ニコンD500で星空を撮る~春の夜の北海道
2016/07/04
こんばんは。
昔から人混みが苦手なKENです(笑
GWはどこも混雑しているので、人気のない方へつい向かってしまいます。
もし有名な観光地に行くのなら、朝早くかもしくは暗くなってからが僕の時間になります(笑
さて、今年のGWは吹雪のオンネトーからスタートしましたが、5月2日の朝もそれはもう冷え込んでくれました。
そして天気予報で翌朝の「絶景」を想像できたので、深夜の暗いうちから出発したのですが、途中で幻想的な「三日月」が現れ、そこで足を止めました。
→関連記事:絶景に出会う確率を飛躍的に高めるコツ
D500による初めての夜空・星・月夜の撮影はどうだったでしょうか?
D500で月夜の星空を撮ってみた
車で走っていると、東の空に三日月が見えて、まずはそれを撮ってみました。
湖の側だったので、街灯の明かりが少し気になりましたが、物は試しです。
D500の実力を試すいい機会でした。

カメラ:NIKON D500
レンズ:AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8 ED VR
SS:1.6秒 絞り:f/3.5 ISO:1000
焦点距離:200mm 換算300mm 三脚 RAW
高感度の性能が高いと言われるD500ですが、果たして夜空の撮影には向いているのでしょうか?
この場面、D810やD750とは撮り比べてはおりませんが、結果は大満足でした。
月が明るいので、ISO感度はそれほど上げていませんし、SSも短めです。
それでもぼんやりと雲や湖・山などの景色が写ってくれました。
そしていよいよ初「星空」の撮影に挑みます。
天の川現る
湖周辺の街灯の明かりが「光害」となり、空も若干白んでいたので、「天の川」が出ていることには全く気付きませんでした。
この写真を撮った後に初めて気付き、よくよく肉眼で見ると、たしかに白っぽいモヤのような感じで天の川が南の空に出現していました。
街灯に加え、同時に三日月も出ていますから、星空を撮るのに条件は良くなかったです。
それでもISO 2000のSS 15秒で簡単に撮れたのは、やはりD500の性能だと感じました。
近くに踏切があり、「ナトリウム灯」のオレンジ色の光がタムロンの前玉にゴーストを作り出しました。
それでもきっちりと天の川が写ってくれたのは嬉しいですね。
人工衛星も幾度と無く、この夜は写ってくれました。
湖での長秒露光
D500による星空の描写にすっかり気を良くした僕は、今度は湖に向かいそこで長秒露光を開始しました。
(朝の絶景を撮影に行くはずでは・・・?)
まず、一枚目を撮って驚きました。
ここまで綺麗に写るのか?と。
このブログに載せている写真は、快適に閲覧できるようにかなり圧縮していますので、画質に関してはあまり良いとはいえませんが、実際はかなり綺麗に仕上がっています(RAW現像後)
実はこの時、同じ場所でD810でも撮影してみました。
果たして違いはあったでしょうか?
うーん・・・やはり違いますね。
滑らかというか、レンズにも寄るのでしょうが、やはり階調が豊かに感じます。
特にアンダーの部分のノイズの乗りが違うと感じました。
D500はダークがかなりノイジーですが、D810はやはり余裕を感じます。
そして天の川付近に写っている「人工衛星」、湖にも写っていました。
さすがD810だと思いました。
もしこの時、D750でも撮っていたらどう写ったのでしょうか?
今後確かめたいと思います。
続いては「三日月」が出ている方角の湖面を撮りました。
こうしてみるとダーク部分のノイズはそれほど感じません。
やはり月明かりがあったからだと思います。
まずはここまで見てきて、「星空や天の川」に関しては、D500でも十分に撮れるということがわかりました。
次は目的としていた「絶景」を目指してここから移動します。
→次回記事:ニコンD500にトラブル発生~それでも撮り続けた訳とは
(下記にカメラのキタムラのリンクを貼ります。高額な機器はネットで予約してから実店舗で受け取ることをおススメしています)
ニコン D500 16-80VRレンズキット 《納期約1ヶ月》
タムロン SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ニコン用
ニコン AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR
→関連記事:カテゴリーNIKON D500
→関連記事:マンフロットの三脚を一年間使ってみて気付いたこと