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2019年に東北海道で撮影した作品~第一部

      2019/10/12

こんにちは。

幸せカメラのKENです。

現在、写真活動はそれほど本格的にはやっていないのですが、それでも天気予報をチェックして、絶景遭遇確率が高ければ狙って撮影に行くことがあります。

例えば屈斜路湖の雲海発生などですね。

今年は75%の確率で雲海に出会えています。

実は訳あって機材のほとんどを昨年に手放したので、手元に残っているカメラとレンズだけで勝負しています。

今、手元にある機材は、

  • カメラボディ:D750
  • レンズ:タムロン15-30mm f/2.8
  • レンズ:タムロン90mm f/2.8マクロ

主にこの3つの組み合わせで撮影しています。

野生動物をクローズアップしたり、自分の好きな焦点域をカバーするには全然レンズが足りていませんが、「今ある物で楽しむ」ということをテーマに撮影しています。

そんな2019年ですが、これまでに撮影した作品をまとめたので撮影地情報などと一緒に紹介します。

時間があればゆっくりとご覧ください。

 

春を待つ美幌峠で見た朝日

2019年の3月24日に美幌峠で日の出を待ちました。

屈斜路湖の湖面はまだ凍結しており、まだまだ春は遠いと感じさせるロケーションでした。

写真の構図は三脚を使いカメラを水平にしていますが、雲の切れ間の角度と眼の前の斜面の角度のおかげで、なんだか傾いているような錯覚に囚われます。

 

曇り空に映える雌阿寒岳と阿寒富士

日本百名山のひとつ「雌阿寒岳」は、普段のイメージでは「オンネトー」という湖側から眺めることが多いと思います。

撮影ポイントもそちらが充実しています。

ですが、この写真のように釧路湿原方面からその姿を探すと、この時期であれば色褪せた林の上に冠雪した美しい山々を見ることができます。

撮影日は4月6日でした。

ちなみにオンネトー側から雌阿寒岳を見ると、

このようなおなじみの山の配置になります。

その形が特徴的な「阿寒富士」が右側にあります。

これは数年前の紅葉の時期に撮影した作品です。

僕はこのように「ただ対象を撮る」のではなく、自分なりに工夫して

「自分だけの構図」を探すのが好きです。

もっともそれが本当に「自分だけ」が見つけた構図なのかはわかりません。

でも探すことや創り出そうとすること自体が楽しいので、結果にはこだわらないで撮影しています。

 

星の降る丘で

この作品は4月6日に標茶町の「多和平展望台付近」で撮影しました。

丘がライトアップされていて、斜面にテントを張ってキャンプできるようになっています。

ですが、この時期はまだ残雪があり人の気配はありませんでした。

15mmの超広角レンズを使いローアングルの構図で、摩周湖の方から流れてくる雲も楽しみながら、煌めく星空を収めました。

展望台に上がると、360度の視界で景色を楽しむことができます。

この日はこの場所で車中泊をし、翌朝「摩周湖の日の出」を拝みたいと考えていました。

そしてまだ暗い時間に起きると・・・

 

この写真も「多和平展望台」付近で撮影しました。

午前3時10分に撮影しているので、東の明かりは「街明かり」だと思います。

シャッタースピード20秒で雲の動きが面白く撮れました。

そしてこのまま摩周湖に向かいました。

 

2年連続で結氷した摩周湖の朝

「凍らない湖」

そんなふうに思っていた摩周湖ですが、2018年の冬に初めて全面結氷した姿に出逢うことができました。

近くに住んでいても意外と気づかなかった摩周湖の、もう一つの姿でした。

 

その時の写真がこちらです。

この写真は2018年の2月19日に撮影しています。

この直後に全面結氷してニュースでも話題となりました。

そして、2019年の冬も同じように全面結氷したのです。

当然2度目というのはあまり驚かないものですね。

 

冷静に日の出が始まるのを寒さに耐えながら待ちました。

摩周湖に寄り添うようにそびえる「カムイヌプリ」の上に、特徴的な雲が湧き上がり赤く染まりました。

そして待ちに待った日の出の瞬間です。

・・・と思ったら、現像がここで終わっていました。

この時は、多分あまり好みではない「日の出写真」だったようです(笑

改めて考えてみると、たしかに僕は「太陽が昇る前」の情景が好きで、日の出が始まったらすぐに撮影を止める傾向があります。

これは多分、今まで野生動物を中心に撮っていたからだと思います。

太陽が昇るまでは色が変化する風景を楽しみ、日の出と同時に野生動物を追いかけていましたからね。

以前は常にカメラを2台持って行動していました。

たぶんその癖が残っていて、日の出をゆっくりと楽しめないようです。

 

早朝は小鳥や野生動物が活発に動き出す時間帯ですからね。

上の写真のような「朝日+動物」というのがとても気に入っています。

風景の撮影をストップして、彼らの存在に意識を集中します。

そうやっていると、思ってもいないような素敵な瞬間に巡り会えたりするんですね。

雑草のカーテンの向こう側で朝日を浴びながら毛づくろいするキタキツネに出会ったり、

 

道路に立ち込めた冷たい霧が朝焼けで紅く染まる中を、エゾシカの母子が移動していたり、

 

林道で光芒の中からエゾタヌキがトコトコと現れたり、

 

ふと小高い土手の上を見ると、ヒグマがリラックスしていたり。

こんなふうに朝は出会いのドラマがとても多くあります。

さて、それでは今年撮影した作品に話を戻しますね。

 

硫黄の匂いと温かい噴気の中で

弟子屈町の川湯方面に「硫黄山」と呼ばれる活火山地帯があります。

昼間は観光地として多くの人で賑わっています。

僕は主に夜にそこを訪れて、割れ目から吹き出す蒸気を月や星と一緒に撮影するのが好きです。

ただし危険もあるのでオススメはしません。

夜にこの場所を撮ると当然暗いですから、簡単にスローシャッターで動きのある表情を撮ることができます。

 

オンネトーに降る星を見つめて

この作品はキャンプ場になっている「オンネトー野営地」側の湖畔で撮影しました。

撮影日を見ると「5月5日」となっていました。

この時期はまだキャンプ場はオープンしておらず、オンネトー周辺には誰もいなかったと記憶しています。

湖面に映る星を撮ったことのある方ならわかると思いますが、空の星よりもキラキラと輝いていてキレイなんですよね。

ただ、それを上手く写し撮るのはちょっと難しいです。

水面は鏡のようではあるのですが、実際は動いているので星が歪んで写るのです。

ISO感度を高くして、露光時間を短くすれば流れないように写せるかもしれませんね。

 

次の写真は、2018年に北海道大規模停電があった夜に、釧路湿原で撮影したものです。

肉眼では本当に辺りは真っ暗で、星のあかりがハッキリと見えた夜でした。

約20万人が暮らす都市の近くで、こんなに天の川が見えるなんて驚きでした。

個人的には、こういった災害は苦になる性格ではないので、数日間キャンプのような生活を味わいました。

この時も水面に星がキラキラと輝いていたんです。

 

それでは今回はここまでとさせていただきます。

「数撃ちゃ当たる」と、年間に数万枚撮影していた数年前とは違い、今年はピンポイントで自分の心が揺れた瞬間だけに絞ってきたので、枚数は少ないですが記憶に残る作品が多かったように思います。

次回の記事にご期待下さい。

最後までご覧いただきましてありがとうございました。

次回記事はこちらです。

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