワーバッテリーパック MB-D17が約500gあるので、合計で約3.66kgもあります。

重いです、正直(笑)

そこで持ち運び方法などは色々と考えみました。

野鳥撮影の機材~超望遠レンズ持ち運び編

最初のうちは使っていてもそれほど気にならなかったのですが、メインカメラとして長時間使っているとやはり身体の負担も大きいと感じました。

これからもこの身体には永く頑張ってもらわなければなりませんから、多少の投資とアイディアで楽しく撮影できるように工夫はしています。

話が少々逸れましたが、このレンズとの組み合わせで、僕の腕では今まで撮ることができなかった世界を見れるようになりました。

それは間違いなくAFの速さと食い付きのお陰だと思います。

ちなみにAFのエリアモードですが、僕がいつも野鳥などを撮る時のモードを紹介します。

人それぞれ好みはあるでしょうが、今のところ気に入って使っているエリアモードです。

AFエリアモードは?

出典:ニコンイメージングジャパン

出典:ニコンイメージングジャパン 

樹の枝や草原など、障害物がある時はダイナミック25点で

2016年5月 釧路湿原 カメラ:NIKON D500 レンズ:AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6 ED VR SS:1/160秒 絞り:f/7.1 ISO:400 焦点距離:500mm 換算750mm 手持ち RAW 露出補正:+0.3

2016年5月 釧路湿原
カメラ:NIKON D500
レンズ:AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6 ED VR
SS:1/160秒 絞り:f/7.1 ISO:400
焦点距離:500mm 換算750mm 手持ち RAW
露出補正:+0.3

上の写真は長い間「待ちに待った」エゾリスくんと再開した時の写真です。

半年以上会えなかったのでもう必死でしたよ、撮りたくて。

この時は木々の間で素速く動くリスにピントを合わせるために、25点で撮りました。

シャッタースピードが若干遅かったようですが、たぶん調整する余裕がなかったのだと思います。

このAF25点の特徴は、

選択したフォーカスポイントから一時的に被写体が外れても、周囲24点の情報を利用してピントを合わせ続ける。比較的被写体の動きが予測しやすい場面に適している。
引用:ニコンイメージングジャパン

となっています。

野鳥やキタキツネが完全に静止している場合は、たまにシングルポイントで「目」にピントを合わせることもありますが、この25点で撮っていると僕のイメージ通りにピントが合ってくれることが多いです。

実際に撮っていて、

「D500、わかってるじゃん!」

と良く思います♪

 

素速く動くものに対してはダイナミック72点で

2016年6月 釧路湿原 カメラ:NIKON D500 レンズ:AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6 ED VR SS:1/500秒 絞り:f/56. ISO:1250 焦点距離:500mm 換算750mm 手持ち RAW 露出補正:+0.3

2016年6月 釧路湿原
カメラ:NIKON D500
レンズ:AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6 ED VR
SS:1/500秒 絞り:f/5.6 ISO:1250
焦点距離:500mm 換算750mm 手持ち RAW
露出補正:+0.3

 

このダイナミックAF72点の特徴は、

選択したフォーカスポイントから一時的に被写体が外れても、周囲24点の情報を利用してピントを合わせ続ける。比較的被写体の動きがランダムで予測しづらい場面に適している。
引用:ニコンイメージングジャパン

となっています。

AF25点のほうが狙ったところにピントは合わせやすいのですが、相手が頻繁に動く場合はこの72点追ったほうが、歩留まりは上がります。
(歩留まりとは、連写で枚数を撮る中で、合格ラインの写真が撮れる割合のことです)

どんなに高速連写できても、ピントが合っていない写真を量産するのならそれは「使えない」ということになりますからね。

被写体が動き回る場合は、この72点で歩留まりをあげています。

素速く飛ぶ鳥はダイナミック153点で

2016年6月 釧路湿原 カメラ:NIKON D500 レンズ:AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6 ED VR SS:1/6400秒 絞り:f/5.6 ISO:1000 焦点距離:500mm 換算750mm 手持ち RAW 露出補正:+0.7 照準器

2016年6月 釧路湿原
カメラ:NIKON D500
レンズ:AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6 ED VR
SS:1/6400秒 絞り:f/5.6 ISO:1000
焦点距離:500mm 換算750mm 手持ち RAW
露出補正:+0.7 照準器

 

ツバメって可愛いですね(笑)

このダイナミックAF153点の特徴は、

選択したフォーカスポイントから一時的に被写体が外れても、周囲すべての152点の情報を利用してピントを合わせ続ける。比較的被写体の動きが速い場面に適している。
引用:ニコンイメージングジャパン

となっています。

このツバメの飛翔の撮影にチャレンジした時は、AF153点で撮ると、フレーム内を幅広くカバーしているので、今まで偶然でしか撮れなかった姿を収めることができました。

ファインダーで換算750mmを覗くと、やはり被写体を追い切れないので「照準器」を使ったのですが、この153点との組み合わせは最強だと感じました。

照準器の記事→野鳥撮影で照準器を使ってみた~実践編

1.3×クロップを使えば、フレームエリア内はほぼ全域がフォーカスポイントで埋め尽くされます。

AFエリアモードは他にも機能がありますが、「3Dトラッキング」は僕の場合だとちょっと使えませんでした。

やはり予測できない野生動物の動きに対して瞬時に合わせるためには、やや物足りないと感じました。

子供やペットの撮影ならこのモードが使えそうですね♪

まだこのモードを追い込んで使ったわけではないので、今後活用法を検証してみたいと思います。

他には「グループエリアAF」もありますが、こちらも野鳥や野生動物ではそれほど使っていません。

やはりダイナミック25点が使いやすいというのがその理由です。

こちらのモードも追い込んでいませんので、今後検証していきます。

 

AFの精度

2016年6月 カメラ:NIKON D500 レンズ:AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6 ED VR SS:1/400秒 絞り:f/5.6 ISO:640 焦点距離:500mm 換算750mm 手持ち RAW 露出補正:+0.3

2016年6月
カメラ:NIKON D500
レンズ:AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6 ED VR
SS:1/400秒 絞り:f/5.6 ISO:640
焦点距離:500mm 換算750mm 手持ち RAW
露出補正:+0.3

 

上の写真、一期一会の野生動物との出会いに、しっかりとピントが合ってくれました。

動き物に関しては、D750やD810を上回っていると感じます。

スピードも速いです。

一発目でしっかり合う

そんな風に思います。

一発目で被写体にピントが合い、そこから追い込もうとAFを作動させると、ややピントが前後に移りますが、それでもまたビシっと合うんですね。

そのピントが前後に移る範囲も狭く感じます。

今までなら、

「あっ、ピント抜けちゃった」とか、

「おーい、戻ってきて~」と思うこともありましたが、D500はおおむね僕の気持ちに応えてくれます。

「わかってるね、キミ」といった具合です。

そしてこのAF精度を高めてくれる設定があるのですが、それが「AFロックオン」という設定です。

AFロックオンとは

出典:ニコンイメージングジャパン

出典:ニコンイメージングジャパン

この機能は被写体の種類に合わせて、AFの食い付き方を調整できるものです。

横切りへの対応

これは「敏感」にするとサッカーなどの撮影にむいているようです。
(撮ったことはありませんが)
狙っている被写体が様々に移り変わる場合に適しているようです。

一方「鈍感」にすると、野鳥などの飛翔を撮るのに適しています。

他の鳥と空中ですれ違ったり、木々の間をすり抜けていても、狙った被写体にピントを合わせ続けてくれます。

2016年6月 釧路湿原 カメラ:NIKON D500 レンズ:AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6 ED VR SS:1/640秒 絞り:f/5.6 ISO:640 焦点距離:500mm 換算750mm 手持ち RAW

2016年6月 釧路湿原
カメラ:NIKON D500
レンズ:AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6 ED VR
SS:1/640秒 絞り:f/5.6 ISO:640
焦点距離:500mm 換算750mm 手持ち RAW

野鳥や野生動物を撮ることが多い僕は、当然「鈍感」に設定しています。

これにより、撮れる写真の幅が広がった気がします。

また、「被写体の動き」の指標も設定できるのですが、「ランダム系」と「スムーズ系」で3段階設定できます。

これに関しては僕は中央の「標準」にして、どちらにも対応できるようにしています。

いずれ、どちらかに数値を振った場合の特性も検証してみます。

2016年5月 釧路湿原 カメラ:NIKON D500 レンズ:AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6 ED VR SS:1/3200秒 絞り:f/5.6 ISO:500 焦点距離:500mm 換算750mm 手持ち RAW

2016年5月 釧路湿原
カメラ:NIKON D500
レンズ:AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6 ED VR
SS:1/3200秒 絞り:f/5.6 ISO:500
焦点距離:500mm 換算750mm 手持ち RAW

 

まとめると、自分が「何を撮るか?」により、きめ細かくAFエリアモードやAFロックオンを選択することで、精度の高い写真を撮ることができると感じています。

設定に迷った時のオススメは、野鳥を撮るなら

AF25点か72点」のどちらかですね。

障害物が多ければ25点、比較的見やすければ72点といった具合です。

そして飛翔しているなら153点が気持ち良いです。

今後も様々な場面で、使いこなしたいと思っています。

それとちょっと心配なのが、ここまで性能の良いカメラを使っていると、写真を撮るのが下手になるんじゃないか?とたまに思うことがあります(笑)

例えば昔のカメラや以前のモデルを使った時に、すでに同じように撮れなくなっているかもしれません。

でも、このD500を「使わない」とは考えにくいので、それは無用な心配かもしれませんね。

 

AF微調整の自動設定

出典:ニコンイメージングジャパン

出典:ニコンイメージングジャパン

 

この機能は秀逸ですね。

とは言っても、今までのカメラでAF微調整の機能は使ってこなかったので、比較したわけではありませんが、使ってみるととにかく簡単でした。

僕はもともと面倒くさがり屋なので(ブログを書くのは好きですが)今まではあまりやってこなかったんですね、AF微調整を。

このAF微調整とは、カメラボディとレンズの個体差を調整することで、オートフォーカスの精度を高めてくれる機能です。

オートフォーカスって万能かと思いきや、実はそうでもないことがあるんですね。

以前別なレンズを使っていた時のことですが、光学ファインダーで超望遠レンズで野鳥を狙っていると、なぜだかピントがビシっと決まらない時がありました。

あとで調べてみると、それはどうやらAF微調整をすると良くなるということでした。

俗にいう「前ピン」とか「後ろピン」という症状ですね。

これは、カメラではAFでピントが合っている状態なのに、実はほんの少しずれている場合を言います。

カメラは精密機器ですが、やはり個体差はあるのでしょうね。

そこで、自分が持っているカメラとレンズのAFポイントを微調整することになります。

こうすることで、場合によっては「ワンランク上のレンズ」を手にすることと同じくらいの効果を実感できるようです。

今使っているレンズが何となく物足りないと感じている場合は、このAF微調整をやってみるのがオススメです。

そのAF微調整を自動でやってくれるこのD500、やっぱり素敵ですよね♪

方法は簡単です。

AF微調整の方法

DSC_6967

まずは、カメラを三脚に固定して、実際に使うレンズを装着します。

上の写真は「200-500mm」で調整しています。

この時は、ライブビューに切り替えます。

調整のために写すものは、コントラストの高い平面が理想です。

DSC_6968

僕はこの箱の「NIKON」という文字にピントを合わせました。

次にレンズですが、基本的に1つのレンズで1つの設定になります。

つまり、200-500mmのレンズだと、どの焦点域で設定するのかを選ばなくてはなりません。

実際に使う距離で調整するのが望ましいのですが、今回は部屋の中で合わせてみました。

僕の場合は500mmの望遠端にしました。

DSC_6977

そしてピントが合っている状態で、カメラ本体の「AFボタン」と「動画撮影ボタン」を同時に2秒以上長押しすると上の画面になります。

これで「はい」を選択するとAF自動調節は完了です。

DSC_6978

※やや暗い場所で撮った写真なので画質が悪くて申し訳ありません

その後、レンズ個別の設定状況を確認できます。

以前、このレンズで調節した時は「-7」となったのですが、今回やってみると「±0」でした。

できれば撮影毎に、その環境でAF微調整をするのが望ましいようですが、撮った写真を見てその場で判断しても良いかもしれませんね。

 

10コマ/秒の連射性能

2016年5月 清里方面 カメラ:NIKON D500 レンズ:AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6 ED VR SS:1/2000秒 絞り:f/5.6 ISO:500 焦点距離:250mm 換算375mm 手持ち RAW 中央部重点測光

2016年5月 清里方面
カメラ:NIKON D500
レンズ:AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6 ED VR
SS:1/2000秒 絞り:f/5.6 ISO:500
焦点距離:250mm 換算375mm 手持ち RAW
中央部重点測光

 

これはもう説明不要だと思いますが、一秒間に10コマを撮れることで、新しい世界が見れるようになりました。

今まではD810の7コマ/秒が最高だったので、この10コマ/秒は別次元だと感じました。

カワガラスの連続写真をご覧下さい。

2016年5月 清里方面 カメラ:NIKON D500 レンズ:AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6 ED VR SS:1/1600秒 絞り:f/5.6 ISO:1600 焦点距離:500mm 換算750mm 手持ち RAW

2016年5月 清里方面
カメラ:NIKON D500
レンズ:AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6 ED VR
SS:1/1600秒 絞り:f/5.6 ISO:1600
焦点距離:500mm 換算750mm 手持ち RAW

2016年5月 清里方面 カメラ:NIKON D500 レンズ:AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6 ED VR SS:1/1600秒 絞り:f/5.6 ISO:1600 焦点距離:500mm 換算750mm 手持ち RAW

2016年5月 清里方面
カメラ:NIKON D500
レンズ:AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6 ED VR
SS:1/1600秒 絞り:f/5.6 ISO:1600
焦点距離:500mm 換算750mm 手持ち RAW

2016年5月 清里方面 カメラ:NIKON D500 レンズ:AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6 ED VR SS:1/1600秒 絞り:f/5.6 ISO:1600 焦点距離:500mm 換算750mm 手持ち RAW

2016年5月 清里方面
カメラ:NIKON D500
レンズ:AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6 ED VR
SS:1/1600秒 絞り:f/5.6 ISO:1600
焦点距離:500mm 換算750mm 手持ち RAW

2016年5月 清里方面 カメラ:NIKON D500 レンズ:AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6 ED VR SS:1/1600秒 絞り:f/5.6 ISO:1600 焦点距離:500mm 換算750mm 手持ち RAW

2016年5月 清里方面
カメラ:NIKON D500
レンズ:AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6 ED VR
SS:1/1600秒 絞り:f/5.6 ISO:1600
焦点距離:500mm 換算750mm 手持ち RAW

※上の写真はいずれもトリミングしています。

カワガラスを少し離れたところからその動きを予測しながら連写で撮影しました。

鳥の色合いが地味で、ピントが外れることも何度かありましたが、こうして面白い瞬間を撮ることができました。

カワガラスが咥えている枯れ葉のおかげもあるかもしれませんね、ピント(笑)

連写の音などはコチラの動画で確認して下さい。


出典:自分♪

 

連写時のバッファ容量

これはカタログスペックでは、「最大200コマ」の高速連続撮影が可能となっています。

ただ実際には、高性能の記録カードを使わなければ、この数値よりは下がります。

バッファーとは本体内蔵の記録メモリーの容量だけのことかと思ったのですが、どうやら記録媒体の性能にも関係しているようです。

というのも、僕は最初に導入したXQDカードは「SONY製」の物だったんですよ。

そしてある時、バッファーフルになるくらい連写をした場面があったのですね。
(たしか、野鳥を撮っていた時だと思います)

すると、数十枚目でバッファーフルになって連写に息継ぎが始まったので、「あれ?こんなものなの?」と思ったわけです。

そこで気になって色々調べてみると、この最大200コマを実現するには一定のスペックのXQDカードが必要だとわかりました。

実際にそのXQDカードを導入して使ってみると、凄いの一言でしたね♪

今のところ、連写していて息継ぎしたということはないですね。

そのカードはコチラです↓

XQDカードはイイ

僕が今使っているXQDカードは、

Lexar Professional 2933x XQD 2.0カード 128GB (最大読込 440MB/s、最大書込 400MB/s)

というものです。

これを使うことで、撮影に関してはストレスが一切なくなりました。

バッファーフルになったことはあれ以来一度もないです。

また、パソコンに撮影データを取り込む時も、相当速いですよコレは。

カードリーダーは、先に購入していた「SONY」のXQDに付属していたものを使っていますが、サクサクです。

ソニー製の方がレキサーのものよりも値段が高いのは、性能の差もあるのでしょうかね。

先に購入していたソニーのXQDカードはサブとして持ち歩き、このカードリーダがまさかのメイン使用となりました♪

とにかく、大量に撮影した画像データをパソコンに取り込むスピードが速くなったことは、かなり気持ちが良いです。

レキサーのカードリーダーはコチラです↓

D500はダブルスロットなので、SDカードも挿していますが、今のところXQDカードだけで間に合っています。

 

最新の画像処理エンジンの絵造り

カメラ:NIKON D500 レンズ:AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8 ED VR SS:1/200秒 絞り:f/4 ISO:400 焦点距離:200mm 換算:300mm 手持ち RAW 露出補正-0.3

カメラ:NIKON D500
レンズ:AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8 ED VR
SS:1/200秒 絞り:f/4 ISO:400
焦点距離:200mm 換算:300mm 手持ち RAW
露出補正-0.3

D500は最新設計の次世代画像処理エンジン「EXPEED 5」を搭載しています。

このエンジンの処理能力により、高速連写であったりノイズ低減であったりと、新しい絵造りを楽しむことができるようになりました。

ISO感度10000とか、普通に使えますからね。

もちろん風景をしっかり撮りたい時にISOを上げることはしませんが、夕暮れの情景に飛ぶ野鳥を撮ったりすることができるのは、やはりこの最新エンジンのお陰だと思います。

2016年6月 カメラ:NIKON D500 レンズ:AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6 ED VR SS:1/320秒 絞り:f/5.6 ISO:800 焦点距離:500mm 換算750mm 手持ち RAW 露出補正+0.3

2016年6月
カメラ:NIKON D500
レンズ:AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6 ED VR
SS:1/320秒 絞り:f/5.6 ISO:800
焦点距離:500mm 換算750mm 手持ち RAW
露出補正+0.3

 

ただ、以前の記事でも書きましたが、APS-Cセンサーでここまで綺麗に撮れるというのは、ある意味では「創られている」とも言えるかもしれません。

でもデジタルデータというのはフィルムと違ってそういった性質をもっていますから、機種に依存した絵造りはそのまま楽しめばよいのだと僕は思っています。

デジタルの写真とは、センサーを通して、そして画像処理エンジンというフィルターを通した「データ」ですからね。

「本当は違うのに」といった考え方はナンセンスだと思っています。

僕は間違いなく、「D500」で撮れる写真を楽しめています。

 

高感度での撮影

カメラ:NIKON D500 レンズ:AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6 ED VR SS:1/1000秒 絞り:f/5.6 ISO:10000

カメラ:NIKON D500
レンズ:AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6 ED VR
SS:1/1000秒 絞り:f/5.6 ISO:10000

カタログスペックでは常用感度が、

ISO 100-51200となっています。

「常用が51200だと?」

と発売前は大騒ぎになりましたが、その「常用」という基準はあくまでもメーカーがうたっている基準です。

別に世界常用基準があるわけでもなく、それぞれのメーカーでも「常用」については独自の見解があると思います。

もちろんユーザーにとっても「常用」の基準は人それぞれですよね。

ちなみに僕の「常用」は、

D750だとISO 6400まで

D810だとうーん、3200くらいかな

そしてD500だとISO 10000くらいはイケます♪

このように人それぞれ常用は違うし、写真を撮った時のシチュエーションも千差万別です。

それでも一定の基準を自分の中に持つことで、イザという時に素速く対応できますね。

「よし、ここは10000で撮っちゃる!」って♪

ちなみにD500はISO感度を設定できるボタンが右側のシャッターボタンの近くにあるのですが、これが凄く使いやすいです。

出典:ニコンイメージングジャパン

出典:ニコンイメージングジャパン

 

もうD810のボタンだと使いづらいと感じるようになりました。

人間って「贅沢」ですよね(笑)

ただD500の性質上、動き物であったり連写撮影を求めることが多いので、ISO感度を素速く変更できる仕様は当然なのかもしれません。

風景を撮る時にはそれほどISO感度を頻繁に変えることはないですからね。

 

APS-C機の望遠効果

2016年5月 標茶方面 カメラ:NIKON D500 レンズ:AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8 ED VR SS:1/1250秒 絞り:f/4 ISO:800 焦点距離:200mm 換算:300mm 手持ち RAW 露出補正-1  

2016年5月 標茶方面
カメラ:NIKON D500
レンズ:AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8 ED VR
SS:1/1250秒 絞り:f/4 ISO:800
焦点距離:200mm 換算:300mm 手持ち RAW
露出補正-1

この恩恵を僕は今全身で感じています。

それまではAPS-C機といえば、

・D5300

・D7100

を今まで使ってきたのですが、その望遠効果よりも連射性能やAF性能に不満があり、使いこなすことは出来ませんでした。

ところがD500を使うようになると、そのAPS-Cの換算1.5倍という焦点距離にすっかり慣れてしまい、もはや後戻りはできない状態です。

以前、D7100とタムロンの150-600mmを使っている時はそれほど感じなかったのですけどね。

やはりタムロンの600mmという望遠端の描写に満足できなかったので、以前はAPS-C機を好んで使うことがなかったのだと思います。

その後フルサイズ機のD750でこのタムロンレンズには相当お世話になりました。

やはり「綺麗に写ること」って幸せなんですよね。

今はその「綺麗」を求めているので、テレコンも使っていません。

失くしたというのが大きな理由の一つですが、そのことはここでは言いたくありません。
もしかしたらそのうち見つかるかもしれないし。

僕の中で現在の750mmという焦点域は、もはやなくてはならないものになりました。

→参考記事:ニコンD500と街中を歩く~色々なレンズで試してきた

さて、ここまでD500の素晴らしさについて約2ヶ月間使ってきた感想を書いてきましたが、別な視点でも触れてみたいと思います。

 

僕がD500で使わない機能

ここでD500に搭載されている機能で、僕が全然使っていないものを紹介します(笑)

使っていないのだから紹介は不要なのですが、あえて触れておきたいと思います。

自分でも使えていないことを認識するためにです。

タッチパネル

DSC_6840

これは購入前はかなり気になっていて、実際に使うだろうと予想していた機能です。

スマホ世代にとっては、タッチパネルでの直感的な操作が便利なんじゃないかと想像していたのですが、実際にフィールドではその機能を使うことはありませんでした。

やはり、僕の撮影スタイルに合わないのだと思います。

主にD500で撮影する対象は野鳥や野生動物です。

そして風景も切り取りたければそのまま超望遠で撮ります。

超望遠レンズを手持ちで撮影していると、カメラ本体をかなりしっかりと持っていることになります。

約3.6kgと重いですからね。

すると、タッチパネルを操作するような指の動きにはならないんですね、どうしても。

NDS_2994

やはり両手でしっかりと持ちながら、使い易いボタンを押して操作するので、タッチパネルはほぼ使わないことに気が付きました。

なので、今ではその機能をOFFにしております(笑)

超望遠レンズでなければ使いこなすのも面白そうですけどね。

超ローアングルや、チルトモニターの利点を活かして使いたいです。

ちなみにモニターの画面は、タッチパネルを操作できるようにとフィルムタイプの保護カバーを選択したのですが、今ではかなり傷が付いてきました。

僕はやはり「ガラスタイプ」に変えたいと思います。

物は、評判の良いコチラにしようと思います。

1.3×クロップ

出典:ニコンイメージングジャパン

出典:ニコンイメージングジャパン

これも今のところほぼ使っていません。
この機能を使うことで、焦点距離500mmのレンズが35mm判換算で約2倍の焦点距離になるのですが。

つまり1000mm相当になるということですね。

これのアドバンテージはたしかに大きいですが、今のところはまだ使っていません。

たぶん、被写体がフレームからはみ出してしまうのを恐れているからだと思います。

クロップではなく、あとから「トリミングしよう」と、そんな感じです、今のところ。

→クロップについてはこちらの記事を:ニコンD810は万能カメラ?

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その他には、

・動画(4K)

・カメラ内比較明合成(比較暗合成)

・微速度撮影

なども、当初はもっと使うかと思っていたのですが、まだ全然使えていません。

もっともD500を手にしてからまだ2ヶ月ですから、これからですよね。

これらの機能の使用感や作例については、今後にご期待下さい!

ニコンD500は僕にとって必要なのか?

購入前はこんなことを考えていたのね、自分(笑)

トラブルは?

FullSizeRender

トラブルは皆無と言って良いです。

ただ、恐らく個体差で、一度だけトラブルがありました。

それはファインダーのアイピースシャッターが開ききらなくなったという症状です。

ニコンD500にトラブル発生~それでも撮り続けた訳とは

コレに関しては、実店舗ならではの素晴らしい対応をしていただき、カメラが新品になるというサプライズを体験させてもらいました。

今はその2号機を問題なく使っています。

他には気になるような不具合は発生していませんが、唯一バッテリーに関してはニコン公式からも情報が追加発表されましたね。

バッテリーに関して

これは、トラブルとはちょっと違いますが、

(一部抜粋)
コンデジタル一眼レフカメラD500において、Li-ionリチャージャブルバッテリー EN-EL15を使用した際に、「撮影可能コマ数(電池寿命)」が少ないとのお問い合わせをいただいております。

EN-EL15は2013年夏にバッテリーの容量を変えずに放電特性の変更を行いました。 D500で放電特性を変更する前のEN-EL15を使用した際には「撮影可能コマ数(電池寿命)」を満たさなくなります。D500以外の製品では、上記のような現象はございません。

D500には放電特性変更後のEN-EL15を付属していますが、D500をご購入されたお客様で、放電特性変更前のEN-EL15をご使用の方にはご希望に応じて放電特性変更後のEN-EL15に無償にて交換させていただきます。

といった内容でした。

たしかに僕も一個だけ古い品番のEN-EL15バッテリーを持っているのですが、D500に使った時、減るのが早すぎて驚きましたよ。

すぐにネットで調べると似た症状の方が多かったので、逆に安心しましたが(笑)

バッテリーの識別方法は、

出典:ニコンイメージングジャパン

出典:ニコンイメージングジャパン

「Li-ion01」が古いタイプで、「Li-ion20」が新しいタイプということです。

D500を購入時に旧式のバッテリーだったことが証明できれば、無償で交換してくれるようですね。

詳しくは公式サイトを確認して下さい。

→ニコンサポート:EN-EL15について

ちなみに僕のD500は新しいタイプのバッテリーで、予備に購入したものも新しいものでした。

D750やD810では、その古いタイプのバッテリーを使っていても、減りが早いといった症状に気付いたことはありませんね。

 

iOSのSnapBridgeはいつ対応になるのか?

IMG_9757

これですよ、これ!

楽しみにしている機能なのですが、まだ使えませんね~。

D500をスマホにBluetoothで常時接続し、様々な機能が使えるという「SnapBridge」ですが、2016年7月1日現在はiPhone等のiOS端末には未だ対応していないのです。

どうしたのですか?ホントに。

仲良くやって欲しいですよね、iOSとも(笑)

Androidとは仲良いみたいですからね(焼餅)

D500が発表された当初は「iOS版は夏以降の開始予定」と公式サイトにアナウンスされていましたが、SnapBridgeの専用サイトを見ると「8月以降リリース予定」と表示されていました。

夏以降というのは間違いないようです。

この最新情報については、当サイトからもお知らせしたいと思います。

→公式サイト:SnapBridge

 

まとめ

DSC_7415

僕はこのD500を手にすることで、新しい世界の扉を叩いた気がします。

それはやっぱり、今までなかなか撮れなかった野鳥の撮影ですね。

「僕にも撮れるようになった」

と気付いたことで、様々な夢が広がりました。

幸せ野鳥写真館

今では簡易テントをブラインド代わりにして「野鳥撮影」にも臨んでいます。

野鳥の鳴き声を聞きながら~初めてのブラインド編

とはいっても、まだそれほど撮影回数は多くないですけどね。

また、動き物の撮影だけでなく、時には風景も楽しんでいます。

カメラ:NIKON D500 レンズ:AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR SS:1/125秒 絞り:f/13 ISO:320 焦点距離:24mm 換算36mm 手持ち RAW 露出補正-0.3

カメラ:NIKON D500
レンズ:AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR
SS:1/125秒 絞り:f/13 ISO:320
焦点距離:24mm 換算36mm 手持ち RAW
露出補正-0.3

 

一瞬の光景を逃さないというこのカメラの特性は、そんな風景撮影にも効果を発揮します。

フルサイズ機のD810やD750と共に、両者にまったく引けをとらないこのD500でこれからも沢山の写真を撮り続けたいと思います。

長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます!

今後も最新情報や、掘り下げたレビューにご期待下さいませ♪

 

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